煌めく光の中で


by fusk-en25

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祈りを込めて。。

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6年前の今日。3月11日。
たまたまその日、大使館に出かける用事ができて。
出かけようとしていたら、フランス人の友達から電話がかかって来た。
「日本で大きな地震が起こったみたい」と。
玄関ですでに靴も履いていたから、そのままテレヴィも見ないで、
大使館に行き所用を済ませ。館員に「大きな地震があったそうですね」と尋ねると。
「まだ様子はわからないけれど、阪神の時より規模は小さそうですよ」と穏やかな顔で話された。
それならばと安心もして。。
帰ってテレヴィをつけて、津波のニュースを見て驚愕した。
「考えられない状況が繰り返し報道されていた」

それからもう6年が経つ。

その時から東北復興支援グループを立ち上げた友がいる。
彼女もニュースを見ていたたまれず、すぐにも何かしなければと思ったという。
気持ちは焦っても実際にどうしてやればいいのかと。思案を繰り返し。
単に寄付金をどこかに送るだけでなく。実際に現地の人の欲しいものを
役に立つ形で支援するのはまた難しいことだっただろうと私も想像するが。
持ち前の頑張り方で。ここだと思える相手を見つけ。
周囲を巻き込んで支援グループを作り始めた。
中には金持ちの奥さんたちが遊び半分にやっていると見られたこともおそらく多かっただろう。
しかし。それから6年間、途切れることなくこれを継続してきた彼女とその輪を見ていると。
たとえ支援が終わりになっても(支援が必要でなくなる状況には1日も早くなって欲しいものだが)
彼女たちが築き上げた「輪」は
違う形になって進化して、そこからまた一つ一つの芽が育ち。
いつか広い広い草原になるのではないかと。私には思える。
思えるだけでなく。そうなることを夢見て。。。もいる。

UNITE TOGETHER <友が立ち上げた支援グループの名前です>



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by fusk-en25 | 2017-03-11 11:41 | 思う | Comments(2)

春の足音も。。。

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春の足音が間近に。。なって来た。
この時期になるといつもこんなところに梅や連翹が植えられていたのかと驚く。
残念なことにビルとビルの谷間のような狭い場所に咲くことが多いから。
花が後ろの壁の色に紛れて目立ちにくくて。花の持つ華やかさが損なわれる。
悔しがってても仕方がないのだが。。。残念には思う。
それでも通りすがりの人たちは。花には目を止めて一瞬立ち止まる様を見ていると。
みんな春を待ち焦がれているのだなあという気はする。

一杯の珈琲を沸かすのに、小さなエクスプレッソの器具を使っているが
たまにはそれをダブルで飲んでみたい気がして。
珈琲豆の専門店に器具を見に行った。
大きさや形が思わしくなくて、買わなかったが。
そこのウインドウがまた綺麗に磨かれていた。。
映り込みにも、いくらか春の匂いがするのがまた嬉しかった。。


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by fusk-en25 | 2017-03-10 09:25 | 季節感 | Comments(6)

孫の弁当から。。

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恒例になりつつある水曜日の「孫の弁当」
週一回だから毎回同じものでもいいようなものだが。。
なんとなくそれではまた気も咎めて。。
昨夜から仕込んだ鶏の唐揚げを朝から揚げて持って行った。
揚げ物は揚げたてアツアツがおいしい。弁当に唐揚げは邪道とは思うものの。
孫の好物だから。たまにはいいかと出かけるギリギリに揚げて、
息子の家で温めた。
付け合わせに、フレンチポテトも揚げて。
鮪の角煮と絹さやの茹でたのをあしらい。
いつもの梅干し入りのおにぎりに胡麻をふって竹の皮で包む。

8歳ぐらいの頃から数年間。
母の給料日になると夕飯をどこかに食べに行くことが多かった。
「5時ごろにおいでな」と言われていて。
時間を見計らって仕事場に行くと母の同僚たちもウキウキして
「Fちゃん今日もミュンヘンにする?」などと私に尋ねる。
その頃、流行りだしたミュンヘンという名前のビヤホールはチキンバスケットが有名な店だった。
まだケンタッキーフライドチキンなんてチェーンがなかった時代のことで。
鶏の唐揚げやポテトチップスも珍しかったような気がする。
値段の安い割にはなんとなくヨーロッパスタイルの店構えで、
籠に盛られたポテトチップスに埋まっている鶏の唐揚げも洒落た感じがした。
今から考えると子供をビヤホールやおでん屋に連れて行った大人も
その頃の時代としては不思議な気もするが。。。みんな若かったなあとその頃がまた懐かしい。
私にとってはビヤホールのあのざわめきのような喧騒さもなんとなく楽しかった気がする。

鶏の唐揚げにフレンチポテトを揚げていたら。ふとそんなことも思い出した。。



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by fusk-en25 | 2017-03-09 08:29 | ままごと | Comments(10)
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ここ数日、もうぐちゃぐちゃと言いたいほどの雨続きで。。すっかり腐っていた。
今日も最初はどんよりしていて。気温も低い。
そのうち、少し明るくなって。。梅が咲いたか?見に行った。

通りすがりの広場の。。
建物の上に。ちらほらと黄色の塊が見える。
まさか。連翹がもう咲き出した?
近寄って見上げると。やっぱり連翹で。
花の季節でないといつもは知らずに通りずぎる建物のあちこちに。
黄色い色が春を告げる。
ワクワクする気分も起こるのだけれど。。
でも連翹ならなんだかちょっと早いような気もする。
梅もまだ3分咲きにもならないのに。。。
どうも花の開花が。変な感じに崩れているのも
慢性的に異常気象の所為なのでしょうか?

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by fusk-en25 | 2017-03-08 07:44 | 季節感 | Comments(4)

緑の色を。。意識して。

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ここ数日鬱陶しい日が続いている。
もうどうにかならないか。。と思えるほどに雨が降り。
しかも気温も10度を切って、終日8度だった。。

食卓だけでもせめて「春」と思える緑の色を意識して並べてみようか。。
若草色のアボカドと胡瓜に、薄く切った玉葱をあしらいヨーグルトとあえて。
もう一皿はブロッコリーを茹でて。さっと炒めた。
マルチセレアルの粉とカムーット小麦を半々の割合にしてにひまわりの種や胡桃も混ぜて。
カムーット小麦特有の硬さがちょっとボソボソはするが素朴なパンが焼けた。

最後にせめて黄色のものも。。
みじん切りにした玉葱を甘さが出るまでしっかり炒め。
トウモロコシをブレンダーで挽いて。ミルクと混ぜたボタージュ。
甘くって香りも良くて美味しかった。

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by fusk-en25 | 2017-03-07 09:02 | ままごと | Comments(4)

言葉。。

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ここ数日気温こそ10度前後だが、「もうしっぽり。。過ぎる」と思えるほどの雨空が続く。
午後のひととき。一瞬だけ晴れて。咲き始めた近所の椿も輝いていた。

息子が夕飯に来て。。思い出したように。。
孫が「父ちゃん。僕と喋るとき。もうちょっと日本語を使い」と
何を思ったのか、言いだしたらしい。
「ふーん(珍しいこともあるものだ。。。)それで?」
「どうやらなあ。先月のヴァカンスで、スキー教室に行ってたやろ、
教室にフランス語の喋れない日本人とイギリス人の子供がいたそうや。
英語の授業が始まっているから、イギリス人とは簡単な挨拶ができて打ち解けられて。
日本人の子供が話しているのはなんぼかわかってもなあ、
話しかける言葉が出てこなくて、残念やったらしいで」
と孫の状況を説明しだした。

孫と私の会話は赤ん坊の時から私自身はできるだけ日本語を使うようにしているが
彼からはフランス語しか返ってこない。
聞く言葉に反応はしても彼の中に「日本語がプールされてない」からだろうと私は思っている。

孫が5歳の時に日本に家族で帰った。
それまでも孫は私の日本語を聴いて育っている。
彼自身、日本語を完全に理解できると信じ込んでいたらしい。
ところが初日に空き家にしていた実家に私の友達が11人、掃除の手伝いに来てくれた。
友達と私が話す大阪弁を孫は一言も理解できなかった。
滅茶苦茶パニックを起こして。
「なーにも分からへん、もうフランスに帰る」と泣き出した。
その反応には笑ってしまいたいぐらいだったが。。本人の落ち込みには少し可哀想な気はした。
3日目に長くフランスに住んでいた日本人夫妻が遊びに来てくれてフランス語が話せて
トミカのフェアにも行ったので、なんとかその後の4週間は楽しめて。
帰る頃には私と二人で実家の周囲を自転車で回って「右よ」と声をかけると
「はーい」と日本語で答えられるぐらいには回復はした。。

孫の中に日本という国はどういう形になっているのだろう?
もう少し彼の中に日本語が蓄積されて、自発的に話し出すこともあるのだろうか?
などと息子の話を聞いていて。ほんの少しだけ楽しみにはなって来た。


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by fusk-en25 | 2017-03-06 08:29 | 思う | Comments(8)

同じような献立で。。

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今夜も雛寿司を作ることになった。
たまたま息子が夕飯に来て、
季節感を考えると、同じ献立になってしまうのは仕方がない。。。。
魚の子も、笊貝も昨日全部食べてしまった。
小柱の煮付けや海老と絹さやのみぞれ和えを小鉢に盛って。
茄子は残っていたからやっぱり蒸して。。
ビールのアテに、白菜の漬物や大根のビール漬けも食べて。
冷蔵庫総動員みたいな食卓。
雛寿司は同じ趣向ながら、サーモンをのせない分。
ちりめんじゃことたっぷりの胡麻や麻実も炒って散らした。

お雛様にと買った「水仙」も満開になって。
これだけ花が咲ききると辺りが本当に華やかになる。。

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by fusk-en25 | 2017-03-05 07:36 | 季節感 | Comments(6)

雛の宴に。。貝を買う。


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マルシェで貝を買った。
「雛の宴」につきものの蛤も浅利もなくて。
ムールではイメージが違うし、coqueと呼ぶ 味は浅利に似ている貝を買った。
名前もズバリ「貝殻」なんて。。日本ではなんと呼ばれているのだろう。
辞書を引いたら「ヨーロッパ笊貝」という名前で房総半島にもあるらしい。
ずいぶん前はブルターニュやノルマンディの海岸にいくらも取れて
貝類の中でも最も安い部類だったが。
ある時期に何度かタンカーが挫傷して海も浜も油まみれになり。臭くて食べられなくなって
ここ数年魚屋でも全く見かけなくなっていた。
半年ぐらい前から。「あらコックがある」と気づきだし。。
おそらく浜がいくらか綺麗になって来たのだろう。
ただ昔のように安い貝ではなくなっていた。

貝もすでに砂を吐かせてあるというが。
なんとなく信用できなくて、やっぱり塩水に2時間余りはつけた。
おつゆに使うつもりだったが
半分はさっと炒めて前菜につまみ。魚の子や蒸し茄子も一緒に並べて。
主菜には、雛寿司を作ったのは言うまでもない。
馬子にも衣装ではないが。
なんでもないお寿司も箱に詰めたら宴の感じになった気がする。

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by fusk-en25 | 2017-03-04 07:50 | 季節感 | Comments(4)

雛と遊ぶ。。

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朝からきらめくような素晴らしい天気になった。
目覚めてすぐに。「お雛様」と遊んだ。
顔の白さが光に反射して、それでなくても淡い目鼻立ちが白っぽくとぶ。
それでも明るさはありがたい。
大小の雛を並べると。なんとなく小さい雛を大きい雛が
まるで発表会の我が子の舞台を袖で見守る両親の風情に見えてきたりして。
陽の明るさが劇場の照明のような幽玄さもかもす。

お雛様にと。春色の水仙を買った。
光がたっぷり当たる浴室に置いて見ると
さすがに40本の束。
近づくと水仙の甘い匂いも濃厚に薫る。
ああ「春の色合い」と嬉しくなった。


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by fusk-en25 | 2017-03-03 08:22 | 季節感 | Comments(6)

弥生。。

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三月・弥生。
月の中でも最もたおやかな甘い感じのする名前が弥生。
春のおとづれを今か今かと心待ちにするからだろうか。。

朝から降ったかと思うと止んで。また降り出して。。
時にはサーっと陽も差して。なんとも定まらない天気が続いているが
こうしっぽり雨が降れば花も咲くかと、水仙や梅の咲き具合を見に行った。
ちょうど下の広場に降りたら、光が差して来て。
小さな新芽がきらきら光る。
確かこの木は林檎海堂だったか。と見とれていて。
あいにく水仙はやっと葉っぱの間に蕾らしきものが見えただけで。
白梅はたった1輪だけ咲き出したばかりだった。
水仙の下に開くクロッカスの黄色や紫。色とりどりのポリアンサスも。
幼稚な感じもしないではないが、またこんな景色もいいかなと思う。

朝はブランチにしたから。ちょっとおやつのつもりでパン屋に寄り、
いつもの渦巻きレーズンパンを買おうとしたら。売り切れていて、
ショーケースに並んだ菓子パンを見ていると。
まあよくもこんな名前をつけると思える。。
形状にぴったりとも言えるのだが、そっけない感じに札に「三角形アーモンド」と書かれていて、
あまりにも名前が可笑しかったからそれを一つ買った。
1月に食べるギャレット・ロワを三角にしただけじゃないの?
アーモンドクリームが余ったのかしら?と思えないこともなかったが。
食べた感じは素朴で悪くなかった。

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by fusk-en25 | 2017-03-02 07:43 | 季節感 | Comments(4)