煌めく光の中で


by fusk-en25

鳩の卵

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12月とは思われない暖かさだからか
毎朝土鳩が2羽3羽。ベランダでクウクウと鳴き騒ぐ。
今の時期にまさかとは思うが巣をかけられて卵を孵されるのは嫌だから
注意はして追い払うのだが ちょっとした加減で
今年は2度 巣をかけられて卵も見つけ。一昨年は知らない間に雛も孵った。
卵なら見つけて処分はできるが。
雛は殺すわけにもゆかずひたすら飛び立つまで待つしかない。

20年ほど前に。ベランダにクレマチスが藪のように茂っていて。
「カワラヒワ」が巣をかけて3羽孵ったことがあった。
そんな綺麗な?小鳥は大歓迎で
毎日そーっと覗いて見ては 楽しんでいた。
親鳥が餌を運んでくるのを見ていると
実に小鳥は少食だとその時 思ったものだ。
息子が小さな頃。手乗りにしたくて、
度々文鳥や十姉妹の生まれたてに近い雛から育てたのだが
10羽くらいの中で育つのはいつも2羽か3羽だった。
あれはどうやら餌をやりすぎて育たなかったのだろうと
カワラヒワや鳩の餌付けを見ていて思う。
親は日に何度もやってくるわけではなくて
餌もほんのわずかしかやらない。
雛を飼っていた頃は
大きな口をあけてわれ先にぎゃあぎゃあ鳴いて雛が餌を欲しがると
食べ足らないのかとついつい多めにやってしまう。
自然界ならそうも豊富に餌があるわけでなく
きっと少食でないと鳥は生き抜けないのだろう。

土鳩にしても
ベランダの鉢と鉢の間のこんな狭い場所によくも巣を作ったと。
しかも何処かから枝や草も運んできて。
巣を作る巧みさは褒めてやりたい気がする。
鶏の卵と比べると鳩の卵は随分小さかった。
食べると どんな味がするのだろう。
病気がうつると嫌だから食べはしなかったが。
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# by fusk-en25 | 2015-12-06 07:53 | 動物 | Comments(0)
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この時期になると街のあちらこちらで
クリスマスバザールが開かれる。

友人のビルギッタが案内状を送ってくれるスウェーデン教会のバザールへは
彼女に会うのを兼ねて毎年でかける。
近頃こそIKEAがパリ近郊にできて
集まる人も少なくなったと在住のスウェーデン人達はぼやくのだが。
それでもかなりの人がいそいそとスウェーデンのパンやチーズや鮭の燻製を
大きな袋にいっぱい買っているのを見ていると
新年を迎えるために買い出しをしていた日本の年末を思い出して
懐かしい気持ちにもなる。
食べ物だけでなくクリスマスのオーナメントやプレゼントにぴったりの
手作りの物も多く並んでいて見ていても楽しい。
値段もそんなに安くはないのだが収益はすべて教会付属の学校に寄付されるから
皆心得て買っているようだ。
しかも売り子をしている人達の張り切りようはすごい。
全員がボラティアだから、計算もたどたどしいのだが
この日のために生きてるのではないかと思えるほどの熱の入れように
見ていてもほほえましい。
1940年代の戦争中は互助組織がもっとしっかりしていた
と年配の方々は懐かしそうに話されるが。
今の人達の活躍ぶりを見ていてもそれは判るような気がする。

キャフェテリアでグロッグ(ホットワイン)をビルギッタと飲んで
「これを飲むとクリスマスが近い気分になるね」と二人で笑った。
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# by fusk-en25 | 2015-12-05 10:32 | 散策 | Comments(5)
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週初めに 市庁舎のクリスマス飾りが灯された。
うちのベランダから見えるのは横だけだから。正面を見に行った。
ここ数年は電飾も同じ物を使っていて、いつも樅の木だけを新調する。
樅の木の飾りもほぼ毎年同じ趣向で。
特別びっくりするほどの綺麗さはないが
こじんまりした市庁舎にはこれぐらいの素朴さがいい。
何年か前の今頃かなり寒くて、
樅の木の上に雪が降り積もり
それは綺麗なホワイトクリスマスになったことがあった。
今年の暖かさではそんな感じはしなくても
大きな樅の木には何か心を楽しませる雰囲気がある。

商店街にもクリスマス飾りがちまちまと飾られだして。
安物雑貨屋に大きなフランス国旗がはためいていた。
テロ事件の後。国旗がかなり売れているようだが。
実際に普通の家で掲げられているのは見たことはない
何かの催しにでも使っているのだろうか?
屋根や窓辺にひっついて登っている大きなサンタクロースも
飽きられてしまったのか
近頃は売ってはいても家につけられているのは少なくなった。
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# by fusk-en25 | 2015-12-04 09:52 | 季節感 | Comments(6)

写り込みが好きで。。

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昨日は夫の誕生日だった。
いくら誕生会好きの家でも7年にもなると
「今日は誕生日だったね」と言うだけにはなったし。
生きていたら。。。などと年も数えなくなったが。
最初の2年か3年ぐらいは
「一緒にご飯を食べようか」と息子たちと食卓を囲んだものだった。
流石にケーキは焼かなかったが。

誕生日が過ぎると
その年に写した写真の中から。
年末年始の挨拶状のようなものを考え始める。
簡単な文章を私が書いて印刷し
写真を貼ってカードにするのだが
毎年どんな字体にしようか。縦がいいか横がいいかなどと
何枚かの写真を試しに焼いて考えるのも楽しいものだった。

この橋の写真も2006年に使って。
その少し前に建て替えられたセーヌ河にかかるソルフェリーノ橋の形が好きで
何度も見に行っていたらしく、たまたま渡ってくる人に光があたり
綺麗なシルエットが浮き出たと話していた。

夫が写す写真に彼自身が写ることはほとんどないから
紺屋の白袴と思えるほど夫の写っている写真は少ないのだが
それでも本人も自分自身を写したかったのだろう。
影や写り込んだ姿は上の写真のようにかなりの数を写している。
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# by fusk-en25 | 2015-12-03 10:38 | 追憶 | Comments(0)

柿を干す。。

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ひと月ほど前からマルシェやスーパに柿が出てきた。
樽柿のタイプはスペインかフランス産だか
少し渋が残っていて、完熟させてトロトロになってから
スプーンですくって食べる。
私はぐにゃぐにゃの柿は嫌いで、柿はかりっと固いのがいい。
だから渋が残っているのを逆手にとって干し柿にしている。
干し柿などどうしても食べたいような物ではないが
窓辺に干していると
秋の農家の軒先にずらりと並んだ干し柿の綺麗な光景が思い浮かび。。。
季節感が感じられるような気がして。
飾りの気分を優先して毎年幾つかは干してみる。

今年もどうしようかと迷っていて
スーパに行ったら柿を安売りしていたが
時期としては少し遅い目だし、
柿自体も大き過ぎると思いながらもやっぱり買ってしまった。
20数年前に干し始めた時はヘタに枝がついてないから、
ヘタの周囲にぐるりと麻紐を巻きつけたのだが
それでも外れることが多く、この頃は柿に直接針で紐を通す。
向いた皮はぬか漬けに入れたくて、よく洗って干した。

下の写真の干し柿はずいぶん前に写したもので
よく乾いている方は干し始めてほぼ2ヶ月経った頃だと思う。
数の多少はいくらか違うが毎年飽きもせず干してはいる。
皿にのったのは去年の柿で正月に柿なますにしたらおいしかった。
今年はいつ頃乾くだろう。
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# by fusk-en25 | 2015-12-02 07:53 | ままごと | Comments(4)

錦秋も。。最後に。

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まるで真冬のような朝晩2度や3度の気温が
ここ数日はちょっと緩んで、今日は15度。
ホッとするような暖かさになった。

公園の樹木はすっかり葉も落ちてしまったが。
建物と建物の間の空間はいくらか暖かいのか
今頃になって葉が色づきヒラヒラと舞い始めた。
錦秋もこれが最後かな?と思う。

落ち葉や松ぼっくりを拾ってくるのも好きだが
海岸や河岸のまーるい平な小石を見ると。
いつの間にかポケットに入れている。
そんな小石で箸置きを作った。
箸置きはできるだけ小ぶりのものが欲しくて探すのだが
なかなか見つからず たまっていた平な小石を並べて。
石そのままでは、いかにも拾いましたの感じだから
ちょっとだけ細工をして。使うことにした。

鳥の形の方は樹脂粘土で焼いてニスを塗った。
酉年に作ったからもう10年以上使っている。
最初は白い方も6羽いたのに、ゴミに紛れて捨ててしまったのか
いつの間にか5羽になってしまった。
時々他の干支も作ろうかと思うのだけれど、
なかなか形を思いつかずに。時が過ぎる。
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# by fusk-en25 | 2015-12-01 08:15 | 手仕事 | Comments(6)

微塵切り。。。

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ここ数ヶ月の暖かさで
ベランダのパセリがまだわさわさと茂っていて。
寒さで枯れてしまう前に使おうとたっぷり摘んで
戻しておいたひよこ豆で「ファラフェル」を揚げようとフードプロセッサーで挽き
パセリだけでなく玉葱や、人参も微塵切りにした。
レシピにはパセリも玉葱もひよこ豆と一緒に機械で挽けば簡単だと
書いてあるのだが 一度一緒に挽いたら、豆が緑に染まって綺麗でなく
舌触りも良くなかったのであえて玉葱もパセリも人参も別々に刻む。
豆も生のまま挽くと、蛋白質が凝固して
卵などのつなぎを入れなくても揚げると綺麗に固まる。
元々ファラフェルは中近東の食べ物で、パリではユダヤ人街のお惣菜屋や、
ビタパンのサンドイッチに入れられたりして沢山売られているのだが
家で揚げたてを食べる方がやっぱり美味しい。
食べていて檀一雄の暖流クッキングに載っている
おからをベースにした「大正コロッケ」に少し味が似ているような気がした。
ファラフェルは
ヨーグルトか胡麻ペーストに香辛料を入れたソースで食べるのが一般的だが。
今日はフライドポテトも一緒に揚げて辛子醤油で食べた。

調理器具好きの私は 微塵切り用の包丁も持っていて。
包丁の中程のかすかな膨らみがうまく作用して綺麗な微塵切りができる。
真鍮の方をアンチックで見つけた時は微塵切り用の包丁とは知らなくて
形が綺麗だから、ケーキでも切り分けるに使うのかと思って買った。
普通の包丁でも微塵切りができなくはないのだが
専用の包丁ならどんな使い心地だろうと小さなステンレス製を買ってみて。
包丁の上の丸い穴は最初は収納の際にひっかけるために
つけられているのだとばかり思っていた。
それにしては取手の下の部分にもかけられるようになっている。
おかしいなと思いながら使ってみて。
この丸い穴は左手の親指と人差し指で包丁を挟んで固定する為に
つけられているのだと気がついた。
アンチックの包丁も穴がつけられているのはきっと微塵切り用だと思い
試しに穴を指で挟んで微塵切りをやってみたら実にうまく切れる。
穴を開けるだけのこんなちょっとしたことに工夫ができる人間の知恵に
なんとも嬉しい気持ちがする。
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# by fusk-en25 | 2015-11-30 10:27 | ままごと | Comments(2)