煌めく光の中で


by fusk-en25

南瓜づくし

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大騒ぎされるほどハローウィンじたいが定着していないように見えるから
そのために売られていたわけでもないだろうが
スーパに西洋南瓜より小ぶりの南瓜が色々並んでいた。
その中からきれいな赤い色の栗カボチャを買ってきて
煮付けようと皮を剥いていたら、なんとも未熟そうな感じで
出しを濃いめにして煮る時間を短めにしてもしまりのない味になった。
翌日、それなら炒めてみようと
南瓜を薄切りにして玉葱とオリーブオイルで炒め合わせ
出来上がりに刻んだパセリを散らしたら
これはしっくりとした味になって美味しかった。
残りも炒めて?食べようかとは思いながら
4分の1は干して、後の残りは南瓜のプリンに裏ごししてセイロで蒸した。
普通のプリンに比べてモシャっとした舌触りにはなったけれど
ほんのりと南瓜の味がプリンに合わさってこれもまた捨てがたい。

南瓜づくしと言えるほどでもないが。。。
たった一つの南瓜で色々遊んだ時間だった。
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# by fusk-en25 | 2015-11-03 05:56 | ままごと | Comments(12)
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ここ数日
朝方こそ真っ白な霧に覆われてはいるが
霧の後は晴れると言われるとおり午後になるとすっきりと晴れだして
スカーンとぬけたような青空が広がり 暖かな穏やかな天気が続いている。
それでも季節は移りだし。
もう黄葉もおしまいかなと思えるほどに
街路に落ち葉が堆く積もり出した。
菩提樹は公害に強いと言われて。近頃は公園や並木にも増えてきた。
市庁舎の周囲の並木もこの菩提樹だが。
初夏になるとこの花特有の香しい匂いがこの辺りにもたちこめる。
蕾が開くか開かないかの短い時期に摘んでハーブティにするのだが
並木の花を摘む人もなくて
黄葉の間に沢山の実がついているのも愛らしい。

それにしても紅葉も黄葉も不思議な現象?と思う。
植物にとって花が咲き実を結ぶのは種族保存の本能だから
虫や鳥を惹きよせる為に香しい匂いを出したり
蜜や実の甘さも必要だろう。
芽を出すための養分を蓄える都合上落ち葉になるのもわかる。
でも葉の色の変化は植物自体にとって何の益もないのではないか?
たんに葉は枯れて落ちてもいい筈で。
気温に呼応する色の変化を植物自体は楽しんでいるのかどうなのか。
しかもその黄や紅に変わる葉の美しさを愛でるのは人間だけなのに。

黄葉には関係ないのだが、市庁舎の正面玄関が開いていて
覗いてみたら陽が燦々と差し込んでいた。
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# by fusk-en25 | 2015-11-02 06:48 | 思う | Comments(8)

菊を眺めて

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もう3週間ほど前から。
街のあちこちの花屋やマルシェの出店に菊の鉢が並んでいる。
11月1日
Toussaint(万聖節)の墓参りの習慣には
鉢植えを携え、それもほとんどが菊の鉢を供える。
市役所や教会にも菊の鉢が飾られ。
その日は祝日になっていて、今年はあいにく日曜日と重なってしまったが
この時期の2週間。
学校も休暇になって それに合わせて親も休みを取ることが多い。

菊といっても日本の豪華絢爛で繊細な花と違い。
ごく普通の小菊が植わっているだけだし 
懸崖風には作られても「もうちょっとどうにかならないの?」
と言いたいような代物だが、それでも長年見慣れてくると
菊の花を見ただけで「toussaint」だからと、
季節感を感じるようになるからまた不思議なものだ。

よく晴れた午後。
近所の教会に菊を眺めに行った。
全くサマにならない花。なんてぼやきながら、正面?から裏に回る。
教会の道を挟んで裏手は墓地になっていて。
ここには流石に沢山の鉢が並べられ。壮観と言えないこともない。
ずいぶん教会行事が廃れてきたとは言え。
明日は墓地も人で賑わうだろう。

LIBERTEと書かれている扉は市役所だが
周囲の黄葉した菩提樹がガラスに映りこんでいて。
どちらかと言うと変な懸崖よりそちらの方に気持ちは惹かれた。
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# by fusk-en25 | 2015-11-01 08:28 | 散策 | Comments(6)

白菜を漬けながら

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まだ真冬ほどの寒さではないが
気温も随分下がってきて
そろそろ白菜も美味しくなってきたからベランダで干して塩漬けにした。
白菜の水が上がってから
3日ほど前に干していた半生の大根も一緒に漬ける。
こんなちょっぴりな漬物を
姑が見たら「ままごとみたいやなあ」と笑うだろう。
もう姑が亡くなって40年近くになるが、生きていれば
今頃 陽だまりに何株もの白菜を干していたことだろうと思いをはせる。
私は姑が好きだった。嫁姑としての仲もかなり良かったと思う。

夫の実家は京都の東山で小さな窯元をしていて。
舅は京都生まれの京都育ちだが。
その舅の両親の代で京都に住み着いた者など京都では「京都人」には入らない。
「どこかよそから来はったお家」と言われる。
何しろ戦争の前から住んでいなければ京都人ではないという土地柄。
その戦も15世紀の応仁の乱のことらしい。
まして姑は愛知県の田舎から嫁いできたから
まったく京都人のイメージのない素朴な人柄だった。
たった4人家族なのに、大根も白菜も樽で漬けて。
同じなら白菜を20株も一度に漬けずに、少しづつ時期をずらせば
いつも漬かりたての新しい物が食べられるとは思うのだが、
彼女の漬物のイメージには合わなかっただろう。
沢山漬けては、近所だけでなく色々な知り合いに配るのも楽しみのうちだった。
私が大阪から行くのを待って 一緒に八百屋へ白菜や大根を買いに出かけたのも
まるで昨日のことのように思える。
干していた白菜も今なら写真にも写せたのにと思うと。
あの光景が頭の中にだけしか残ってないのは惜しい気がしている。

常備菜の塩昆布やちりめんじゃこも今日は煮ていて。
「お姑さんの台所の匂いと同じやなあ」と懐かしい気分に浸っていた。。
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# by fusk-en25 | 2015-10-31 09:48 | 追憶 | Comments(14)

家族の絆・海街diary。

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是枝監督の作品「海街diary」を観に行った。

両親が離婚して残された娘3人が暮らしている家に
異母妹を引き取って暮らす姉妹の話だが。
庭内になる梅で梅酒も作れるという広々とした庭に建つ
ちょっと古めかしい家に若い人たちが暮らす様は、
梅酒を作るのもてんぷらを揚げるのも
浴衣を着て庭で花火をするのも
そっくり私自身の若い頃の再現のようで懐かしく、
庭も家も日本の実家を彷彿させられた。

見ている分には楽しい映画ではあったが
無くなりつつある?家族の絆や風習の良さを
考え直したい思いから作られた作品なのだろうが
戦後の日本 実際にはその「絆」の鬱陶しさから、
核家族を理想としてきた筈が今度はそれに様々な歪みが出始め
結局はどこに?何を理想としていけばいいのだろうか。
日本にも簡単に離婚をしてバツイチ、バツ2などと言われる
再婚や再々婚の状況がもっと増え 家族構成も変わっていく。。
その狭間に身をおく子供達はどうなっていくのだろうと
考えさせられてしまった。

それにしても食卓の風景は楽しかった。
しらす丼。鯵フライ。竹輪のカレー。
食べてみたいなと思いながら観ていた。
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# by fusk-en25 | 2015-10-30 09:58 | 思う | Comments(10)

林檎を煮ていて

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マルシェに行ったら
手のひらにすっぽり収まりそうな林檎を売っていて。
表示をみたら「Akane」あかねと書かれている
日本種かな?と思いながら買ってきた。味は紅玉に似ていた。
マルシェでもスーパでも「ふじ」はもう何年も前から売られていて
日本ほどの立派な大きさでもなく 甘さも少ないがかえってさっぱりして美味しい。
「フジッシモ」の名前で結構人気も定着している。

シードルやカルヴァドスのようなお酒まで林檎から作ってしまう国だから
フランスの林檎の種類は豊富で、どこの店でも常時7、8種類は売られていて
大きなマルシェに行くと林檎だけを売っている店もある。

十数年前にニューヨークに行った時。
キッチン付きのホテルに泊まっていて
料理をするのに何度か高級食料品店で買い物をしていた。
果物のコーナで林檎の「マッキントッシュ」を見つけた時
もう嬉しくてあわてて買ってしまった。
すでにその頃「MAC」が林檎の名前からきているのを知ってはいたし
「大草原の少女ローラ」の料理の本に
彼女の時代なら林檎もマッキントッシュを食べていたと書かれてはいたが
まさかニューヨークの店でまだ売っているとは思わなかった。
小さくて、幾らか紅玉に似ている。味は普通の林檎の味?で
とびきり美味しい林檎とは言えなかったが。。。。

小さな林檎で「チャツネ」を煮た。
林檎を4つ割りにして薄くイチョウ型に切りレモン汁をかけて
鍋に蓋をして林檎が柔らかくなるまで数分煮てつぶす。
炊き上がる寸前にみじん切りの玉葱と少しのきび砂糖。シナモンで味をつけ、
ブランデーに漬け込んだ干しぶどうも混ぜる。
そのまま食べてもおいしいが、ヨーグルトとあえて食べても
玉葱のシャキシャキした感触がいいですねえと評判がいい。
時々カレーに入れると味に深みが出てまろやかにもなる。
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# by fusk-en25 | 2015-10-29 08:04 | ままごと | Comments(14)

小望月と。。。

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昨夜の月は十三夜の翌日で「小望月」と言うのだそうだ。
中空に月が光り輝く。。。。
それにしても月の名前は趣がある。
毎日姿をかえる役得?のような名がついていて。
今日の満月も「望月(もちづき)」だし
いざよい(十六夜)や立ち待ち月、居待ち月。寝待ち月。。。
平安時代の観月の日々が想像できそうな名が付けられている。

子供の時に読んだ童話に「月を欲しがったお姫様」の話があって。
月を欲しがる姫に、様々な見識者が月の取り方をあれこれと考えるのだが、
高い山のてっぺんまで登ったり、長い長い梯子を作ってみたりしても取れなくて。(そうでしょうとも)
結局 宮廷の道化師が姫に尋ねる「お月様ってどんな大きさ?どんな形?」
姫いわく「親指に隠れるぐらいのまーるい金色のもの」
早速それを金で作ってやると。喜んだ姫は首飾りにするのだが。
その後。大人たちは満月になったら、
月を取った筈なのにまたでているのはおかしいと姫が思うだろうと
夜になると宮殿じゅうにカーテンを張り巡らし姫を庭にも出さない。
何ヶ月かして何かのはずみで姫は庭に出てしまい。慌てふためく大人たちに
月を見た姫は「あら、お月様、また生まれたのね」
めでたしめでたしの話になるのだが。
私は子供心になんと楽しい「オチ」かと思った。。。
確かアンデルセンの童話だったような気がするのだが。。。

この日の夕焼けも素晴らしかった。
ビルとビルの谷間の細い細い間にピカッと太陽が挟まれて輝く。
日没が進むとともにどんどん色合いが沈んできて
今度は青い青い空が広がってくる。
写真を写してから、鳥が飛んでいたのに気付いた。
この鳥は一羽だったけれど。
時々100羽ぐらいのツグミらしき渡り鳥が群れなして飛ぶ季節になった。
でも鳥の群れは ああカメラ、と思う間に通り過ぎてしまう。

空はいつまで見ていても見飽きない。
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# by fusk-en25 | 2015-10-28 05:52 | 空を眺める | Comments(6)