煌めく光の中で


by fusk-en25

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世界各地で起こったテロより。
日本の障害者施設の刺殺事件の方に よりショックを受けた。
「障害者なんかいらない」犯人がやったこともさることながら
この言葉のひどさに、気分が悪くなった。
「こんなことをしでかしたお前こそ要らん」即座に言いたい。

常々考えていることの中に。
私自身「私なんか必要があるのか?」といつも問う気持ちは持っている。
夫や私の両親も見送り、夫まで逝ってしまった。
世話をしなければならないような小さな子供を抱えているわけでもなく。
息子はいるが、彼らの暮らしは本人がやるだろう。
最後に私に残っていた仕事の実家の処分まで今年は済ませた。
今はもう
ただただ自分一人だけの日々をなんとか送っているにすぎない。
もしも今。私がいなくなっても誰も困らない。
勿論少しは寂しがってくれる友も何人かはいるだろう。
でもそれもほんの束の間。すぐに思い出の中に埋没する程度のことだと思いはする。

毎日の暮らしを
どんなに自堕落に暮らそうと咎める者もいない。
制約がないというのは気楽なようだが
自分を律するのは自分自身にはごまかしがきかなくて、
誰にも言い訳もできなくて意外と草臥れる。
何をしてもつまらない気持ちに折り合いをつけるのは中々難しい作業と思う。

だから、一人になった時、いくらか基本は決めた。
・ 一人でお酒を飲まない。
・ 外食も一人ではしない。
・ できれば出来合いの物を買っては食べない。
・ 鍋やタッパーから直接に物を食べない。なるべく綺麗な食卓を整える。。
・ 誰が家に入ってきてもいいように部屋は片付けて出かける
 (事故にあって死んでしまうなら見なくて済むから構わないが、
  中途半場な怪我で家に送られてきて散らかっていると目も当てられない)
・ どんなに疲れていても、その日に使った食器や調理器具はその日のうちに片付ける。
・ やりかけの手仕事の散らかりには目をつぶるとして、
  目覚めた時に部屋が整然として見えるぐらいには片付けたい。

後少しで「上がり」になる人生。
ここまで生きて来て今更投げてしまうと「潔くない」と
ふしだらになりがちな自分に心している。
あくまで願望の域を出ないところが、悔しいところだが。。。。

野原で摘んだ花をいけた。
野の花を愛でて暮らしたいと思う。

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by fusk-en25 | 2016-07-31 09:58 | 思う | Comments(8)
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マルシェに出かけた。
7月に休みを取った店が戻ってきて。
8月にヴァカンスに出る店が最後の週末になるのだろう。
歯抜けになっていた屋台がほとんど出揃い、賑やかな金曜日になった。
お客も先週よりかなり多い気がする。

夏らしい日が続いているせいか。
桃や杏、さくらんぼ、プラム、いちじくなども並びだし。
苺は露地物の看板がかかる。

季節のものではないが。4個2ユーロのマンゴを贖い。
こういうものは当たり外れがあるのだが、今日のは甘くて美味しかった。
千切り人参のサラダをするつもりで葉つきの人参や紫玉ねぎを買った。
フードプロセッサーで人参を刻み。玉ねぎは薄切りにして、
オリーブオイルとバルサミコの酢で和えたら、
シャキシャキした人参にほんのり甘い玉ねぎがアクセントになって幾らでも食べられた。

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by fusk-en25 | 2016-07-30 08:08 | 散策 | Comments(0)

粉を挽く。

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備蓄のそば粉がなくなっていた。
ビオの皮付きの蕎麦で粉は挽く。
市販の粉より家で挽くと粗めだから粒つぶが少し残るが
さすがに挽きたて。香りが違う。
挽いてから備え付きの網でとおすのだが。
どうしても最後に皮が残る、残った皮はまたすり鉢で潰して。
ふうわりとしたひきたての蕎麦粉ができた。

大草原の料理の本を読んでいたからパンケーキにしようかと迷ったが。
ギャレットと呼ぶブルターニュ風のクレープを焼いた。
そば粉だけではガサガサした舌触りになるので黍や粟の入った五穀粉を足す。
そば粉50g。五穀粉25g、卵2個。牛乳250cc。ブドウの種油大匙6。塩少々入れたタネを
ボールに入れてサランラップをかぶせて2時間あまり寝かせる。
焼くときにタネの硬さを牛乳で調整しながら、中火のフライパンでじっくり焼く。
片面がパリッとしたら裏返して、フライパンを揺すってクレープが動くと焼けている。

ハムやチーズ、ツナ缶を包んで表面をもう一度焼くのが一般的だが。
夏らしくトマトやレタス玉ねぎを挟んだサラダクレープにした。
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by fusk-en25 | 2016-07-29 06:55 | ままごと | Comments(6)

初なり。。。

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今年は物の成りが悪い。
ルッコラやラディッシュは
私に断りもなく虫があっと言う間に根こそぎ食べてしまった。
金蓮花は暑さ負けかさっぱり花がつかない。
今頃なら生い茂る筈のバジルもちっとも伸びなくて。
青紫蘇は去年の種だからか、発芽温度が合わなかったからか芽吹きもしなかった。
パセリとセイボリーはかろうじて育っている。
とぼやいていたら。
6月に蒔いた「鞘隠元」がやっと豆らしい形をし始めた。
豆はなりだすとあっという間に大きくなる。
硬くなる前にいくらか摘んだ。
採りたての豆は柔らかくて美味しい。
わかってはいるが欲深く。明日になればもう少し大きくなるかと。
今日の分はこれぐらいにして、冷蔵庫の野菜室に収納した。
倍の量になったら、さっと湯がいて胡麻和えにしよう。
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by fusk-en25 | 2016-07-28 07:16 | 草や花と遊ぶ | Comments(2)

本の中から。。

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子供のとき、私は滅茶苦茶な偏食で
大げさに言えば、胡瓜、卵。キャベツ。ジャガイモ。ちりめんじゃこで生きていた。
ご飯もぐずぐず食べるので。
祖母に「米粒を勘定しながら、食べているのか」と呆れられながら育った。
病弱の上に動くのも嫌いで、家の中でゴロゴロしながら本を読んでいるだけだったから
お腹もあまり空かなかったのだろう。

それなのに。
読んだ本に出てくる食べ物にはやたら興味があって。
食べ物のシーンはよく覚えている。
小公女のセーラがパン屋で甘パンを買うのを読んで。
あったかなふわふわした甘パンを想像していた。
後年。イギリス系のスーパマーケット「マークアンドスペンサー」で
クロス十字パンを見つけたとき。
きっとあの甘パンはこれなのだと嬉しくて。店に行くたびに買ってしまった。
小説の中に料理が出てくると、その書き方で小説家の技量がわかる気がする。
パトリシア・コンウェルのイタリア料理は本格的で、
パスタを真似たらおいしかった。

大草原の小さな家の料理の本が出版されたとき。
同じ思いの人もいるのだとやたら心強い気がして
古いタイプのレシピで作りにくいものもあったが、
ハバートかぼちゃの蒸し焼きやとうもろこしパンなど色々試してはみた。
どれも素朴な味で、アメリカの開拓民の原点を見たような気がする。
久しぶりに本の中から、「ハッシュ・ブラウン・ポテト」を焼いた。

偏食の方は一度も親たちから強制されたことがないのに
成長するにつれ全く無くなり 今はどんな物でも食べられる。
人間の嗜好なんて変わるものだと自分ながら変な安心感も持ってはいる。
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by fusk-en25 | 2016-07-27 10:19 | ままごと | Comments(11)

実験?

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グルメでも食いしん坊でも私はない。
家事が好きでご飯を作っているのでもない。
私自身なら、毎日毎日同じものを食べても構わない。

ただただ、こんなものを作ってみたいと言う欲望が強くて
私は料理を作り続けているような気がする。

イラン式のご飯を炊くつもりでインド香米(バスマチ)を買った。
いつもはバスマチもビオの5分搗きを使うのだが
今回はそれを玄米で炊いてみたかった。
どんな香りのご飯ができるだろうと、そわそわしながら準備した。

1時間前に米を大さじ1杯の塩を入れた水に浸ける。
1時間たったら、笊にあげて水を切り30分ぐらいそのままにして。
鍋に湯を沸かしてさっと米を茹でる。
「アルデンテに」とこのご飯を教えてくてたイラン人の友は言う。
鍋の底に多めの油を入れて、輪切りにしたジャガイモを底いっぱいに並べる。
ジャガイモの上に茹で上がった米を入れて。
空気が通りやすいようにポツポツと指で穴を開ける。
30分から40分中火で鍋にきっちり蓋をして蒸し煮にする。

ふっくらした米のバスマチの香りに、
ジャガイモにもうっすら焦げ目が付いて。
このジャガイモがまたなんとも美味しい。
今回は玄米が少し硬かった。この次はもう少し長く水に浸して炊こう。

こんなことをして遊ぶ私を、
友たちは、「料理実験教室」をまたやっていると笑う。

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by fusk-en25 | 2016-07-26 07:50 | ままごと | Comments(10)
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柑橘類の干した皮は防虫効果があると言う。
しょっちゅう食べるグレープフルーツの皮を乾かして
刻んで薄紙に包んで引き出しにいれていたが。
紙が裂けそうなので小袋を縫った。
古い晒やカーテンの残り布を使って、皮を入れてDMCの5番の刺繍糸で結んだ。
ついでにもらいもののラヴェンダーの小袋も
布が好きでなかったから、出して入れ替えた。
紐はやっぱり5番の刺繍糸だが中身がわかるように紫の紐で結んだ。
引き出しにいれると、開けた時に爽やかな柑橘類の香りがする。
このままでは愛想がないから。
この袋は中袋にしてアンチックのレースでサッシェを作ろうかな。

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by fusk-en25 | 2016-07-25 09:26 | 手仕事 | Comments(2)
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暑さも一段落して夕方になると涼風が吹く。
ここしばらく休んでいた自転車に乗るのを始めた。
週に3時間が目安で、
1日としては時速13kmから15kmを30分間、近所をあちこち走るだけだが、
ヴァカンスに入っているので、交通量も少なく快適に走れる。

走っている途中で、見事な「ノウゼンカズラ」を見つけた。
建物は写したくなるような洒落たものではないが、
夏を誇るような花の咲き方には圧倒された。
フランスの夏に合う。
夏の花ではダリヤもカンナもあまり好きではない。
ノウゼンカズラは子供の頃から好きな花だった。

大阪の実家の庭にも、屋根まで這い上がる勢いで毎夏咲いていた。
その家も処分して、庭もとうとう更地になってしまい。
あの花ももう咲いてないのだと思うと、
思い出は記憶の中に残すもの。。。とは思いながら。
ちょっと寂しい。
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by fusk-en25 | 2016-07-24 06:00 | 散策 | Comments(6)

マルシェにて。。

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ヴァカンスに入っているので。
いつもなら賑わう金曜日のマルシェも、
生鮮食料品のかなりの店が休んでいる。
どこで調べてくるのかと不思議なのが、
休みの場所には必ず雑貨品の安売りをする香具師が店を開いている。
アクセサリーだったり、洋服だったり、ガラス食器だったり。。。

何を買おうと目的はなかったから
一渡り見渡して。
安売りの人参やメロンを選び、
常備品の茄子や玉ねぎを贖った。
肉や魚はこの暑さではいくら氷の上に並べられていても
ちょっと買う気にはならない。

出盛りのサクランボは今日は1キロ3、95ユーロだった。

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by fusk-en25 | 2016-07-23 08:58 | 散策 | Comments(4)
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出盛りのサクランボで「クラフティ」を焼いた。
色々な果物の季節感がなくなっては来ているが、
生のサクランボはやっぱり今の季節を感じさせる。
この時期にしかない果物だからだろう。
しかも森にも公園にも、家の庭にも。サクランボのなる樹が植えられているから
高級品のイメージは全く無くて、キロ単位で買っても高くない。
ただ黒っぽいサクランボは味の割に果汁が生地にでて、色合いが汚い気がするから、
いつもナポレオンと呼ばれるピンクのサクランボで焼くことにしていた。
たまたま黒いサクランボをたくさんもらって、生では食べきれず、
今回はサクランボにあらかじめ砂糖をかけるのをやめて焼いてみたら、
生地に果汁がにじまなくてきれいに焼けた。
ちょっと甘酸っぱいサクランボの味がクラフティにはぴったりの気がする。
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by fusk-en25 | 2016-07-22 11:11 | ままごと | Comments(2)