煌めく光の中で


by fusk-en25

不思議な邂逅。。

暮れから今日まで日本から友が来ていて。何回か夕飯を共にした。

20代の頃の「いけばな」の仲間でその頃はかなり親しくしていたのだが
お互いが習っていた会を離れてからは全くの音信不通だった。
時折どうしているかな?と思うことがあっても
共通の友達とも疎遠になっていたから知りようもなかった。

4、5年前にパリのサンルイ島に住んでいる友に夕飯に誘われて。
日本から訪ねてきていた友人に紹介された。
「はじめまして」と挨拶を交わし何人かの友達と小一時間も喋っていただろうか。
何かの話からお互いの誕生日が話題になり。
その人は「5月1日ですねん」と言われた。
「昔、5月1日生まれだから、メーデーに因んだ名前の友達がいたわ」と言うと。
私もその名前ですと。その時はまだそれでも互いに気がつかなかった。
よくよく観察してみるとどこか昔の友達に似ている気がしてきた。
共通の友達の名前を出してみた。あらまあ。。。。
彼女は昔の友達 その人自身だったのだ。
不思議な縁としか言いようがない邂逅。
40年近く会わなかった二人の昔話がはずむ。
道ですれ違っただけならきっと気がつかずに終わっただろう。
傍で話し込んでも誕生日の話が出なければ分からなかったのだから。
それ以来彼女が年に何度かパリに来るたびに夕飯を共にする。
いつの間にか。長い間の疎遠の時間が消え。
ずーっと長く続けて付き合っていた感じがしてくるから
不思議な縁としか言いようがない。

干し上がった柿は、中がまだ柔らかくてデザートにぴったりだった。
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# by fusk-en25 | 2016-01-14 10:38 | 追憶 | Comments(6)

餃子も皮から。。。

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餃子の皮を手に入れるのは難しい。
ワンタンの皮なら、アジア系のスーパに行けば味はいいとは言えないが手に入る。
餃子の皮も一時は韓国製の冷凍品が日本商品を置いていたコーナに
売っていた時期もあったが 近頃はそれも姿を消してしまった。
反対に鍋貼と明記したすでに餃子になった冷凍品ならある。
おいしくないらしい。買ったことはないが
レストランで出てきたどう考えても冷凍だと思えた餃子はまずかった。
だから仕方なく。。。。皮も作ることにした。
ちょっと伸ばすのは手間だが、
皮を作ると皮だけ焼いて食べたいと思えるほど実は美味しいものができる。
粉を熱湯でこねるのが美味しい皮を作るコツで、
ひとまとめしたタネを2時間ぐらいはぬれ布巾をかけて寝かせ。
麺を作る機械に通して均一に伸びた皮を菓子の抜き型で抜く。
型で抜いた皮の周囲をほんの少し薄い目になるように綿棒で広げると包みやすい。

中身は豚肉をフードプロセッサーでミンチに挽いて
葱や白菜 ニラを微塵に切って入れ、ごま油と塩胡椒で調味する。
大蒜を入れることもあるし、入れずにおろして漬け醤油で食べたりもする。

皮のレシピはもう40年以上も前に家庭画報に掲載されていた切り抜きだが。
この切り抜きはこちらに来るとき 本のままでは重すぎて
欲しいところをノートに貼り付けてきた。
今はそれをA4のビニール袋に入れて、バインダーに挟み
和食。中華。洋風。菓子。保存食など項目別にスクラップしている。
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# by fusk-en25 | 2016-01-13 06:28 | ままごと | Comments(4)

棚の中。。

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真冬とは思えない温かな日が続いていたが、
昨日あたりから気温が少し下がって朝方も10度を割るようになり。
夜半になると真っ白な霧が立ち込めたりする。
さすがに「寒中」
この週末には最低気温が零下近くになる予報も出ている。

昨日の茶合と一緒に同じメーカの茶缶も頂いた。
なんでも新潟でも有名な店の物で、蓋を閉める時に
缶の上部に蓋を置くとすーっと勝手に下がるようになっている。
あまり磨きすぎるとせっかくの色合いが剥げるのでそのままにしていると
どんどんみすぼらしく垢がついたようにくすんでくるのだが
それも一つの風情かもしれない。
これには緑茶を入れて
烏龍茶や生姜入りの紅茶、ダージャリングは缶や瓶に入れ
棚の後ろ側にもぎっしりと3並びにハーブティやココア。
シリアルや玄米、スペルト小麦、粉、パスタなどを収納している。

生姜入りの紅茶は生姜味の紅茶を買っているのだが
針生姜やおろし生姜を作る時にでた皮の部分を
捨てずに細切れにして乾かし。よく乾けば紅茶の瓶に足している。

生姜味の紅茶を一番最初に飲んだのは
まだ20代の頃、花の展覧会の準備を徹夜でやっていて。
会場を提供された神戸のインド人クラブの人が。
夜中に大きな魔法瓶に入れて差し入れをしてくださった。
温かなミルクティに生姜の香りのする
蜂蜜たっぷりの紅茶は、疲れた体に染みいるようだった。
紅茶と生姜をちょっと炊き出した方が美味しいとその時に教わったが。
今はポットにたっぷりと茶葉と生姜を入れて、
最初はそのままの味で
2杯目から蜂蜜とミルクを入れて飲んでいる。
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# by fusk-en25 | 2016-01-12 08:49 | 住む | Comments(8)

茶を焙じて。。。

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茶合は好きで幾つか持っている。
緑茶、焙じ茶。烏龍茶などそれぞれの茶缶に入れて使っていて
茶匙とか茶杓と言うより「茶合」という響きの方がゆかしい感じがする。
写真の右端の小さなスプーン状のものは茶合ではないが
形がシンプルだから気に入って紅茶用に使っていて
これよりもう少し大きいサイズのものを粉や米を計るのにも使っている。

ここに住んでいるとお土産に日本茶をもらうことが多い。
私は健康茶やハーブティ。紅茶や中国茶など色々なものを飲み
緑茶も毎日飲むわけでなくどうしても余りがちになる。
賞味期限が過ぎてしまった緑茶は焙じ茶にしていて。
以前は石綿で出来た小さな焙烙で飲む度に焙じていたこともあったが
近頃は無精して100gの袋を一度にオーブンに入れて焙じてしまう。
しかも菓子類を焼いた後の余熱で充分に100gぐらいのお茶は焙じられて。
何しろ元が、高級煎茶や玉露だから
市販のほうじ茶よりずっと美味しい、香りのいいものができる。
その上ジャムを煮ている時のように
家中が焙じ茶の香りに包まれてちょっと幸な気分になるのも嬉しい。

同じようにオーブンの余熱を使って
日ませになったパンを薄く切ってラスク状に焼き。
バジルやトマトののペーストを塗っておつまみにしたり
そのまま朝食に食べてもいる。
パン自体がバターの代わりにたっぷりとオリーブオイルを入れて焼くから
ラスクになっても風味のいいものができる。
切ったそのまま焼かずに乾かしてもラスクにはなるが
ほんの少しの時間焦げないように低い温度で焼くと風味が増すような気がする
ラスクのことを佐藤雅子さんの「私の保存食にノート」には
買いすぎたパンや硬くなった食パンを使って
「ミルバートースト」にすると書かれていて。
やっぱり色々なペーストをのせて前菜に使われていた。
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# by fusk-en25 | 2016-01-11 07:48 | ままごと | Comments(2)

音。。

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たまにはレコードもかけたりやと
息子がキースジャレットをかけていた。
私は嫌味に言えば「音楽」は楽でなく「音苦」の苦と笑うのだが
音楽が日常に奏でられなくても何の苦痛もない。
風が通る。雨の音。小鳥のさえずり。
子供達の歓声など自然の音を聞くのは好きだが。
人間が奏でる音は全く聞かなくても暮らせる。
歌謡曲やフォークソングの言葉には特に反応して
いちいち文句をつけたいような気持ちになってしまったりもする。
音痴のせいもあるが子供の頃に嫌々ピアノを習わされて
ピアノの先生が冷たい感じの人で好きになれず練習も全くしなかったから
その頃に私の音楽に対する芽が摘み取られてしまったのだろう。

10数年前になるが、使っていたkenwoodより
もう一ランク上の音響に変えたいと夫が言い出した。
最初はBOSEかBang & Olufsenを買おうと物色していたのだが
ある日息子がメジャーではない色々な商品を組み合わせて売っている小さな店が。
地下に広い音響施設を持っていて日時を予約すれば聞かせてくれる。
試しに聞くのもいいではないかと冬の寒い晩に予約して3人で出かけた。
店はたった3人で経営も設置も修理もしていて、
いかにも職人の店という感じがした。
いつも聞いているCDを一枚持ってきてほしいと言われ、
確かブレンデルを持っていったかと思う。
どれぐらいの広さの部屋に置くのかを尋ねられて
20平方と答えるとではこれぐらいのスピーカでしょうねと聞かされると
場所が場所だからそんな風に聞こえたのかもしれないが。
音のわからない私でも今まで部屋で聞いていたよりいい音に聞こえた。
もう一ランク上のも試しに聞かれませんか?と言われて。
それを聞いてしまうと先に聞いたより勿論もっといい音に聞こえる。
これが商売のコツかもしれないとは思ったが。売り手の素朴さを見ていると
この人たちは音が好きなんだという気がしてきて。
結局一ランク上の物を買ってしまった。
オーナが音響を取り付けにきて
レコードは一年ぐらい使ってもらうといい音が出るようになりますからね。
と言われたのも興味深かった。
毎日かけていた夫がいなくなって、さて私は何回かけただろうか?
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# by fusk-en25 | 2016-01-10 09:14 | 追憶 | Comments(4)

ポケットに入るお猿。

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年初めの手仕事に小さな女の子のエプロンとミトンを作って。
エプロンのポケットから何か覗いたら可愛いかなと考えていた。
クマかウサギ ネコにしようかと思い悩みながら
今年の干支にかけて「さる」を作ることにした。
お手本は「ひとまねこざる」のさるのジョージ。
昭和31年初版発行。文・絵エッチ・エイ・レイ・訳。光吉夏弥 
何冊シリーズがでているかは知らないが 
「ひとまねこざる」に続いて
きいろいぼうし。自転車に乗る。病院に行く。タコをあげる。
の5冊を私は持っている。

12歳ぐらいまで本をあまり読まなかった息子が
唯一?何度も繰り返して見ていたのが「ひとまね子猿」のシリーズだった。
孫は日本語は読めないがやっぱりひとまね子猿が好きで度々開けている。
字の読めない子供が読む本を聞いているほど面白いものはないと
長年幼稚園の教師をしていた母が。
「子供ってなあ。読んでやらんでも考えられへんようなお話をするねん。
テープに吹き込みたいぐらいやわ、
字が読めるようになったら 無くなるねんなあ」それが惜しいと。言っていた。
だからと言うのではないが
私は子供に本を読んでやったことはない。
私自身が読み聞かされるのが大嫌いだった。
自分で読んだ方が読んでもらうより早いから
待っているのにイライラもしたし
ページを繰るのにも もどかしい。
そして本の中に繰り広げられる人々の声が私にはすでに聞こえているのに
読まれる誰かの声が私の思いとまるで違ったように聞こえてくる。
いつもうんざりしていた。

ポケットから覗くお猿さんにも小さなエプロンを縫った。
サル用のミトンまでは作れなかったが。。。
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# by fusk-en25 | 2016-01-09 07:25 | 手仕事 | Comments(2)

樅木もリサイクル?に。

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この暖かさだから「緋寒桜」のような花も咲いているかな?
と近所の公園まで歩いて行った。
公園というより。
建物の隙間の空き地を利用した
通り抜けの道の幅が少し広いという感じの殺風景な場所なのだが
「小さな森の遊歩道」と洒落た?名前だけはつけて。
市としては一応公園と呼びたいらしい。
途中にある変な彫刻は春になると噴水のように水を流すし。
段差を利用したあまり綺麗とは言えないような小川も作ってはある。

緋寒桜の方はまだチラホラで、あまり綺麗とは言えなくて。
写す気にもならず。
やっぱり日照時間がまだ少ないからかな。。

公園の隅に毎年設けられる
クリスマスツリーを集めてリサイクルする場所は作ってあった。
針葉樹でも朽ちると肥料になるのか?とか
燃やしてバーベキュウ用のけし炭にでもするのかと思いながら。。
フランス中なら。
樅木やトウヒもかなりの数になるだろうと変なことも考えていた。
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# by fusk-en25 | 2016-01-08 08:47 | 散策 | Comments(4)