煌めく光の中で


by fusk-en25
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所用があってパリの中心まで出かけた・
曇ってはいたが暖かで、帰りにPalais Royal(パレロワイヤル)によった。
歴史的建造物になっているこの建物は
最初はルイ13世の宰相だったリシュリューの城館だったそうだが。
彼の死後王に寄贈され 以後王立、国立と変遷して。
現在は文化省や国務院が入っている。
回廊には小さなブチックやキャフェもあり
中庭にはダニエル・ビュランの白と黒で構成された有名な円柱が立っている。
この円柱を見ると誰もちょっと登ってみたいと思うのだろうか。
今日も若い女性が歓声をあげながらよじ登って写真を写していた。
パーフォマンスと言えるほどではないが
手をあげたり体を傾けたりして色々な姿勢をしながら写している。
こんな事を素直にやれるのはいいものだなあと思いながら眺めて。
隣接するコメディ・フランセーズ(国立劇場)のキャフェに
その円柱がうつるのも面白い。
なんの変哲もない簡素なセルフサービスのキャフェだから余計そんな風に思える。
回廊からでてきた広場のキャフェにはシンプルな樅の木がずらりと並んでいて
なーにも飾りのついてない、こんな素朴さもいいなあと思う。
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# by fusk-en25 | 2015-12-12 10:43 | 散策 | Comments(2)

流れる雲と。。

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ほんの少し気温が下がり、10度が切れて。
この冬初めて手袋をはめた。
それでも陽がさすとまだまだうららかで12月だなんてとても思えない。

ほとんど葉が落ちた百日紅の枝を見上げて、流れる雲を眺める。
もうちょっと大きい雲が通ればいいのに。。。とか
ふわふわした雲が流れてくるのもいいと思いながら。
見ていると
光琳や宗達も描くときはこんな風に木々や雲を眺めていたのかと。
絵の中に雲の枠取りや扇面を嵌めこんでいるのは
たんにデフォルメしているだけだと思ってはいたが
ひょっとしたら雲の流れを見ながら考えついたのかもしれない。。。と。
思えるような気がしてくる雲の流れだった。
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# by fusk-en25 | 2015-12-11 11:28 | 空を眺める | Comments(2)

樅の木好き。。

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クリスマスの思い出は様々な小説に出てくる。
子供の頃はディッケンズの「クリスマス・キャロル」の挿絵に
鎖をひきずった幽霊の絵が載っていて怖くて読みたくない苦手の話だった。
大人になって読み返して見ると、ちっとも怖い話ではないから可笑しい。
色々な話の中で一番好きなのは
トルーマン・カポーティの「クリスマスの思い出」だろう。
フルーツケーキをおばさんが焼くシーンなど
ウイスキーのたっぷりしみた果物のしっとりと焼きあがるケーキの匂いまでを
想像してしまえる。
その真似をしたくて 度々フルーツケーキを焼いたものだ。
中でも樅の木を森に切り出しに行って
街に大威張りで持って帰るシーンが最も好きだから。
この時期になると
街のあちらこちらに生の樅の木が立てられているとなんとなく嬉しい。
キラキラ光る電飾にもそれなりの趣はあるが
素朴な木にはかえがたい気がする。
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# by fusk-en25 | 2015-12-10 10:47 | 思う | Comments(4)

ちいさき者へ。。。

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一番若い姪が女の子を出産した。
嫁いだ先も実家にも待ちに待った初孫だったから
その喜びは満ち充ちているだろう。
お祝いに、かねてから約束していた小さな靴をこしらえた。
こういう物を縫っているとひとりでに笑みが浮かんできて。
ちいさき者は幸せかなと思える。

義弟の娘だから姑が生きていればどんなに喜ぶだろうと思いながら
もしもなら100歳だからあり得ないのも残念なことだが。。

息子が生まれた時に。
実家の母は働いていて手助けにならないから
姑に4、5日手伝いに来てもらうように頼んだ。
いくらでも見てあげると大張り切りでやってきて。
泊まった翌日の朝。私が起きていくと姑が居間にショボンと座っている。
「どうしたん?おかあさん」と尋ねると
「もう帰りたいねん」と言い出す
この家には自分がする仕事は何もなくて手持ち無沙汰で困る。
家にならやることがいっぱいあるからと。
姑は何もすることがないと言いはしたが
朝からすでに家の中の掃除はおろか玄関の格子戸もたたきも磨きあげてあった。
どこがすることなかったの?と思ったけれど。
どうも居心地が悪そうだったから
昼ごはんを食べたら帰っていいと言うと。
顔を輝かせていそいそと帰ってしまった。
家業を一人前にこなしながら家事も買い物もやっていた姑が
いつも走って暮らしているかのように見え
家でじっと座っていることなど見たことはなかった。
私の家ではさぞかし退屈だったのだろう。

そんなこともふと思いだしながら靴を縫っていた。
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# by fusk-en25 | 2015-12-09 10:00 | 手仕事 | Comments(8)

業務用好き。。

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色々な調理器具を持っている。
それも業務用が好きで。業務用だからといって決して安くはないのだが
品物がしっかりしていて結局長持ちする。
箱に入っているのはケーキやゼリーの型や、クッキーの抜き型だが
一番上の左と下の2つの型は業務用でなくおもちゃ屋で買った。
子供用に作られているから手を怪我しないように
縁の処理がきちんと丸くなっていて。使いよかった。
2番目の紙のカップ類はやっぱり業務用で、1000枚の単位で売られていて。
買いに行くと店員に「1000枚入っているが構わないか?」と念をおされる。
年に100枚や200枚は使ってしまうから5年も経てばなくなる。
写さなかったが。パンやタルトを焼くのに敷く紙も1000枚入りを使っている。
1000枚より小さな単位を売ってくれないからだが
最初は大きな箱で重かったから夫はびっくりしたらしい。
1000枚で7、8年は使えるが それも もう3箱目だし。
調理用以外にも、洋服のパターンを写す型紙にも使える。

3番目の鳥の形をしているのはレモン絞り。
生牡蠣を食べる時 食卓用に使えば洒落ているかと思ったのだが
形のきれいな割には上手く絞れず。あまり役に立たない。
レモン絞りとしてはその下の貝の形をした方が上手く絞れる。
左と右端は木の実割り。
ステンレスの計量カップは4段階の大きさで物をはかるだけでなく
チョコレートやバターの湯煎に重ねて使えるから これは思ったより重宝している。
左側の卵の黄身と白身にわける器具は全く使い物にならなかった。
白身だけが受け皿に落ちる前に卵が外にはみ出してこぼれてしまう。
処分してもいいかなとは思いながら。思い切りが悪い性格だから
随分前に買ったのにまだ引き出しに入っていた。
5番目の写真の左側は肉たたき。
真ん中は焼きあがったローストビーフや焼き豚を挟んで
歯の隙間に包丁を入れて切ると同じ厚さに切れる。これは便利だった。
右側の卵切りも鉄線が細くて切れ味がいい。
プレゼント用に買いたいと探したがもうこの形は見つからなかった。
左側から、さくらんぼの種抜き。蟹用のはさみ。魚の鱗取り。大蒜つぶし。

調理器具ではないが。こんな遊びのようなスプーンも買った。
アンティックの店で、あまりにも形がきれいだったから
度々は使わないだろうとは思いながら買ってしまった。
透かしの入っているのはソースに浸されたお菓子をすくう物らしい。
こうして並べてみると、よくも色々な物を持っていると
自分自身でも可笑しな気もするが
どれも長年使っていて愛着が出てきて。中々処分はできそうにない。
流石に近頃はもうあまり厨房器具店を覗かなくなった。
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# by fusk-en25 | 2015-12-08 10:24 | ままごと | Comments(7)
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環境問題の関係からか
近頃は生の樅の木を家庭用に売られるのは随分少なくなったが
ここに住み始めた30数年前は。
クリスマスの前になると、マルシェや花屋 スーパーに
ずらりと樅の木やトウヒの売り場ができてそれは壮観な眺めだった。
まるでカポーティの「クリスマスの思い出」に出てくる樅の木みたいと
ワクワクして買ったものだったが
喜んで買うのはいいが、室内が暖房されている所為か
すぐに葉っぱがポロポロ落ち始める。
鉢に水を入れてみたり色々工夫をしてもクリスマスが過ぎる頃には
床一面に葉が落ちて踏めばチクチクする。
それでもやっぱり有った方がクリスマスらしいと何年かは続けていて
しばらくして鉢植えに切り替えたのだが。
鉢植えはまたクリスマス用にいい加減な植え方をされているのか
3年もすれば枯れてしまう。ここ数年は樅の木を買うのは諦めて、
窓辺に金色の玉やオーナメントを吊るし。
ベンジャミンにガラスの玉を飾るだけにしている。
オーナメントは
ヘーゼルナッツと小さな松ぼっくりで作るつもりで。
森に拾いに行ったら思ったような小さなものは数が少なく。
唐松の実を見つけた。
小さな帽子を古いTシャツで作ってかぶせると
それらしい感じになって、「唐松小人」と呼んでいる。
暖房の風に揺られてひらひら舞うのも愛らしい。
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# by fusk-en25 | 2015-12-07 08:46 | 手仕事 | Comments(6)

鳩の卵

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12月とは思われない暖かさだからか
毎朝土鳩が2羽3羽。ベランダでクウクウと鳴き騒ぐ。
今の時期にまさかとは思うが巣をかけられて卵を孵されるのは嫌だから
注意はして追い払うのだが ちょっとした加減で
今年は2度 巣をかけられて卵も見つけ。一昨年は知らない間に雛も孵った。
卵なら見つけて処分はできるが。
雛は殺すわけにもゆかずひたすら飛び立つまで待つしかない。

20年ほど前に。ベランダにクレマチスが藪のように茂っていて。
「カワラヒワ」が巣をかけて3羽孵ったことがあった。
そんな綺麗な?小鳥は大歓迎で
毎日そーっと覗いて見ては 楽しんでいた。
親鳥が餌を運んでくるのを見ていると
実に小鳥は少食だとその時 思ったものだ。
息子が小さな頃。手乗りにしたくて、
度々文鳥や十姉妹の生まれたてに近い雛から育てたのだが
10羽くらいの中で育つのはいつも2羽か3羽だった。
あれはどうやら餌をやりすぎて育たなかったのだろうと
カワラヒワや鳩の餌付けを見ていて思う。
親は日に何度もやってくるわけではなくて
餌もほんのわずかしかやらない。
雛を飼っていた頃は
大きな口をあけてわれ先にぎゃあぎゃあ鳴いて雛が餌を欲しがると
食べ足らないのかとついつい多めにやってしまう。
自然界ならそうも豊富に餌があるわけでなく
きっと少食でないと鳥は生き抜けないのだろう。

土鳩にしても
ベランダの鉢と鉢の間のこんな狭い場所によくも巣を作ったと。
しかも何処かから枝や草も運んできて。
巣を作る巧みさは褒めてやりたい気がする。
鶏の卵と比べると鳩の卵は随分小さかった。
食べると どんな味がするのだろう。
病気がうつると嫌だから食べはしなかったが。
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# by fusk-en25 | 2015-12-06 07:53 | 動物 | Comments(0)