煌めく光の中で


by fusk-en25

カテゴリ:手仕事( 112 )

姫お手玉を。。

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お雛さんの小道具のつもりでもないが。。
雛人形の友達のような「姫お手玉」を作った。
母の古い着物で胴体を作り。顔は胡桃人形のちょっと大きいものを。
中には古い小豆を入れて。投げるとしゃらしゃらといい音がする。
お手玉を作りながら。。

確か8歳頃のことだったか。。10歳にはなっていなかったと思う。
陽だまりの縁側で祖母が繕い物か何かをやっている側で。
その頃は「おじゃみ」と呼んでいたお手玉をもてあそんでいた。
私は子供のする遊びはどれも下手で。。
このおじゃみも一つ二つを何となく放り投げていたように思う。
見ていた祖母が。。
「ちょっと。そのおじゃみ 貸してみ。。」と言う。
お手玉を渡すと、祖母は2つ3つではなく5つ6つを次々と両手で繰り出しほうり上げ。
まるで手品のようにお手玉で遊んだ。
口元には「うふふ」と笑いさえ浮かべている。
5分ほどそんな風に遊んでいて。また私にお手玉を返したが。。
あんたは下手やとか。こうしたら上手にできるとか、そんなことは祖母は何も言わなかった。
クスッと笑っただけだった。。
私は唖然として。。
「へええ。おばあちゃんにもこんな芸当ができるのや。」とは言わなかったが
まさか祖母がお手玉の名手とは?(私にはそんな風に見えた)
祖母の生まれた世代なら。みんなそれぐらいのことはできたのだろう。とは
今になって思えることで、その頃の私にはとても不思議な光景だった。
祖母にも子供の頃があったのだ。


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by fusk-en25 | 2018-02-21 08:26 | 手仕事 | Comments(4)

美しい。。そして。。


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夜半に降った雨で。。雪が消えた。
気温もいくらか上がって、路面が凍ることもなくなった。

昼過ぎに陽が差し始める。。キラキラ光る明るい日差しに。。
時降り雨もパラパラと。
「晴れ時々雨」の水玉に映る光の粒々。。。。
しっとり濡れた屋根が木漏れ日を通して。。なんと美しい。。

胡桃人形の手作業を続けていて。
長襦袢を解く。。
母の長襦袢だが、何度も水をくぐっているので布地が痩せて。
人形をこしらえるには最適な柔らかさ。布地の伸びもいい。
マールイ型紙も作って。模様を小さな丸に当てて決め。。部品を作る。。
大きい丸を切り抜く作業をしていたら。。。
下前に当たる端っこの方に。素晴らしい繕いを見つけた。
祖母や母、私の着物を縫ってくださる方が実家の近所に住んでおられた。
我が家の着物は全部覚えておられるのだろう。
あの着物はもう派手やから長襦袢におろした方がいい。。やら。。
袖だけ取れるから肌襦袢の袖につけたら合い着の襦袢にできるなどと
祖母としょっちゅう相談されていたのを思い出す。
子供の頃はその家に行って
おばさんが縫い物をされている横にべったり座って見ているのも好きだった。
明治のお生まれだったから。もうとっくに亡くなってはおられるだろうけれど。
彼女が縫った繕いはまだ残っているのだなあと思うと。
なんとなく心あたたまる思いがした。


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by fusk-en25 | 2018-02-12 08:30 | 手仕事 | Comments(6)
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孫が雪山の林間学舎に行って1週間が過ぎた。
出かける前に「猫の写真を送ってね」と約束をしたから。。
猫を写そうと。。心がけてはいるのだが。。

あいにくと言うか。。
我が家の猫は2匹とも、餌の催促をする以外は寝てばかり。。
ちっとも変わったポーズが写せない。
カメラを向けるとちらっと目を開けることがあっても。。
なーんだ写真か。。とそっぽ向いてまた寝てしまう。
時たま陽だまりで。本の整理が終わっていないダンボールに駆け上がる。
でもそんなときは私も何かをしていてタイミングが合わない。。

それでもなんとか2日に1度ぐらいは、写真を選んで。
文章も印刷して切ったり貼ったりして。。カードを作る。
猫ばかりでは手紙にならない。
雨の写真を貼ってみたり。苦心惨憺。。もっと簡単にできると思っていたが以外と難しい。

あちらの様子はブログに毎日。
スキー教室が始まりました。土曜日の昼からはお休みです。。。
森林管理人に山の話を聞きました。。等の簡単なその日の様子が書かれて、
写真が30枚から50枚載っている。
親たちの送ったメールも毎日アップされて。
読んでいてもなかなか面白い。

息子が40年近く前に林間学舎に行ったときは。
お互いの手紙のやり取りだけで。写真など一枚もない。
毎日どうしているかと。。行っている間中少しは心配もしたものだが。
こんなブログを見ると。便利だなと感心する以前に。。
親たちの心配が少なくなるのはいいことの様な気はする。

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by fusk-en25 | 2018-02-03 07:41 | 手仕事 | Comments(10)

フレメのはないと。。

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いつも見事なとても綺麗なクロスステッチをなさっている
そらいろのパレットさんのところで、今回の「ムーン・ストーン」の刺繍始めを見て。
それに使われている糸が、デンマーク製のフレメの花糸だという。
ふーんそんな糸があるのか?
そうなるとどんな糸か俄然知りたい。。検索して見た。。
糸の画像を見て。。
あれ、この糸なら私も持っている。
ただし刺繍に使ったことはない。刺繍糸だということも知らなかった。
だったら何故この糸を持っているのか?
ずいぶん昔。パンタロンのハギレで小さなポシェットを作った。
取手になる紐を探していたが、気にいった紐が見つからない。
手芸店の片隅にこの糸が吊り下げられていて。なんとも風合いが好ましい。
この糸を編むことにして。
余分に買った残りが全く使われずに小引き出しに入っていた。

パリのサンジェルマン・デ・プレの片隅に。
刺繍糸や布 下絵を描いたキットなどクロスステッチ製品だけを扱う店があった。
そこのクロスステッチの下絵は古い図柄を保存していて。なんとも優雅な製品で。
それに惹かれて30cm四方ぐらいの下絵を買って刺繍糸も揃えてもらい刺繍したことはある。
もうその刺繍は手元にないので、どんな図案だったかは忘れたがおそらく花柄だったような覚えはある。
でもたった一度でこの作業は私に向かないと諦めた。
刺していくときに針を入れる左右を間違えてしまう。一目飛ばしたりはしょっちゅうで
糸のひき方もまちまちになってきれいに仕上がらない。
その上、いい加減な私にはきちんと下絵にそって模様を刺していくのも苦痛だった。
それに懲りて刺繍は全部下絵なしの思いつくままいい加減に刺している。

そのクロスステッチの店には。フランスのお国柄か。。
ウールやシルク。木綿も様々な番手の糸はあったが。。
全部DMCの製品だった。

糸もレースもコレクションをしているわけではない。
刺繍糸はどうしても余分に買うし。友から貰い受けたものも。
細い幅のレースは古い人形の洋服をほどいたときにとっておいて。
ラフィアは細く裂いて三つ編みか4つ編みを編んでから、人形の籠や帽子・靴も作る。
時々洗いざらしの色にしたくて陽にわざと当てて晒すことも。。。
何か作ろうとして、そのときに買いに行っても見つからないこともある。
そうなると気分が削がれる。。だから。。と。
言い訳をして。どうしても材料?は引き出しに溜め込むことになる。
使うのは少しなんですがねえ。。どうも断捨離はできそうにもない。。


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by fusk-en25 | 2018-01-29 07:33 | 手仕事 | Comments(8)

遊んで。。

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今月生まれの若い知人がいる。
誕生日に何かプレゼントしたいと考えていた。。
どうせ大した物を贈るわけではないから
こんなものは
ちょっと話題性のある。それでいてニヤッと笑えるものがいいと思う。

どうしようかな?と考えていて。。
たくさん持っているリフォーム用のワイシャツを使ってみようと。。
「Pinterest」に載っていたワイシャツタイプのエプロンを縫った。

前開きの裾を縫って閉じようかと思ったけれど。
アイロンをかけるときに便利なようにわざとそのままにして。
お手本は後ろ紐で結ぶようになっていたが。。
紐はあまり好きでないから、
持ち出しをつけてボタンホールを開け、ボタンとめにした。
袖の部分で腕カヴァーも縫って。まだ余っていた布で細いシュシュも作る。

出来上がって。きちんと畳んで。
ぱっと見は
ワイシャツがリフォームされているとは思えないような包み方にして。。。
またまた私だけが遊んでいるなあと思わないでもないが。
ちょっと楽しい作業だった。

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by fusk-en25 | 2018-01-17 07:44 | 手仕事 | Comments(2)

蓋だけでも。。

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息子から払い下げられたスマフォ。
赤い皮のカヴァーがついていて。
3年近く使って手垢でかなりくすんでいた。
皮用の汚れ落としクリームで拭いてもそうも綺麗にならない。
カヴァーだけ買い換えようかと。。ネットを色々眺めて。。
あまり気に入ったものがない。

どうしようかな?このまま汚いのを持つのも嫌やし。。
と思いながら。思案はしていた。

カヴァーのカヴァーを作ればいいか?
布地は夫の大島の端切れがまだ残っていて。。それを使う。
皮のカヴァーにぴったりの型紙を取って、
蓋にキリキリになるように袋に縫ってぎゅーっと被せて見た。
端々の処理は手縫いでごまかす。
蓋のカヴァーはできたが。
裏底は布地を貼り付けるわけにもいかない。。そのままにして。。
蓋だけでも。。大島特有の手触りがいいだけでも良しとしよう。。

汚れたり擦り切れたら。。また作ればいいのだから。。


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by fusk-en25 | 2018-01-16 09:14 | 手仕事 | Comments(2)

名付けのリスト。。

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先週からずーっと孫の林間学舎(Classe de neige 雪の学級?)の持ち物に
名前をつけている。
何を何枚持って行くのかは担任からリストが来ていて、
そのリストを転送してきた。

パンツ7枚から始まって靴下7足に加えて2足の厚手の靴下も。
Tシャツも半袖や長袖の枚数も、そして石鹸や。シャンプー。櫛、ティッシュなど。
スキーの講習もあるからスキー用の衣服。
リップクリームや日焼けのクリームも用意することと書かれている。

「このリストにタオルがないよ。書き忘れかどうか尋ねたら?」と言うと、
宿舎に用意されているから要らないと返事が来た。


そして持ち物の衣服
できれば新しいものより今まで着ているものが望ましいらしい。
新しいものなら子供はその洋服を覚えていなくて。特に下着は、
名前が外れた時に(糊貼りシールを使うと可能性はある)
子供が自分のものかどうかわからないことが多いからだと言う。
「担任の方もよう考えてるがな。。」と息子と笑ったのだが。

このリストには
封筒に切手を貼ったものが必要だとも書かれていた。
「家に手紙を出すためにね。」と息子自身が行った時の経験を思い出して言うと。
近頃は親の方からはメールでもいいらしい。
1日一回。宿舎の事務員がプリントアウトしてくれるそうだ。
「時代やねえ」

普段履かない部屋ばきもリストに載っていたから「どうする?」と尋ねたら。。
前に編んだのでいいと言う。これにはどこに名前をつけようかと思案して。。。
リストと照らし合わせて。。もう70枚ぐらいの名前はつけた。
それでもまだ20枚近くは残っている。

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by fusk-en25 | 2018-01-12 08:49 | 手仕事 | Comments(2)

初仕事?

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必ず新年の「二日」には何か手作業を始めると言う作家の友がいた。
書き初めなどと同じ「初仕事」の気分だろう。
私の若い頃は3が日は人が集まることが多くて。
初仕事どころか。二日は「二日酔い」だったかもしれない。
今はもう家族だけの祝いになったし。
通常業務も始まるフランスのこと。二日酔いの害だけは免れてはいる。
だから。。と言うのでもないが。。
私も昨年から持ち越しの。。手仕事を始めることにした。

孫が今年は小学校の最終学年になって。
1月末に彼らのクラス全員が山中の林間学舎に2週間移動する。
また今年はそれも、珍しいことに最終学年の3クラス全部が同じ時期に行くと言う
(フランスの学校では同学年でも違った教え方をしてもいいことになっていて
教科書も隣のクラスと違ったりするのから見ると親たちも不思議がるぐらいなのだが。)
孫が住んでいる市が持っているアルピスの山中の施設で暮らすことになっていて。
食事は勿論のこと。洗濯もその施設がやってくれる。
本人の持ち物がわかるように。衣類全部に名前をつけることが義務付けされて。。
名前をつけてくれと。暮れに大量の衣料を持って来た。

名前を刺繍したテープを洋服だけでなくパンツにも靴下にまでも縫いつけるのだが。
保育園や幼稚園、ヴァカンスのコロニーに行く場合にも衣類に名前をつける必要から。。
名前の刺繍されたテープを注文する習慣がフランスにはあって。
以前は手芸材料店で注文した、今はそれもネットで注文するらしい。
「時代だねえ」と笑ったのだが。。
しかも、テープには名前だけでなく小さな子供が喜びそうな?車や花の刺繍も付けられると言う。
私は息子の時代のような名前だけのオーソドックスなものがいいと思うのだが。
孫が3歳になった頃。。息子が車や汽車ポッポのついてるテープを嬉しがって?注文した。
さて今回。。
10歳の孫はさすがに。。
「ばあち。僕の服には車も汽車ポッポも要りませんよ。名前も苗字だけにしてね」と言い出した。
「それ見てごらん。オーソドックスがいいじゃないの」と言ってもテープはまだまだ沢山残っている。。
車や汽車ポッポもそして名前も切り取って縫いつけることにした。

何十枚もの衣服にテープを縫いつけるだけで。。
同じことばかり繰り返す作業はあまり面白くもない。。
でも。。手仕事の手始めとしてはまあいいか。。
と今日も日長テープを縫い付けていた。。







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by fusk-en25 | 2018-01-03 09:14 | 手仕事 | Comments(2)
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暖かい。。とても大晦日とは思えない暖かさ。。
でも。。やっぱり「雨」の1日だった。。

2、3日前から作り始めた「オレンジ・ポマンダー」をキッチンにぶら下げた。
実はつい最近までフルーツポマンダーのことは知らなかった。
完全に乾いたものをタンスや引き出しに入れるといい香りがするらしい。。
どんなものかと検索をして。。
ちょうどビオの店で安売りしていた小さなオレンジを沢山買ってもいたし。。
丁子やシナモンの粉末は常備している。
作ってみようと。。やってみた。
オレンジに後でリボンをかけれるようにテープを巻いて。
残ったオレンジの場所にぎっしり丁子を刺していく。
刺し終わったらシナモンの粉をまぶして出来上がり。
オレンジに丁子を刺している間。部屋中にオレンジの香りが漂う。。
楽しい作業だった。
カビが生えないようにシナモンをたっぷりまぶして、テープを外し。。
紙袋に入れて暖房機の上に置いたら。シナモンとオレンジの甘い香りが部屋中に広がる。。

3日前に入れた紙の袋から出して、暖房機のチューブに吊るして部屋飾りにした。
いつになったらこれがカラカラに乾いて、洋服ダンスに吊るせるようになるのだろう。。
作業の間も。。終わってからも部屋中が柔らかな甘い香りに満たされる。。
気持ちの安らぐ作業だった。

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by fusk-en25 | 2017-12-31 07:37 | 手仕事 | Comments(6)

クリスマスの。。

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10年ぐらい前。
クリスマスシーズンに小さな人形をいくつか作った。
既成のセルロイド人形を使ってミニチュアの小物を作っていると。
時々。人形の本体も作りたくなる。

「クリスマスの子供達」と言うタイトルをつけて
クリスマスプレゼントをサンタクロースからもらった女の子をイメージして。
持っているのはクマのパディントンのぬいぐるみと靴下に入っているプレゼントの紙包み。
「女の子の履いている片っぽの靴下がミソなのよ」と説明しても
見た人たちは「ふーん」というだけで靴下の方はあまり感心してくれない。
もう一体は少年がピータ・ラビットのぬいぐるみを持っている。
大きさは少女が9cm。少年が10cm。パディントンは約5cm、ピータ・ラビットは4cm。
小さいからなんとなくそれらしいが(と勝手に思っていて)
こうして写真に写すとなんとも針目は揃ってないし。
めちゃくちゃごまかして縫っているのが目につく。
パディントンの洋服も随分日焼けしてしまった。
と言って今ならもっと精密にできるかというと。それもまた自信はない。
こんなものはその時の勢いというか。
がむしゃらに「それらしき」気分で作るからできる気がする。

ついでに言えば、一番端っこのちょっと大きい目のクマは両手が動く。

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by fusk-en25 | 2017-12-16 07:38 | 手仕事 | Comments(2)