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映画「吉野への旅」

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わが街の市営の映画館に
河瀬直美の映画「吉野への旅(原題はvision)」が2週間上映される広告が出ていて。
土曜日の午後3時だから少しは混んでいるかと思ったのに。
観客はわずかに10人。ほとんど年配の人ばかりだった。

どちらかと言えば。河瀬直美の映画はあまり好きでない。
特に始めの頃のカメラを固定させずに映されていた映画は。
画面が歪むことが多くて。
見ているだけで情緒不安になりそうで好きではなかった。

前回観た「餡」は画面が歪むような撮影ではなくなっていたが。
どうしてこんな展開になるのだろうと。
背景や内容にわからないところがあった気がする。

そして今回の「吉野への旅」。
吉野の山や森が主題になっているからだろう。
確かに情景は綺麗だった。
しかも。。
私の祖父母は奈良と三重の県境の山あいの村に生まれ育ち。
今でも祖先の墓は持ち山のはずれに残っている。
墓守をしていた大叔父は40年近く前に亡くなって。
家も無人化して朽ちてしまったが。
この映画の中の家の佇まいや周辺の山々の様子は。
私の中に残っている。。幾らか私自身の郷愁もあるのだろうが。
祖先の地のあの懐かしい光景に酷似していて。
映画を観ているだけで大叔父の声さえ聞こえてきそうだった。
https://kiramekuhi.exblog.jp/25614931/
そしてまた山を守りしてしている人たちの自然さも。
失われていく寂しさも含めて共感が持てる作品だった。。

ただ。。物語を読む場合でも映画を観る時でも
行き着く先を何となく想像しながら読んだり観たりするものだが。
この映画は一体どういう展開になっていくのか。観ている間中全くわからず。
現実の話なのか。それとも回想なのか。幻想なのか。
その説明がなされずに物語が交錯して?話の辻褄がよくわからない部分が多かった。
わからない分。。どうしても観ていて不安な気持ちは起こる。
でもうっとりするような美しい自然の景観を観れただけでいいか。
と。。その情景には満足はした。


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by fusk-en25 | 2018-12-09 07:35 | 好み | Comments(2)

竹を見る



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「知り合いがパリで展覧会をする。」
友人からメールが届いた。
同じ行くなら初日がいい。。
オープニングの時間を尋ねて。見に行った。

竹細工では4代目に当たる方の展覧会という。
行く前にホームページも眺めて。。
伝統に新しい試みもされていると書かれていて。
楽しみにしていた。

会場はパリでも画廊通りと呼ばれるような場所にある。
夕暮れのパリも散策しながら。。
あちこちのウインドウも眺めて。

作品は。
竹という素材の繊細さをいかにダイナミックな感じに展開するか
と考えておられるような作品が多かったように思う。

またまた。。ちゃんと作品を写さずに。。
会場の中からの外の眺めがいい。
のぞいている人の表情も楽しい。。
あんなところに作品が写り込んでいる。。などなど。。
いつものように。。
そんなことばかり考えて写してしまうのでした。

三味線の演奏も入り。。
作者も写っておられます。
https://mingei.gallery

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by fusk-en25 | 2018-11-25 10:55 | 好み | Comments(2)

楽しいオブジェ。

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友達が楽しいオブジェを作ってくれた。

まず写真を送ってきて。
「もしも良かったら。あげる。」いらないならはっきり言えと言う。
作られた物にケチをつける気は無いのだが。。
どんなものにも辛口の批評をしてしまう私の性質を見抜いているのだろう。
「あら、いいじゃない」と言うとニコニコして持ってきてくれた。
それにしても力作?ではある。
これだけウニの貝殻を集めるのは大変だっただろう。
集める手間より。
貝殻のトゲトゲを外す方が難しかったと笑う。
「力入れたら。貝殻がぐしゃっとなるねん。。」
でも楽しかったらしい。
隙間を埋めるのにも。ああだこうだとパズルみたいだったと。

この電灯だけで。部屋自体が明るくなるのではないが。
ふんわりとした光もまたいいかな。と思えるようなオブジェだった。


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by fusk-en25 | 2018-11-21 07:52 | 好み | Comments(2)

案内状を頂いて。。

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親しい人から展覧会の案内が届いた。
夫は写真家。妻はオブジェ作家である。
二人のコラボの展覧会という。

フランスの展覧会に作者は「ベルニサージュ」と呼ばれる初日にだけ在廊はする。
その日に親しい人を集めて。
簡素なつまみと何本かのワインや水を飲みながら。。
ああや、こうやと談笑する。
作品についての話だったり。お互いの近況を報じたり。と楽しい集いでもある。

ええ?コラボと言うのに。オブジェの展示はなくて。写真だけ?
どうして?
オブジェの出品はやめたのかと思ったのだが。。
よく聞いてみると。
写真の中の「オブジェ?」らしきものの構成を彼女がやったと言う。
ふーんそう言う方法もあるのか。。

彼ら夫婦は二人とも。私より5、6歳年配で。
こんな老齢?なんて言うと叱られそうだが。。
今年の夏に写したの。。と言われる作品を見ると。。
また嬉しい。
私も負けずにやらなくっちゃっと言う気がしてくる。。

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by fusk-en25 | 2018-11-09 08:31 | 好み | Comments(4)
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10月3日から始まった「ミロ」の展覧会をグラン・パレに見に行って、
90歳で亡くなったミロの生涯を網羅された展覧会だけに
かなりの数の絵もオブジェも陶器も出展されていました。
天気も悪く。かなりの寒さになった日曜日。
それでもさすがにと言うか。。多くの人で賑わっていて。。
予約をして行ったので。そうも長い列は並びませんでしたが。。

それにしても90歳近くになってもしっかり楽しく絵を描いているのがすごい。。
と言いたいような楽しい作品が並んでいて。
センスがなければこの絵は描けないねえと感心もして。。
誰だって深刻な絵なんか見たくもない。
まして家にかけたいなどとと誰も思わない。なんて半分悪口みたいなことも言いながら。
卵一つ置いただけで椅子さえオブジェになっている。卵がなければただの椅子。
フォーク型の?オブジェの影がまたいい。などと。
まるでどこを褒めているのかわからないようなコメントをして楽しみ。。

小さな子供達もかなりたくさん見にきていて。
途中でくたびれたのか。
通路で父さんとミニチュアの自動車で遊んでいるのも微笑ましい。
オブジェに映った私の顔も。。やっぱり写してしまいました。

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by fusk-en25 | 2018-10-29 10:23 | 好み | Comments(6)

買い物をして。。

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日曜日にベルシー公園に行った。
ついでに。
隣接しているショッピングモールのベルシーヴィラージュも覗く。
目当てのカイザーのぶどうパンとバケットを買って。。
夕暮れにはまだ少し時間がある、空も明るい。。
他の店へもブラブラ散策して。
ひと月ほど前にできたデンマーク系の「ソストレーネ・グレーネ」に
木綿の編み糸を買うつもりで入った
迷路?をイメージしたと言う店内をあちこち眺めて。。
手頃なガラスのティポットを見つけて。

ティバックの代わりに麻の茶袋を使い出してから。
湯がお茶の色に染まっていくのを見ているのが楽しくて。
手持ちのガラスのメジャーカップを使っていた。。
でも。。あり合わせだけに優雅さには欠ける。
何かいいポットがないかとスーパーでも探していた。
模様が入っていたり、ガラスが分厚かったりと買いたいようなものはなくて。

このポットならなんの模様も無い。
お茶屋に売っているガラスのポットのように中にすのこも付いてなくて。
単にガラスの入れ物という感じだが。。このシンプルさが気に入った。
買おうと思ってレジに行ったら、さすがに日曜日。長い列ができていて。
わざわざ混んでいる日に買うことないしなあ。と手ぶらで帰って。
平日の午後に改めて買いに行った。
レジにはだーれも並んでなくて。。勝手に包んでくださいねと言われて。。
包装コーナーでしっかりポットを包んでリュックに詰める。
持って帰って。早速お茶を入れて。。眺めた。

翌日珈琲もこのポットで落としてみた。
なんと口径がメリタのドリップにぴったり。。
珈琲の色も見える。
思ってないものに。ぴったり使えるのは。。またちょっと嬉しかった。




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by fusk-en25 | 2018-10-27 08:30 | 好み | Comments(4)

自転車屋さん。

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何週間か前から。新しい自転車を買おうかな?と。
ネットで自転車を見ていた。。
値段の違いだけでなく。。なんと沢山の機種があるのだろう。

今乗っている自転車は40年近く前に息子に自転車を買いに行って。
たまたま店先で籠のついた女乗りの自転車を見て。
ついでに私のも。。と買ってしまった全くの衝動買いで。
その当時。自転車には乗れても自転車の知識は何もなかった。
しかも乗っていたのは車を買うまでの5年か6年間だけで。
息子の歯の矯正の往復について行ったり、マルシェにたまに出かけたぐらいに過ぎない。
そのあとの30年間はほとんどこの自転車は倉庫に入っていた。

10年前に一人暮らしを始めて。。
日常の物を買うのは近所で揃うとはいえ。ちょっと離れた場所からの荷物を運ぶために。。
いつも他者を頼るわけにもいかない。。
自転車を持っていることを思い出し。倉庫から引っ張り出して乗り出したのだが。。
ここ数年は暖かな季節は、運動も兼ねて。。
息子の家や友人の家に乗って行ったりとかなりの距離もこなすようになった。
ただし何しろ古い自転車のこと、整備しようにも部品がなかったりして
ブレーキの効きも悪いし。変速も2段しかない。
「こんだけ乗るのやったら。。そろそろ新しい物を買ったほうが安全のためにもいい。」と息子は言う。

と言われても。。今の自転車にも愛着あるしなあ。。
そしてまた沢山の機種の中から選ぶのも難しい。
やたら逡巡していると。。
「昔ながらの自転車屋が事務所の近所にあるねん。いっぺん見に行こうや。。」
と誘われて。

目当ての自転車屋に行く前に
何軒か自転車屋もハシゴして。。今風の?ファッショナブルの店も見た挙句。
結局は職人気質の店主がやっている自転車屋にたどり着く。
買うのはもちろん電動ではない。
シティ・タイプの婦人物で丈夫なもの。変速が6段ぐらいで簡単なのがいいと店主も言われる。
オランダ製。ドイツ製。フランス製とほぼ同じ値段の3機種ぐらいの中から。。
結局。変速7段のついた、ちょっと見た目のスマートな感じのフランス製を選んだ。
見るだけのつもりで。その日はスカートでヘルメットも持たなかったから。。
買うことは決めて。。籠や荷台をつけもらうことも頼んで。。
翌日取りに行き。。

乗って帰ってきました。。約7km。
まだ乗り心地は?と言うほどのイメージはなく。。
「新しい自転車の変速ギアの6段目ぐらいで今ままで走ってたんや。。」
と言う感想しかありませんが。。


              店主と古い自転車のメンテナンスを相談していた女性
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by fusk-en25 | 2018-10-21 08:08 | 好み | Comments(8)

目出し帽?

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新しく買ったヘルメット。
軽くてかぶり心地はいい。。
でも寒くなって来ると頭がすうすうするぐらいに風が吹き抜ける。
ちょっと寒いというと。
中に帽子のようなものをかぶればいい。。と言う。
スポーツ用品店に買いに行った。
店の中には色々なコーナーにそれらしき帽子がある。
係りの人に「自転車のヘルメットの下にかぶるのはどれ?」と尋ねると。
自転車売り場の洋服のコーナーにかかっていると言う。
見つかったのは黒一色で、サイズも1種類しかない。
伸縮性のある布だからこれでも大丈夫だろうと買って来た。

帰ってかぶってみるとやけにきつい・
息子に見せると。「口も鼻も隠して目だけ出すのや」と言う。。
ふーん。ようするに目出し帽か。。
かぶっていたら。。また息子が。。
「でもな。そのままかぶって銀行に行ったらあかんで」と笑う。
すぐに警察が来て逮捕されるらしい。。
「私でも。。?」
「そらな。婆さんが銀行強盗しないこともない。。」
そうなんでしょうか?
なんとなく被りにくくて。
今はまだ、シルクのスカーフを巻いてヘルメットをかぶる。
アラビアのローレンス風と言いながら。。
                                       
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by fusk-en25 | 2018-10-03 07:35 | 好み | Comments(6)

陽だまりの中で。。

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若い頃の私は。。
はったりと手抜きは得意で。
なんとなくそれらしく見せてしまうのには長けていた。
でも、ごまかしはやっぱりごまかしで。
きちんと基礎を一つづつ抑えていく人にはいつもコンプレックスを感じて。
できたものはあまり変わらなくても。
何かスカスカした穴がポツポツと無数にあいていると自分では思ってもいた。

今も「はったり」と「手抜き」のうまさにかけてはあまり変わらない。
ただ長年生きていると。いつしか経験みたいなものは溜まってきて。
その上に私には自分自身を諦めないという厚かましい性格もあって。。
スカスカに空いた穴を一つづつ埋めたいという欲望は持ち続けていた。
それができたかどうかは別として。。
基礎がきちんとできていないコンプレックスは少しは少なくなってきたかもしれない。
この歳になっていつまでもスカスカとは言っておれない。。と言うこともある。

気温が低くなってもまだ暖房が入らない。
陽の当たらない部屋は寒々としている。
着込んでもまだ寒くて。。陽だまりに寝そべって本を読み。
誕生ケーキの残りのフォンダン・ショコラをつまみながら珈琲を楽しむ。
暖かさを嗅ぎつけて?猫もきちんと参加してくる。
体が温まってから。
麻の袋を何枚か裁断して。ピン打ちをした。
若い時なら。。
ピン打ちなんかせずに。ちゃっちゃと裁って縫ってしまっただろうと
思いながら。。
アイロンもしっかりかけて。。折り目もきちんとつけた。

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by fusk-en25 | 2018-10-01 07:46 | 好み | Comments(4)

ケチだなあ。。

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オレンジや檸檬などの柑橘類は
皮もジャムに使うので有機栽培のものを買う。
魚類を食べる時も使うし。
寿司酢にもレモンを絞ってまろやかさを出す。
レモンを絞ったあとの皮を捨てるには忍びがたく。
千切りにして干して。
カラカラに乾いた皮は「これだって陳皮だものね」と
リプトンやツワイニングの安物の箱入り紅茶の茶葉に混ぜて。
レモンティにして飲む。
同じように生姜の皮もやっぱりもったいなくて。
煮魚に使うこともあるが。
乾かしてこれまたジンジャーティにしている。

「なんでも捨てずに使い切る」というと聞こえ?も良さそうだが。
本質的に私はケチだからで。こういうものはどうしても捨てられない。
でも皮だって立派に役目を果たす?から。。まあいいか。。

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定番のパンを焼いた。
ただし卵が小さかったから。
卵を艶用に使わずに小麦粉でパンを化粧?した。
田舎風の丸パンになったねえ。。と一人で納得?をしている。








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by fusk-en25 | 2018-09-29 07:19 | 好み | Comments(4)