梅干しもどきの思い出・工藤久代「ワルシャワ貧乏物語」
2015年 08月 10日

工藤久代の「ワルシャワ貧乏物語」の題名を見ていた時は
若い人がワルシャワに留学した体験を綴ったものかと思っていて。
取り寄せてまで読みたいとは思わなかった。
10数年前、
この本を見つけて。 何気なく買ってきた、確か100円もしなかったと思う。
読み出して驚いた。
私の母の世代の人が欧州でも東側とその頃呼ばれていた共産主義圏のポーランドで
大奮闘?をする物語だった。
私は1980年代の初めにまだ東側と呼ばれていた時代のモスクワや
チェコのプラハに旅行もしていて。
それでも。。格段に生活の質が違うだろうと想像はできる。
しかもその体験が気負いたったところが全くなく。
なんともあっさりと書かれていて「おぉやるなあ」と痛快な気持ちにすらなった。
体験の中にプラムの一種のミラベルで梅干しを作ったと書かれていた。
ワルシャワでできるのなら私もと。。試しになるだけ青いミラベルの実を1kg選んで
「保存食ノート」(佐藤雅子著)のレシピ通りに漬けてみた。
味は少しミラベルの甘みは残るが。見た目は梅干しもどきのような物はできた。
ただこの梅干し 塩漬けまでは簡単にできる。その後の土用干しの時期が難しい。
土用になっても日本のようにかんかん照りになることの少ないこの地で。
ちゃんと晴れるかどうか心配で
結局2回ほど漬けただけで止めてしまった。
今年のように好天気続きなら上手く土用干しもできたかと
昨日マルシェでミラベルの初物を見て ちょっと残念な気もしている。
できるだけ青いものを選んで買うのですが。本来果物として食べるのでどうしても甘い。梅干しにしてもほんの少し甘みは残りますが、味はほとんど梅干しでした。でもミラベルは果実酒にした方がおいしいですね。
東北では、杏を酢と砂糖を使って、甘酸っぱい「杏のしそ巻き」を作ります。
もしかしたら、そちらでも手に入りやすい「杏」アプリコットでしょうか、硬めの物ならより梅干感が出るかも、と思いました。
東北は、お天気も悪いので、そのものズバリ「梅漬け」と言って干さずに漬けっぱなしのものを作ります。
杏のしそ巻きも梅漬けもネットで調べられますヽ(*´∀`)ノ。
ワルシャワ貧乏物語で、「あっさりしたレモンの香りの高い素晴らしく美味しいバプカ」が出てきますね。
秘密なのでとても気になります。
チェコスロバキア出身の方の、バーボフカのレシピを大昔TVで見て、メモりました。
おばあちゃんのケーキと言っていましたが、ハチミツと小麦粉+片栗粉、あとは卵、バター、BP、レモン汁と皮のすりおろしの材料ですが、久代さんのレシピの方は秘密がひとつ隠されているので格段に味が違うとか。
シフォンケーキのようにサラダオイルを使って軽く仕上げるんだろうか?などなど疑問が尽きません。
パリには様々なプラムがあって。
少し甘いのですがより梅に近いものも一度使って漬けましたが。
実は問題は紫蘇の方で。赤紫蘇を蒔いてもつける時期に合わないことが多く、土用干しの時期がカンカン照りになるのがまた少なくて、こちらで漬けるよりはと梅干しを漬けている友達から送ってもらいます。
そうですか、送っていただいてるんですね。
本当の梅干はやはり美味しいですものね。
今は田舎近辺の農家でも、手作りをする家が少なくなってきて残念なんです。
でも手作りして上手く美味しく出来たときは、本当に嬉しいですよね。
私は、毎年梅漬けとらっきょうを漬けるのですが、友達などは、手抜きしてアマゾンでも買える、赤紫蘇を白梅酢できちんと処理した、出来合いの袋入り赤紫蘇で作っている人が多いです。
実家の義妹は、江戸から続く今でも大農家の出ですが、嫁に来て初めて、自家製味噌と杵と臼でついた餅や手作り梅干しを食べたと大感激していました。
忙しすぎて家族揃ってご飯を食べることもなく、 お腹がすいて時間がある人から先に、テーブルに出しっぱなしのオカズで食べるそうなんです。
スーパーから買ったままのパック入りが、何十種類と並べてあるそうです。
実家は、昔から農家ではないのですが、父がこだわる人なので冷凍食品もNGです。
ご丁寧に。ありがとうございます。
夫が外食も加工食品もあまり好みませんでしたし。異郷にいると
工藤さんのようになんとかして作ってみようと思うことが多くて。工藤さんのレシピの生麩は失敗しましたが、一時は蒟蒻や豆腐、胡麻豆腐 納豆 和菓子などかなりの物を作っておりました。




