煌めく光の中で


by fusk-en25
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昼から所用でパリに出かけた。
薄曇りだったが暖かで。用事が終わってからバスに乗ろうと
停留所を探していたら満開に近い「緋寒桜」のような樹が目に付いた。
ほとんど白に近いピンクの花が一面に咲いている。
あちこちに緋寒桜が咲き出しているのだが
今年は凍てつく寒さの日にちが少なかったからか
どの花もくすんでいて 綺麗に咲いている花はあまり見かけない。
この花もぼうぼうとした枝ぶりがもう一つだなあなどと
自分の写真の腕の悪さは棚に上げてぼやきながら写していた。

夕方に近所の映画館で河瀬直美監督の映画「あん」を見た。
フランス名は「les délices de Tokyo」
ハンセン氏病患者と。罪を犯して更生した青年が
どら焼きの「餡」を通して心を通い合わせるテーマだが。
予告編も観ていて。結末も想像できたから。
正直なところ映画自体は可もなく不可もなしの感じだった。
主題が主題だから観ていても気分が昂揚しなかったし。
こういう話はこんな風にしか終わらないだろうなあと思いながら。
ただ風景の桜や、若葉の綺麗さ樹木の自然さには心が惹かれた。
そして樹木希林がなんともいいおばあさんの役者になっていて。
訥々とした話ぶりには感心した。

上映中の映画の一コマを写そうと思ってカメラを持って行ったが
写せるような場面がなかったから 
映画館の看板になっているスチール写真を写してきた。
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# by fusk-en25 | 2016-01-29 10:03 | 思う | Comments(6)
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レゴは進化をしている

クリスマスプレゼントにもらったレゴの一部を孫が持ってきて組み立てていた。
私にとってのレゴは息子の時にもやっていたから
2世代目なのだが。それにしてもレゴは進化していると思う。
昔はブロックパーツにキャラクターなどほとんどなくて
何か一つの物を作ってはまたそのブロックを応用して他の物を作る。
バラしてまた組み立てることはしょっちゅうやっていたし。
展開して別の物を作るカタログも売っていて
その中で使うちょっと違った小さな部品(ランプや旗、扉の開閉部分等)を
注文して買うこともできた。

それが今の時代になると様々なシリースが出ていて。
あまり転用や応用はきかない。
その代わりに人形の顔も多彩なら、着ているいる服。髪型。帽子。
持ち物にはピストルや刀等また種類が豊富でまあこんな物まであるのかと驚く。
自動車の曲線はまるでミニカーと同じように丸みを帯びて作られていて
ブロックのゴツゴツした硬さも無くなった。
孫の持ってきた消防のシリーズについていた
犬のダルマシアンにやるソーセージには笑ってしまった。
その犬も何種類か居て、餌もソーセージだけでなく鶏のもも肉もある。
今の子供達は遊び方も分解して違う物を作るより
出来上がった形のままそのキャラクターになりきって遊ぶことが多いらしい。

そのどちらがいいとは一概には言えないが。
なんとなくレゴも違ってきたなあと思いながら眺めていた。
気分的にはそんな変化を「時代」だと呼ぶのかもしれない。。。
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# by fusk-en25 | 2016-01-28 09:36 | 思う | Comments(8)

卵を茹でて

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私の子供の頃はひもじくて仕方がないと言う飢餓の時代では無くなっていたが。
食料品の数も少なく
卵はまだバナナやパイナップルの缶詰同様貴重品だった。
病気見舞いに籾殻を入れた箱に
10個か20個の卵を綺麗に並べた物をもらったこともある。

姑は愛知県の片田舎で育ち8人姉弟の長女だったから
卵を茹でて一個丸々食べることもおそらく少なかったのだろう。
ゆで卵が大好きだった。

1976年頃だからもう40年も前の話だが
姑が大阪の歌舞伎座に京都から舅と一緒に観劇に来たことがある。
芝居の前売り券を私が用意していたのか。
歌舞伎座の前で待ち合わせ、幕間に食べる色々なおやつと一緒に
卵を5つ茹でて持って行った。
二人が2個づつの4個では数が悪いと言いそうなので5つ入れた。
昼の部を観て夕飯は私の家に帰ってきて食べることにしていて。
夕飯に戻ってきた姑が私の顔をみるなり
「あんた ゆで卵を5つ入れといてくれたやろう。
お父ちゃんに2つ剥いてあげて、私も2つ食べてん。
それでもう一つ食べなはる?と聞いたら、お父ちゃんは要らんと言わはった。
ほんで私はもう一つ食べれて、3つも卵食べたんや」と。
なんとも嬉しそうな顔をして話した。

今なら一度に3個も卵を食べるなんて体に悪いと言われそうだし
その時も卵はもう貴重品では無くなっていたのだが、
あの時のくしゃくしゃと顔をほころばせて
大ご馳走を食べたような話ぶりをした姑の顔は忘れがたい。
もうそれも何十年と経ったというのに
卵を茹でるといまだにあの時の姑の顔を思い出す。
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# by fusk-en25 | 2016-01-27 08:09 | 追憶 | Comments(8)

冬の朝

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宵っ張り、朝寝坊の私は明け方の陽を見逃すことが多いのだが。
たまに今朝は早く。。。と言っても、8時に起きた。
普通の家なら遅いぐらいの時間だろう。。と苦笑もしながら。。。

ちょうど。ベランダが白んできて朝陽が登り始める。
朝焼けを浴びて、屋根の煙突から出ているふわふわした水蒸気も紅に染まる。
この時間の空の刻々と変わる色合いはいつ見ていても飽きることがない。
太陽の角度も変わってきて。台所や居間の壁にも
ほんの少し朝陽が入るようになってきた。。
日一日春が近づいてくるのだと思うとなんだかそわそわもして。。。
そんな気持ちを抱きながらずーっと光の移りゆく様を眺めていた。

一月ほど前に刈り込んだベンジャミンに新芽が吹き出した。
「えらいねえお前は。。。健気やね」と声をかけてやりたい気がする。
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# by fusk-en25 | 2016-01-26 09:16 | 空を眺める | Comments(8)
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むわーっとするような暖かい風になった。
温度計を見ると13度。温いはずやなあ。。。
昨日一日中、しょぼしょぼ降り続いた雨で空気も重い。
暖冬もいいがこう生暖かい空気ではなんと無く体も重い。

零下14度の大寒波の冬。寒波が通り過ぎて零下2度ぐらいになると。
それまでの凍える寒さに体が少し慣れたのか
「今日は暖かいね」と皆が薄着をして風邪をひいたという
笑うに笑えない状況になったのを思い出す。
今日のこの生暖かい空気もかえって風邪をひきそうな気がして。
ゆっくりとホットオレンジを飲んだ。

オレンジママレードを煮た残りの皮を使って
台所に部屋飾りを作った。
ヴェランダの月桂樹を一枝を切って。
シナモンスティックとレモンの皮を絡ませて
セントラルヒーティングの入ってくる湯の管にぶら下げた。
ほんのり部屋中に柑橘類の香りが漂う。。
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# by fusk-en25 | 2016-01-25 09:11 | 住む | Comments(2)
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ヨーグルトやクリームチーズに添えようと
オレンジでマーマレードを煮た。

レシピはいつもの佐藤雅子さんの「保存食ノート」から
何度もこのレシピで作ってはいるが念のために作る前には本に目を通す。
オレンジは皮を使うからBIOの店で買ってきて。
皮を出来るだけ薄く刻み。
鍋に水と皮だけを入れて皮が柔らかくなるまで煮て一晩寝かす。
翌日レシピにはオレンジの実をほぐすと書いてあるのだが
私は袋ごと細かく刻んで砂糖と一緒に鍋に入れ
苦味を出すためにレモンの汁も半個分入れる。
今回は砂糖の半分を蜂蜜にして甘さを確かめながら煮詰め
あまり煮詰めると汁気が少なくなるような気がして
パンにつけるよりヨーグルトに添えるつもりだったから
ちょっと緩めで煮詰めるのをやめた。

どんな果物を煮ていても思うことだが
今日も家中がオレンジの香りで満ちて
炊きたてのママレードを熱いお湯で溶かして飲んだら
とても爽やかで 
暖房がカンカンに入っている乾燥しすぎの部屋の
喉のいがらさがなくなったような気がした。
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# by fusk-en25 | 2016-01-24 07:00 | ままごと | Comments(4)

初霜。。

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寒波も一休み?なのか昨日までの零度の気温が少し上がって
夕方には10度近くになった。
凍える寒さより身体は楽でも なんとなく真冬のピリッとした寒さにも憧れる。
昨日の朝は初霜を見たのに、たった1日2日でおしまいなのか。。
それにしても紅葉といい。積雪といい
この霜も見ていると自然のかもす光景には息を呑むような美しさを感じる。
ただ霜が降りただけで
枯れ葉がなんと輝いて見えることか。。

もう市庁舎も。街路もクリスマス飾りを外しているのに
玄関の広場にはまだあの素っ気ないクリスマスツリーが残されていて
しかもご丁寧に誰がつけたのかサンタクロースまでがくっついていた。
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# by fusk-en25 | 2016-01-23 08:47 | 散策 | Comments(0)