煌めく光の中で


by fusk-en25

桜を見ては。。

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うららかな陽気が続いている。
例年より半月ほども早く色々な花が開いて、愛でる間も無く散ってしまう。
そんなに慌てて咲かなくても。。と言いたいほどに。

桜の花も今年はあちこちでパーっと一斉に咲き出した。
もう少し花が少なければ味もあるのに。。
混み合った花を写すのはもっと難しい。。
などとぼやきながら新緑に合わせて下から見上げる桜はやっぱり綺麗だった。

息子がまだ歩きもしないときだったか。。
舅姑と私の母も入れて私たち夫婦に息子と6人で昼食を食べに行った。
大阪に17番街という高層ビルのてっぺんにレストランができて
見晴らしが素晴らしかったと母が言うので。
両親も連れて行こうと予約もして。
和気藹々、なごやかに洋食も食べていたのだが、
食事が終わり、エレベータを待っていたとき。
そーっと姑が私に囁いた。
「なあ、あのお料理。本当は美味しいものやってんやろうな。。」と
「ええ?なんで?」「緊張したんか、なんとなく食べにくうて味がわからんかった」
もう吹き出しそうになった。
食事中はちゃんと人並みに食べていて、
赤ん坊の息子に話かけたり上機嫌に見えたのに。
舅の方は反対にハイカラ好みでそう言う席が好きなのも知ってはいたし。
何より高層ビルがまだ珍しいだろうから喜ぶと思っていた。
「やっぱり鰻の方が良かったん?」「そう言うこともないけどなあ。。」
となんだか腑に落ちないような顔をしていた。。姑を思い出す。

桜の花が咲くと。。毎年のことながら、
なんであんなに慌てて早くあの世に行ってしまったのかと思う。

4月3日。今日は姑の祥月命日でした。

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Commented by ゆき at 2017-04-03 21:52 x
お姑さんの命日を思い出すなんて、fuskさんの情を感じます!たまたま今日夫方のお墓参り行ってきたけど(お彼岸に行けなかったので)私は同じお墓には入りたくない!と思ったから...

私の母も同じです。田舎者なので、東京のホテルなんか連れていったら、緊張するらしいです^^
こちらは花冷えで、きょうの夜桜なんかダウン着て酒盛りですよ。桜も いつ満開になっていいやら迷ってると思う!
Commented by fusk-en25 at 2017-04-04 00:27
> ゆきさん
姑はもうちょっと生きていて欲しかった。
亡くなられてしまうと。もうそれから後には彼女の思い出が増えないのですよね。当たり前だけれど。
たった5年分しか思い出がないと思うと。なんとなく悔しくて。。
Commented by nature21-plus at 2017-04-04 08:18
家族の関係とか、「晴れの日」とか。。愛するとか。。もしかすると「自我」とか。。
読ませていただいて。。
自分が見失ってしまっているかも知れない途方もないものを連鎖してコメントすることがすごく難しいです。。

ありがとうございます。。
Commented by fusk-en25 at 2017-04-04 11:40
> nature21-plusさん
舅、姑との家族関係って不思議ですね。
全く知らない人間同士がある時からか家族になるのだから。。
by fusk-en25 | 2017-04-03 07:44 | 追憶 | Comments(4)