母の台所・娘のキッチンから。。藤原房子
2016年 02月 11日

この本に出会ったのはもう30数年前。
パリの日本人向けリサイクルショップの本棚だった。
大して興味を持たない題名だったが、著者の名前に惹かれた。
実は私の旧姓に似通っていたからだ。
同じような名前に親近感が湧いたのだろう。
買ってきた何冊の本と一緒に積み上げて。時々パラパラ見ていて。
最初は大して気にもとめずに読み始めたのだが
知らなかった家事のやり方が丁寧に書かれていて
中には古いなあと思えるようなものもあったが。
何しろ文庫になったのが昭和59年。単行本にまとめられたのは55年。
本の元になった日経新聞の掲載が昭和41年というから相当昔の?話ではある。
たくさんのお年寄りからの聞き書きをまとめた家事のやり方が
・日々を楽しむ(早起き、細切れ時間の使い方。姑暮らし。趣味仕事。。。)
・料理を楽しむ(料理の勘。米とぎ。豆料理。摘み草など。。。)
・物をいたわる(虫干し。針仕事。敷きのし。つくろい。。。)
・暮らしをはかる(不時の備え。年中行事。やりくり。。)
項目を上記のように4つに分けて内容も多岐にわたって詳しく書かれている。
中にはたんに古いと片付けてしまえない事柄も色々あった。
しかもこの本は読んでいて面白かった。
何年も前に実際に祖母や姑たちが普通にやっていた家事。
それが彷彿される。
私が子供の頃は書かれている布団など祖母が毎夏こしらえていたし、
解いた着物を伸子で貼られているのを見たこともある。
洗濯一つにしても
「今は機械で洗うのだからせめて干し方ぐらい考えたらどうか」とか。
「もっと歳がいって外に出られなくなったら
縫い物の楽しさを知らない人はどうして時を過ごすのだろう」と書かれている。
お年寄りが家事の中で自分の位置をまだ楽しめた時代だったのだろう。
舅の破れた靴下を「そんな物安いから買うたらええのに」と言われながら
勿体ながってたんねんに繕っていた姑の姿と重なったりした。
今も時たま、これはどんな風にやるのだったかと
調べるために読み直すこともある。
お恥ずかしながら、本当に本の読めない人間で・・・
でもレシピ本とか写真集は好きで(これは本には入りませんね)、どうも文字より、視覚から入らないとダメな部類です。
でも、この本は、少し興味深い。
アマゾンで探して見ようかな(笑)。。。
でもレシピ本とか写真集は好きで(これは本には入りませんね)、どうも文字より、視覚から入らないとダメな部類です。
でも、この本は、少し興味深い。
アマゾンで探して見ようかな(笑)。。。
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空ママさん
ほとんどの本は一回しか読まないことが多いのですが、
レシピやこの類の本はまた何度も何度も読むのですねえ。
ライフログにあげている佐藤雅子さんの古い家事も大好きです。
とても真似はできませんが。。。
ほとんどの本は一回しか読まないことが多いのですが、
レシピやこの類の本はまた何度も何度も読むのですねえ。
ライフログにあげている佐藤雅子さんの古い家事も大好きです。
とても真似はできませんが。。。
数年前、100才で亡くなった祖母が最後の最後まで作り続けた
タオルの刺し子布巾(勘だけで裏表同柄)は今でも私の宝物です。
針を持つのはボタン付けと裾まつりくらいの私…
祖母のDNAは見事に受け継がれませんでした。笑
タオルの刺し子布巾(勘だけで裏表同柄)は今でも私の宝物です。
針を持つのはボタン付けと裾まつりくらいの私…
祖母のDNAは見事に受け継がれませんでした。笑
hairprioriさん
家の味と言うのは忘れられない物になって欲しいですね。
家の味と言うのは忘れられない物になって欲しいですね。
by fusk-en25
| 2016-02-11 09:03
| 本を読む
|
Comments(6)


