カテゴリ:手仕事( 135 )

底を作る。

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編んでいた部屋ばきの底を作った。

日常に靴をずーっと履いて暮らしているフランスには。
部屋ばきやスリッパはごく少ない。
我が家は日本式に靴を脱いで暮らしているので
部屋ばきは必需品だが。
友人のフランス人に尋ねると。
テニスタイプのぺったんこの靴やゴム草履に履き替えてはいるらしい。

スリッパがないぐらいだから。
もちろん底にするようなフェルトも売っていない。
柔らかい布を何枚か重ねてキルティングをして作っていたが。
フェルトに比べてすぐ破れてしまう。。
何かいいものがないかと探していて。
たまたま百均のような安物を売る店で。
どうやら壁塗りや大掃除の時に使うようなぺらぺらのスリッパを見つけた、
甲の部分はペラペラだが。
底はフェルトの間に薄いスポンジも入っていて割としっかりしている。
これを芯にして、厚手の布を被せて底を作ることにした。
ミシンでステッチを入れた底を編んだ本体にかがりつける。

履いてみたら。
ふわふわしている割にしっかりした底で。履きやすかった。


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by fusk-en25 | 2018-12-01 07:07 | 手仕事 | Comments(6)

霧が立ち込めて。。

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朝早くにも霧が立ち込めていた。
昨夜半の霧雨がしつこく残ったかのような厚ぼったい空。
正午になって。ほんの少し明るくなったかのように見えたのに。
午後4時。
夕刻には霧も消えるどころか。
また深くなってしまった。。一日中真っ白な中で暮らしたような日だった。

朝のうちにマルシェには行ったが。
金曜というのに。人もまばらだった。
この商売が天候に左右されるのを証明したかのように。。

ちょっと前から編み始めていた。
部屋ばきを編む。
今回はいつもの貧乏性をやめて。。新しい糸で編んだ。
ただし家にある残り糸だから。純粋に新しいとも言えないが。。
https://kiramekuhi.exblog.jp/27966668/

今の時期なら毛糸で編んだ方がおそらく暖かい。

でも。洗濯機にポンとほりこんで洗える良さに惹かれて。
あえて木綿糸を使う。
色が白っぽくて汚れが目立つかもしれないが。。
足元ぐらい少し明るくてもいいかな?という気はする。











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by fusk-en25 | 2018-11-24 08:28 | 手仕事 | Comments(5)

どんよりした日に。。

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日曜日に冬時間になった途端。。
どさんと気温が下がり。まるで木枯らしのような強い風も吹き始め。。
「真冬」の感じになってしまった。
日中の最高気温は6度。夜半には4度になる。
いつになく暖かかった10月の気温に怠けていた体が。。
急激な寒さについて行けず。震え上がる。
暖房が入っていてもなんとなく隙間風が冷たい。。
もう今年も後二ヶ月。冬にもなるよね。。
と言い聞かせては。。どんよりした空を見上げる。

ま。手仕事でもやるか。。
ずいぶん前から。浴室のバスマットを作りたいとは思っていた。
バスマットも最初は市販のふかふかした毛足の長いものを買ったり。
手織りだと言われるしっかりした織物を敷いたりはしていた。。
ところがふかふかも織物も乾きが悪い。
風呂上がりの足にべちゃっとした感触が嫌なので。考えた挙句。。
バスタオルの古いのを半分に折って。
端を木綿で包んで作り出したのがもう30年ほど前のことだが。
しょっちゅう洗うために。
10枚ぐらいのバスマットを取っ替え引っ替え使っていて。
一度縫うと10枚もあれば10年やそこらは充分に使える。
それでも長年使っているとさすがにそれぞれがペチャンコになり。
薄っぺらさが際立つ。。足触りも悪くなってきた。
限界かな?
そろそろ新しいのを縫おうとは計画だけはしていた。

白いバスタオルはほとんど新品に近いのだが。
織り柄に汚れが付着するのか。いくら漂白しても真っ白にならない。
白いタオルが真っ白でないのはまた見苦しい。
いっそのことバスマットにしたらいいと思い立ち。
端に包む布地もシーツやテーブルクロスの古いのを使って。。
「完全にリフォームやないの?」と苦笑もしながら。。何枚か縫った。

鬱陶しい。。どんよりとした日が続く。。
毎日が手仕事日和と言えそうな。。長い長い冬が始まる。。

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by fusk-en25 | 2018-11-01 10:18 | 手仕事 | Comments(8)

ちょっとしたこと。。

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編んでいた手袋の裏を貼ろうかどうか迷っていた。
毛糸自体がチクチクするわけでもない。
モヘアが少し入っているので肌触りもふんわりして
このままでもいいかとは思ったが。
真冬になると薄い裏が一枚貼ってあるだけで
風が通りにくくて、かなり温かさが違う。
自分の手袋なら、必ず貼るのだから。。
面倒がらずに貼ることにした。

裏地は伸縮性を考えて。。
これもまたケチだから
あちこちポツポツ穴があいて着なくなったシルクジャージの下着を
いいとこ取りしてジョキジョキ切って。手袋に合わせて絹糸でかがる。

出来上がりをはめてみたら。
裏地がすべすべして肌触りも心地も良く。。
やっぱり貼って良かった。。とちょっとしたことに自己満足はしています。


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by fusk-en25 | 2018-10-18 07:24 | 手仕事 | Comments(4)

苦手なもの。。

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2つ同じものを作るのは大の苦手で。
セーターを編むときなど。。
どうして腕は2本。足も2本あるのだろうとぼやく。
身頃も前後ろが2つある。。

苦肉の策で、小さいものなら2つを同時に編む。。
手袋も赤ん坊の洋服も1本の編み棒に別々の毛糸の玉を使って。
左右も前後ろも一緒に編んでしまう。
邪道やなとは思う。
でもこれが一番間違えなくていい。
時々片方だけ間違って解くと。。
それまでに段数など数えなかったから。。困ってしまうが。

その点帽子はいい、頭は一つだから。
でもこれも順々に減らし目を均等にしていくのが難しい。
はじめにきちんと製図しないからなのは重々承知で
編んでは解きを繰り返して。。
でも一つのものなら。。まだなんとかごまかせる。

こんな風にしか物を作れない私は。絶対プロになれないと思う。
小さな窯元をやっていた舅が見たら。
「お前なあ、2つぐらいで困ってたらあかんで」と言うだろう。
今でこそ、ガスや電気を使う窯になって。いくらかマシになったとはいえ。
登り窯で焼いていた時代は。
5枚組を20組取るために。
100枚では色が揃わず。おそらく200枚か300枚は焼いたのだと言う。
注文は100枚だから、その損失たるや大変なものだった筈。。
まして半端な職人を雇ったら、目も当てられない出来上がりになったに違いない。
その分窯元も職人も自信を持っていた時代だったのかもしれない。
そのための気配りもして。手作りの良さを生かしながらも量産ができ。
きちんと納期にも間に合う。
舅はいつも「ちょっと丁寧に。。」と言っていた。
「ほんでな。工夫ができたらこんな面白い商売はないで。」とも。
大して儲かりはしなくても真面目に働いておれば、
親子が充分に食べられた。と舅は言ってもいた。
「時給にしたら割の合わない商売だったね。お父さん。」
たった2つの手袋を編むだけで
編んだり解いたりばかりしている私とは違って。プロとはそう言うものなのだろう。

最初はグリーンにグリーンの段染めを合わせて編み始めた手袋。
シックだけど華がない。
しかもこの手袋は90歳の方に差し上げるつもりでいる。
やっぱり少しは柔らかい色がいいかと。
今度は段染めはそのままにしてピンクに絡ませた。
もちろん左右同時進行で編んでいる。


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by fusk-en25 | 2018-10-15 08:07 | 手仕事 | Comments(13)

麻布の残りで。。

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茶袋を縫った麻の布の残りで。
果物やパンを入れる籠の敷物も縫った。
縫ったと言ってもただ真四角の端をミシンをかけただけだが。
そしてそのまた残りの小さな布が茶袋よりも少し大きめに残った。
これは袋にしてカッテージチーズを越すときに使う。

近頃、ミルクは牛乳の代わりに人間の母乳に一番近いというヤギ乳を飲んでいる。
もともとチーズもヤギが好きだが。
ついでにとヨーグルトもヤギに変えた、さっぱりして美味しい。
ただし残ったヤギ乳でカッテージチーズを作ってみたら。
牛乳と同じ作り方にしたのに。ガチガチに固まって食べれたものでなかった。
乳脂肪分の違いだろうか?

茶袋は麻の方が通りが良くて、茶葉の綺麗な色もサッと出る。
でもなぜか。米やクスクスを蒸すときは晒し木綿の方が
蒸したものがくっつかずに綺麗に蒸せる。

布にもそれぞれに使い道があるのだと変なことに感心もしている。

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by fusk-en25 | 2018-10-07 08:08 | 手仕事 | Comments(4)

助走。。。?

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部屋履きがずいぶん傷んで来て。。
新しいのを編もうと。色々な残り毛糸を引っ張り出して。。
ああでもないこうでもないと。ちょっと編んでみては解いてを繰り返す。
何か始める時に。。特に編み物のようなものは。
ちょっとづつ試しに編んでみる。。
この作業。。自分では助走と思ってはいるが
あまり嫌いではない。
縫い物を始めるときは。。
ピンクッションから全部の針を抜いて。差し直したりもする。

さっさと作り出せばいいのに。。と思いながらも。。
この作業がないとなかなか前に進まない。。
自分でもグズやなあとは思うけれど。。
この性格は幼少の頃から。。どうやら治らないらしい。

確か幼稚園の年少の頃の夏休み。
園の解放授業があって。たまたま珍しく母が参観に来た。
普段より広い部屋でお絵かきをすることになっていたのを見ていた母が。。
「お母ちゃん。F子なあ。クレパスの皮剥いてて中々絵を描きやらへんねん」
家に帰って母がぶつくさ祖母に訴えた。
「ほっときなはれ。思ったようにしかせえへんねんから」
母の方が祖母に諭されていたのを思い出す。
母は幼稚園の教諭をしていたのに。自分の子供の気持ちは理解できなかったのか?
描いている最中にクレパスの紙がひっかかると気持ちが悪いから剥いているのに。。
どうしてそんなことがわからないのだろうと思った記憶もある。。

その時もクレパスの24色だったかを。
全部ある程度の長さに紙の皮を剥いてからでないと絵が描き出せなかった。
3つ子の魂とはよく言ったものだと。。
70年近く経っても。その性質の変わってないことに。。
自分でも苦笑はしている。

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先日裁断してピン打ちをした麻の袋は縫い上がった。
麻は前に縫ったのを合わせて12枚。晒し木綿が8枚。
これで当分茶袋は間に合うだろう。
何かイニシャルを刺繍しようかと。
煮出して使う健康茶用にだけ「Thé」と刺してみた。

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by fusk-en25 | 2018-10-04 08:24 | 手仕事 | Comments(6)

今度は麻で。。

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晒し木綿で縫った茶袋を使って三ヶ月近くになる。
毎朝使うものだから。。
かなり色づき?紐の周囲も少しギシギシしてきた。
そろそろ。。
次のをと今度は麻の布巾を茶袋用に裁ち。
ほぼ木綿と同じ大きさの袋を縫った。
もちろんこれも袋縫はしている。

試しにこの袋で紅茶を淹れてみた、
ポットで淹れるのと比べるとこんな紅茶の淹れ方は「邪道」かとは思う。
でも中身がTバックに入っているような粉茶でなく本来の茶葉だから。
紙製のTバックよりはマシな気はする。
そして何より。ガラスの容器に入れた湯が徐々に紅茶の色に染まってくるのが美しい。
紅茶は飲むもので見るものではないとしても。。
この見ている時間はなんだか楽しい。。
自分でも「暇やなあ」とは思いながら。じーっと見ている。。

さて煮出す方の茶袋。
木綿に比べて袋に色がつきにくい。
サーっと煮出してしまえるからか?
干していても麻の目が木綿よりも荒いからか。
それとも麻自体の性質からか袋の乾きも木綿に比べて幾分早い。

この麻の布巾は本来はジャムを漉したりするのに使うらしい。
だから布目も荒く。茶袋にはぴったりの布地だったのかもしれない。


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by fusk-en25 | 2018-09-27 06:54 | 手仕事 | Comments(6)

はぎ合わせて。。

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何年か前に、友達から
「妹の処分したがっている着物をもらってくれない?」と。
知らない人に渡すより何かに使ってくれそうな私なら
処分してしまったと気が咎めることも少ない?。。と言われる。
見せてもらって。。
「全部よう使わんかもしれない。」と言うと。
「かまへん。本当は無くなるだけでもいいねん。。」
それでも全部はもらいきれず10枚ばかり頂いてきた。
せっかく頂いたもの。。
何にしようか?と思案していて、まず何枚かは解いて洗った。

和柄の青海波や麻の葉をモダンに織り込んだ黒い着物をまずパンツにしてみた。
袷の着物の時は気がつかなかったが。
ほんの少し透ける布地で一重にするとシャリ感があって夏のパンツには重宝した。
その残りで今度はスカートを縫った。
パンツには身頃の部分を使って、おくみの部分が残る。
この細幅の布地を使って今度はスカートの真ん中で接ぎ合わさずに両端でついだ。
少し面倒だが。見た目はこのほうが綺麗なことに気がついて。。
しかもこの柄ならどこではぎ合わせてもおかしくない。
むしろモダンな模様が生きる。
銘仙のスカートも両横ではぎ合わせばよかったか?
と思ったのは後の祭りやなあ。。と少し悔しい気もした。。
下に木綿のスカートを重ねて履くと、これからの季節にぴったりな気がする。

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by fusk-en25 | 2018-08-25 07:59 | 手仕事 | Comments(8)
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何週間か前に。
「明日咲きそうです」と言われて。。露草をひと茎もらった。
陽に当たらないと花は開かないのか。残念ながら花は見ずじまいだったが。
瓶にそのままさしていたら。何日かして根が出た。
時々水はやる。
高橋治さんが「くさぐさの花」に
露草は花の可憐さに比べて質はやたら強靭で。
庭の雑草に混じるといくらでも繁殖して手こずると書かれている。

その瓶に挿したまま置いていた露草に。
またぽっちり蕾らしきものが。。ついている。
「私は露草ですよ」とでも言うように。。
その蕾はまさしく露草の色で青さが際立つ。
これも蕾らしきものだけで花は開かなかった。
水栽培だし。室内に置くとやっぱり咲かないのだろう。
あまりの健気さにと言うか。。強さに。。鉢に植えてやろうかな。と思う。

スカートの続きに残りの布でスカーフを作った。
いいとこ取りをして縫ったスカートの残りだから。
布地の大きさもまちまちで傷んでいるところも多い。
様々な形に残ったものをはぎ合わせるのだから。
ただつなぐだけと言ってもスカートを縫うよりはるかに面倒だった。
縫い目の不揃いや布の歪みには目をつぶり。。
ただただ繋いだ。これじゃ絶対「製品」にはならないなあ。
たとえポシャギ風としても。と苦笑するしかないが。。
首にぐるぐる巻いたら見栄えもそれなりにいい。
風合いもふんわりして。秋口に重宝しそうなスカーフになった気がする。


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by fusk-en25 | 2018-08-22 06:28 | 手仕事 | Comments(8)