煌めく光の中で


by fusk-en25

古いミシン。。

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古いミシンを持っている。
窓辺に置いているのは
何年か前に息子が古いシンガーの足踏みミシンを見つけて。
その年の私の誕生祝いにぴったりだろうと。。買ってきた。
骨董屋などとは呼べない小さな古道具屋で。
直前まで老婦人が使われていたらしい。
値段も2000円か3000円だったと思う。
祖母が戦前から持っていたシンガーミシンと同じタイプと懐かしく。
動かしてみたらカタカタと動く。
足踏みにするベルトが少し緩んでいて。
ベルトを取り替えるのにも見つかるかどうかわからない。
動いても実用には向かないと思いながらもしばらく部屋には置いていたが。
嵩ばるので。とうとう上をはずして置物?にして
足踏み部分はベランダの鉢植の棚にした。

古いミシンは実はこれだけでなくて。
もう一台もっと古いものを持っている。
ここに住み始めた1980年頃。ミシンがなくて不便だとは思っていた。
クリニャンクールの蚤の市に行き。
古いミシンばかり扱っている店にも、見学のつもりで覗いてみた。
何十台も古いミシンばかり並んでいる中に、
なんとも優雅な珍しい形のボビンのミシンがあった。
ミシンの絵柄がまた素晴らしく綺麗で。欲しいなあとは思ったけれど。
ちゃんと使えるかどうかは心もとない。
使えないものを買っても仕方がないと逡巡していたら
店主は使えると保証するので買ってしまった。
たしかにちゃんと動いて3年ぐらいは使っていた。
そのうちどうやら手回しミシンを改良してモータを付けたのか
モータも古い物だったのか動かなくなってしまった。
手回しのノブを探してつけると動くかな?とは思うが。
そこまでして使っても縫うスピードも遅いし
手回しに慣れるのも大変だろうと考えるだけにしている。
でも使えなくてもこう言うものはどうしても手放せない。。
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# by fusk-en25 | 2016-03-20 07:35 | 手仕事 | Comments(2)

春のマルシェ。。

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数日続きのいいお天気。
風はまだ少し冷たくて。冬のコートも手放せないが、
日差しはもう春の輝きでキラキラしている。

マルシェに行った。
家のすぐ近くのマルシェは産直のような新鮮な野菜があるわけでもなく
普通の中級の品物を扱っている。
それでもじゃが芋専門店もイタリア食料品やオリーブ専門店も出ている。
八百屋は6軒。魚屋も金曜日なら4軒でる。
特に珍しい高級品はないが、日常の食料品を買う分には遜色はない。
何よりスーパで物を買うより相手がある売り方には活気を感じる。
この陽気にマルシェ全体がやっぱりウキウキはしていた。

じゃが芋専門店を通りかかったら。
おお。今日はまたすごい量だなあと
10kg入りの玉葱とじゃが芋がぎっしり積まれているのを見て吹き出しそうになった。
こんな大袋が飛ぶように売れるわけでもなく
沢山並べられているからと言ってつられて買う物でもないし。
幾ら何でもこれを運んできて並べるだけでもかなりの手間だろうに。。

この10kg入りの芋(Bintje)はフランスでは最もポピュラーな種類で
潰しやすくてマッシュポテトやスープに最適な品種だそうだ。
味が少し粉っぽい気がして。私は買わないが。
それにしてもほとんどの芋は1kg2ユーロ前後だから
10kgが6ユーロ50とは実に安い。
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# by fusk-en25 | 2016-03-19 10:33 | 散策 | Comments(2)

緑のベール?

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朝から煌めく光が一面に満ちた日だった。
気温も13度。
「三寒四温」よりまだどちらかと言えば「五寒二温」ぐらいの感じだが
日照時間も長くなって。
街路樹の裸の木に緑の靄のようなベールが薄っすらとかかりだす。
もうそうなるとそわそわして嬉しくてたまらない。

毎日ほどに白梅の咲き具合を見に行くのだが
今年はどうも思ったように咲かない。
花つきの悪い年もあるのかと思いながら
花の時は嬉しくてあちこち心当たりの梅を見に出かけても
花が終わると忘れてしまうことが多いものだが
何年か前のある年。
こんなに花も咲くのだからきっと実もなっているのに違いないと
ヴァンセンヌの森の大きな梅の樹の実のなる時期に見に行った。
それはもうびっくりするほどびっしりと小梅のような実が鈴生りについていた。
やっぱり実がなるのだとちょっと感激もして。。。。
その頃、フレンチブルドッグを飼っていて、
ヴァンセンヌの森まで散歩にはちょくちょく出かける。
実を見つけた3日後に散歩がてらにまた梅を見に行った。
誰が採ってしまったのか 樹にはたった一つの実もついてなかった。。
まるで狐に化かされたような気持ちがして。
人間ならあんなに高い梢の上まで登らないし。
鳥ならつついてもいくらか残っているだろう。
おそらく栗鼠が採ってしまったとしか考えれない。
それにしてもよく働く?栗鼠だと。
今思い出しても不思議な光景だった。
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# by fusk-en25 | 2016-03-18 09:47 | 草や花と遊ぶ | Comments(0)

色好み

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子供の頃から「色鉛筆」や「クレパス」が好きだった。
絵を描きたいからでなく。
何色もの色が並んでいるのを見ているのが好きだった。

私が10歳頃だったか、
叔父のしていたテキスタルデザインの工房がまだ会社になる前の時期で、
自宅に4人か5人の人を置いて仕事をしていた。
私の家から近かったこともあるが
1歳下の従妹もいて時々遊びに行くと叔父の仕事場も覗く。
その仕事場に顔料や絵の具、絵筆に混じって
大きな木の箱に入ったパステルが置いてあった。
100色か200色もあっただろうか。
画材屋でも見たことがないほどの立派なもので
欲しくて欲しくてたまらなかった。
叔父に「あのパステルを頂戴」と頼んでみた。
「あれは商売もんやからやられへん」と即座に断られた。
叔父はいつもクレパスを注文してくれたり
上質の画用紙を気前よくくれたりするのにそれだけはどうしてもくれなかった。
商売ものと言っても誰も使ってないのに。。と悔しかったが。。。
今になって思えばおそらくそのパステルは外国製で
子供にはやれないような高価なものだったのだろう。

近所の画材やが店じまいすることになって。
商品を安売りしていた。
持っていても使わないのはわかってはいたが。
この箱を見たらどうしても欲しくなって買ってしまった。
積年の恨み?としては叔父の仕事場にあったパステルとは
程遠い数の少なさだが。
それでもなんだか持っているだけで豊かな気分になる。

小さい頃からの色好み?はクレパスだけでなく。
刺繍糸やミシン糸を並べるのにも
洋服や下着の引き出しにもいまだに続いていて。。
自分でも暇やなあと苦笑をしながらしょっちゅう並べ替えている。
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# by fusk-en25 | 2016-03-17 10:01 | 追憶 | Comments(4)
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目が覚めると寝室の鎧戸に鴇色の朝の光がポツポツと映っていた。

部屋が真っ暗でなくても私は眠れる。
鎧戸をきっちり閉めずに半分だけおろしていると。
目覚めた時にほんわり朝陽が扉にさして、チラチラ動く影を
見ているのは至福の気がする。
眠気が覚めるまでの半時間ぐらいはベットの中でぐずぐずして。。
影を眺めて思いにふける。。
時々聞こえる小鳥のさえずりを聞くともなく聞き。。
ぼんやりしているのもまたいいものだ。

起き出して居間に行ったら。
ベンジャミンを通して陽の光がソファに当たり。
ずいぶん影が部屋の中まで伸びてきている。
台所のオレンジの皮と月桂樹やローズマリーで作った飾りにも
春の光ががくっきりと当たっていた。
陽が当たるとなんでもない部屋が
途端に輝き出して。。。
ベランダの蔦も花も生き生きとして見えてくる。
晴れはいい。。。毎日毎日続いても見飽きない。
春の兆しに心ときめく。。。

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# by fusk-en25 | 2016-03-16 08:50 | 住む | Comments(6)

ハンカチを使って。。

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ハンカチの企画会社をしていた友人がいる。
夫婦でパリに遊びに来る時。
サンプルに作ったハンカチが残っているから持って行ってやると。
どんなハンカチが欲しいか希望を言えと尋ねられた。
「大判のローンで出来るだけシンプルな無地に近いものがいい」と答えると。
「企画に合わないハンカチや。そんなハンカチでは儲からない」
とぼやきながらも色々なタイプのハンカチを持ってきてくれた
中に「これなら完全に無地や、どうや」と嫌味?たっぷり。。。
真っ白なローンのハンカチが100枚以上もあっただろうか。
さすがの私も何も柄のない真っ白なハンカチは使いにくい。
でも100枚もあるのだからこれで何かできるかと。楽しみになりだした。。
ハンカチを折り紙の様に折って。
2日か3日の短い旅行用に下着を入れる小さな袋を試作する。
ピンクや薄いブルーの糸で周囲にステッチをかけ、同色のリボンを通してみた。
ハンカチのいいところは端の始末がすでにされていて
袋縫いなどの手間が要らない。ローンだからかさばらない。
縫い糸や通したリボンを何色か変えて50枚ぐらい縫い。
友人や知人にプレゼントしたら喜ばれた。
これを見てハンカチを持ってきてくれた妻の方が「真似する」と袋を作って
営んでいた小さなブティックに置いたら。めちゃくちゃ売れたと笑っていた。
彼女は柄物のハンカチで縫ったから、
私の袋とはずいぶんイメージは違ったが。。。

この袋も最初は簡単にリボンを通していた。
近頃は洗うに耐えられるように
ちょっと手間だがリバティの端切れで紐も縫って通している。
小さなサイズ以外にも、
ハンカチを2枚使った大きいサイズも縫って
スーツケース用に作った袋も重宝している。
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# by fusk-en25 | 2016-03-15 07:26 | 手仕事 | Comments(4)
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気温が10度以上になると陽だまりは本当に暖かい。
土曜日からずーっと晴れていて。。。
気分がいい。。。だからと言うのではないが。。
「ファーストフードを食べませんか?」と友を誘った。
朝からパンを焼き
ひき肉にたっぷりの玉葱を刻んで炒めたハンバーグの素を作って。
キャベツのコールスローにアンチョビをトッピングしたサラダ。
前菜は茄子のマリネ。
予めあくぬきをして薄切りにした茄子を
フライパンにたっぷりのオリーブオイルをひいて炒め
塩とローズマリーやオレガンの香草を入れたリンゴ酢をかけ、
ドライトマトと玉葱を散らしてオーブンで10分あまり焼く。
付け合せはポテトサラダにしようかとは思ったが
ファーストフードにこだわって?
フライドポテトと一緒に玉葱の輪切りも揚げる。
皆が揃ってから肉を焼き、チーズや胡瓜も好みで挟む。
ちょっとこだわり?のファーストフード?の出来上がり。
小さめのパンにしたから、全員が2個づつ食べた。
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# by fusk-en25 | 2016-03-14 10:01 | ままごと | Comments(4)