10月としては考えられないような快晴の。。暖かな日が続いている。それは嬉しいことだが。。
長年の「秋の長雨」はどこに行ったのかとふと思う。
地球の温暖化が進んでいるのだろうか?
マルシェで大きなキャベツを買った。
フランスのキャベツは本来ドイツよりのアルザス地方で食べられるザワークラフトに適したような
硬いまん丸なキャベツと煮込みに向くような縮み葉のようなものが普通で。
生で食べたりロールキャベツにするにはあまり適さず。美味しくもなかった。
ここ4、5年の間に野菜も幾分変わってきたのか。
日本風のいわゆるキャツらしいものもたまには出回る。
それでもキャベツ自体はかなり大きいから。
刻んで食べたり、コールスローにしても食べきれない。
その点豚肉と煮込むシードル煮込みはたっぷりとキャベツも使うし。
残っても煮返して何度も食べられる。
近頃はロールキャベツを作るよりシードル煮込みを作る回数が増えた。
キャベツをザクザク刻んで。小さな林檎も薄切りにザクザク刻み、
玉ねぎを薄切りにして。飴色になるまで炒める。
飴色になった玉ねぎに豚肉を絡めてさっと焼き色をつけて。
薄切りにした林檎とほんの少しの生姜の千切りに。たっぷりキャベツを加えて。
キャベツの半分ぐらいの高さまでシードルを入れる。
どんなシードルでもいいが、私は残りを飲むために辛口のシードルを使っている。
あとは味を見ながら塩胡椒をして、グツグツ30分ぐらい煮込む。
シードルの水分がなくなれば水を少し足す。
少々長く煮てもいいし、あっさりしたものが食べたければ30分ぐらいで充分に食べられる。
多めに作って、最初は生っぽいキャベツを食べて。
翌日はしっかり煮て飴色になったキャベツもまた美味しい。
もともと素朴な煮込みだから
時々。パプリカを混ぜたり、キャラウエイシードを入れたりして。
色々な味に変化させることもできる。