私はポインセチア。。。
2016年 03月 08日
数年前のクリスマスに「ポインセチア」の鉢をもらった。
育て方を読むとこの葉に似た苞がポインセチアの赤さになるのには
短日処理を3ヶ月ほどやらなければならないらしい。
もらった翌年。やってみようとその年のクリスマスに合わせて
10月になって始めた。
鉢の周囲に細い竹を立てて夕闇とともに黒い布地をかける。
昼間はできるだけ陽に当てた方が好ましい。
朝は7時ごろに布を外すといいのだが朝寝坊の私のこと。
うっかり忘れて昼頃まで布がかけたままになったことも度々で
これでは苞が赤く変化してくるかと危ぶんだが。
12月も末になって、なんとか色は変わった。(写真2、3)
ただしやたら伸びて不恰好な形になって
これではとても綺麗ではないが色が変わっただけでもよしとするか。。。
その次の年は6月に枝を切り揃えてみたが。
ちっとも立派な形にはならなかった。(写真4)
そして去年も今年も3ヶ月以上の毎日
布を夕方にかけて朝になってはずす煩雑さにくたびれて
もう赤くならなくてもいいと、何もしないでほって置いた。
ところが今年。2月の末になって
あたかも「私はポインセチアなのよ」とでも言うように
たった数枚だけれど苞が赤くなった。(写真1)
植物の執念というか、中に持つ因子というか
勝手にちゃんと赤くなってると思うと可笑しいが
健気だなあと思わないこともない。
ポインセチアが発見?された時代なら部屋も夜になると真っ暗になり
太陽が昇ると明るくなっていたのだろう。
それならポインセチアも手間暇かけず勝手に色変わりして簡単だ
と思ったりもした。
3月8日は国際「女の日」
わが街も。この日を祝して?
男女平等をうたうスローガンが掲げられています。
ピンクの色は少ないですが。。。
赤いポインセチアはいかにもクリスマスという感じですが。
近頃はピンクや白も売っていて。。
冬場に見たらピンクは寝ぼけた感じですが。
春に見ると合いますね。色も季節なんだなあと
思ったりします。
それにしても花が咲くまでの3ヶ以上。
13時間は暗闇が必要なんて。面倒な植物です。
うちは植物も。動物も(人間をふくむ)捨て育ちが主でして。
ほっとくとなんとか自立?していくようです。。。笑。
あんまり自己顕示欲の意識が強いのも困りますが。。。
そんなに伸びなくっていいって。。。