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煌めく光の中で


by fusk-en25

快晴。



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綺麗に晴れ上がった空。
気温も10度と暖かい。
おそらく日向ならもっと暖かいはず。。
と誰でも思うのか。。
ミッテラン図書館の階段でも。
サンルイ島の橋の上にも。河岸にも。キャフェにも
フランス人なら「オイルサーディン」と呼ぶようなほど。
人が溢れて。。いました。


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サンルイ島の河面には。
ゆりかもめやカモメがどっさり。
大きな白鳥までがいて。。
夫の祥月命日の献花にこしらえた花輪を。
ちらっと見にきて。。「なーんだ食べ物では無い」というかのように。
さっさと横は向いて。。
そのまま行ってしまうのかと思ったら。
なんと2羽の白鳥が。。
まるでバレエの白鳥の湖のような格好をし出して。
あの踊りは本当の形なのか?としばし見とれてしまいました。

もちろんこの日も。。自転車で。
まだまだ風が冷たいだろうと。
メトロにしようかと逡巡しながら。。
ゆっくり走ればいいと走り出したら。思ったより快適な日和になって。

夫が死んで13年。
それが長かったのか。。早かったのかは私自身でもよくわからない。
何れにしても一人で暮らして。
夫が生きていた頃はほとんど車の生活をしていたのが。
車の運転ができない私だからと言っても。
まさか片道7kmの道のりを自転車で走るなんて。
思いもよらないことでした。
思いもよらないと言えば。。写真を写すのも。
カメラを触ったことさえなかった私が写すようになり。
しかも写すのを楽しみに歩くようになるなんて。

もともと運動など大嫌いなはずの私が。。
どうして歩いたり走ったりもするようになったのかと。。
ちょっと不思議な気もして。
様々な。。思いもしなかったこと。。を一人でなら。。
だーれも代わりにやってくれない。。とぼやいていても始まらない。
仕方がないから。。という状況は。
ある意味ではやれることが増えるのかもしれない気もします。

後どれぐらい。。この状態を続けられるか?
だーれにもわからない。。だから。またいいのでしょうね。
献花をしながら。。
今年もゆらゆらと。。
流れていく花輪を眺めていたのでした。












# by fusk-en25 | 2022-02-06 09:54 | Comments(8)
決して。。嫌いではない。_f0221050_07340568.jpeg


雨が降ったり止んだりと。。ややこしい天気の末に。
日没間近に晴れ出して。
どんどん春めいてくる。。と思えるような気がする茜雲。
気温も10度もあって。
「立春」だなと思えるような日。


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部屋の模様替えは嫌いではない。
若い頃は。。しょっちゅう家具を動かして模様替えをしていた。
それも一人でやる。
こんな大きな家具をどうやって動かすの?
と言われることもあったが。
本箱は本を出してしまえばいい。
タンスなら引き出しを抜けば。一人でもなんとか動く。
新婚の頃。。
6畳一間に、
玄関に3畳ぐらいのダイニングキッチンとも言えないような部屋のある
小さな文化住宅?に暮らしていて。
その頃も夫のいない昼間の間に模様替えをして。
「玄関を開けたら。よその家かとびっくりした。」と言われたこともある。

今住んでいるアパートは。
収納棚も本箱も作り付けにしてしまい。
動かせるというと。居間のソファとテーブルぐらいしかない。
しかもここ10数年。今の配置でほとんど動かしたことがない。
ここ一月ほど。。気分転換に。
ソファとテーブルの位置を変えようかな?
とは思いながら。。
年ですかね。。昔なら思った途端に変えていたのに。
今は。。実際に動かすには。。ちょっときついか?と。
グズグズ思案して。。

でも。。
せっかく春になりそうな気配のこの時期。
「立春」ということにかこつけて。
動かして。嫌なら元に戻せばいい。と。


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動かしている間。猫は邪魔なので。
寝室に閉じ込めて。
終わって扉を開けた途端に。。2匹とも走ってきて。。
「ええ?どうしたん?」というかのように。
あちこち飛び乗ったり。椅子を引っ掻いたりし始め。
「こら。。やめなさい。。」と叱ると。
渋々降りてはきましたが。。
なんとなく変やな?というような顔はしました。
(動かす前の部屋の状態を写し忘れて、小さい写真は以前ベンジャミンを刈った時のもの。)

気分転換に模様替えしたと息子に写真を送ったら。
「ほおう。。でもな。ぎっくり腰にならんように。。」
と返事が来て。悔しい。。
でも明日。。ちゃんと起きられるかしら?

夜中になっても。珍しく。。まだ晴れていて。
久しぶりに細い細いお月様に会えました。
明日も晴れるといいな。


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ブログテーマ:DIYのすすめ
# by fusk-en25 | 2022-02-05 08:18 | 住む | Comments(4)

豆も鰯も。。

豆も鰯も。。_f0221050_10004034.jpeg


春を待ちわびる。。行事の一番最初は。。
「節分。立春」だろうか?
そういえば。。
立夏も立秋も。立冬も。。ああそうかと思うだけで。
「立春」ほどのインパクトはないような気がする。

今年のイワシは。マルシェにもいきのいいのが見つからず。
それでも「おしるし」は欲しくて。
冷凍の開いたイワシを解凍して。一夜干しにした。
一夜干しにすると冷凍魚のふにゃふにゃした生臭みのようなものが消える。


豆も鰯も。。_f0221050_10004000.jpeg


豆も鰯も。。_f0221050_10004088.jpeg

豆は。。
まくのは普通?の乾燥大豆をそのまま。まいて。。
食べる方は。。おつまみのあらかじめ炒ったものを買ったのは去年と同じ。
椎茸や人参も入れた五目豆も煮て。
一夜干しは軽く粉をふって。ほうれん草と一緒にソテーして。

母は。大阪市立の幼稚園に39年間勤めていて。
勤めていた大半は園児の保育に携わっていた。
幼稚園にも毎年節分の行事はある。
必ず豆を歳の数だけ勘定して食べるのだという。
「子供は豆の数も3つか4つやろ。
すぐ食べてしまって、私の食べるのをみんなで勘定するんや。
あまりたくさんでは。。年がわかってしまう。2つづつ食べたりするのやけど。
来年は3こいっぺんに食べた方がいいかもしれない。
子供は数を覚えていて。家に帰って。センセの歳は。。と言うからなあ。。」
「別に。。歳が知れてもええやんか。。」
「そら、あかん。。。誰もそんな歳のおばさんやとは思ってない。」
顔を見たら。いくら若作りしても一目了然なのに。。とは言いませんでしたが。。

幾ら何でも私も。。歳の数の豆を食べきれないので。数えるのはやめにして。
立春を祝うつもりの。。お酒のつまみにしました。

ちなみに。この日本酒。
フランスで作っていて。コメ自体は日本米らしいですが。
作っている山の水が軟水だとか。
思ったよりも美味しかった。


豆も鰯も。。_f0221050_10004155.jpeg







ブログテーマ:2月3日は節分の日
# by fusk-en25 | 2022-02-04 10:19 | 季節感 | Comments(8)

今日はこれを食べる日。

今日はこれを食べる日。_f0221050_09513824.jpeg


この時期になると。スーパーや冷凍食品店の広告にも。
クレープが並んでいる。
すでに焼いた出来合いのクレープだったり。
クレープに塗るジャムやチョコレート。
スーパーでは大袋の小麦粉(2キロ入り)や
クレープを焼く専用のフライパンが売り出される。

元々はというか本来は。「聖母清めの日」と言われる宗教儀式なのだが。。
春節や立春を祝うのと同じように。
春を待ちわびる気持ちがよりイベントを求めるのだろう。
クレープの丸さが太陽を模しているとさえ言われている。

宗教儀式の方は。。さておき。
どんなイベントでも季節感が味わえるのはいい。
私も。。
もちろん焼くことにして。
そば粉50g。小麦粉も50g。オリーブオイル大さじ1杯
牛乳200cc、卵一個をよく混ぜたギャレットタイプの生地を2時間ばかり寝かせて。
中火のフライパンにうっすらオイルをしいて焼いた。

この分量でおよそ6枚から7枚ぐらいのクレープが焼ける。
2枚にはハムやチーズ、炒めた玉ねぎを包んで。
あとの一枚はバターと蜂蜜を塗って食べました。

それにしてもたかがフライパン。たとえクレープ専用とはいえ。
同じテファールの製品なのに値段があまりにも違う。
いくら鉄板の厚さが異なると言ってもねえ。。


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# by fusk-en25 | 2022-02-03 09:54 | Comments(4)
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何日か前に。
読んでいた本の中に「アロス・コン・セボーリャ」という料理が出てきて。
小説だが。作り方まで詳しく載っていた。
作りたくて。。試作もした。(https://kiramekuhi.exblog.jp/32550227/
簡単な割には美味しいご飯料理だった。。

米料理のことをアロスというらしいが。
セボーリャのことは小説の中には書かれてなくて。
なんの意味だろう?
スペイン語を全く解せない私には。。まるきり想像もつかない。

セビリア風という意味かなと思ってもみたが。
ちょっと違う気がする。
今時のことだから翻訳ソフトならわかるかもしれない。
検索したら。。
セボーリャとカタカナで出て来ただけ。
アロス・コン・ポヨ。のポヨは鶏肉のことだと書かれているレシピは見つけた。
それなら。。適当に。豚肉とか玉ねぎをまた翻訳ソフトで検索をする。
どうやら。。セボーリャは玉ねぎのことらしい。
玉ねぎご飯?
やたら簡単な名前と。。おかしくなるぐらいだった。
もしも玉ねぎとピーマンを入れて炊けば。
Arroz con cebollas y pimientos(アロス・コン・セボーリャ・ピマント?)
になるのかしら?

検索したレシピを見ていて。。
そういえば。
随分昔。
スペイン語の料理の本を知人にもらったことを思い出した。
もちろんちっとも読めない本のこと。
しかも料理の写真がたくさん載っていたわけでもない。
でも私が。。本を捨てるはずはない。
棚の隅を探し回ったら。。ありました。
目次を見たら。米料理アロスのページはある。
でも「Arroz con cebollas 」の項目はない。
あまりにも基本料理でレシピにするほどのことがないのかもしれない。

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パソコンで検索したスペイン料理のレシピに、
米料理の中にデザートの「アロス・コン・レーチェ」が出ていた。
ふーん。。ミルクと米だけで作るデザート?
米を砂糖とレモンの皮を刻んで入れたミルクで炊き。
型に入れて冷やして食べるという。

美味しそう。やってみよう。
レモンの皮を刻んで。ミルクと砂糖で味をつけ。
本来は米から炊くようだが。ご飯でもいいらしい。
ご飯を入れて柔らかくなるまで煮る。
炊き上がったミルク粥を型に入れて冷やす前に。
風味をつけるためにウイスキーに漬けていたレーズンも入れて。
30分間冷蔵庫で冷やして。
味はいい。でももう少しミルクの分量を多くして柔らかくした方が良かった。
スペイン料理の本にも。
このアロス・コン・レーチェらしきものは載っていて。
極々ポピュラーなデザートのようです。
フランスでいえば「ガトー・リ」と呼ぶものに似ていました。









# by fusk-en25 | 2022-02-02 07:48 | ままごと | Comments(8)