煌めく光の中で


by fusk-en25

カテゴリ:住む( 60 )

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夕刻になって室内にうっすら「暖房」が入ってきた。
今日の正午、気温は10度だった。深夜は10度をかなり下回る。
この気温になるとじっとしていると手先が冷たい。
ゆうべはペットボトルにお湯を詰めてベットに持ち込んだ。
そろそろ暖房も入る頃かと心待ちをするものの。
数年前のエネルギー庁のお達で、暖房は出来れば10月15日からが好ましいと言われていて。
来週初めになるかな?とは思っていた。
それが今日の午後遅く、まだ本格的な暖房ではないが入り出して。
うっすらでも部屋が暖まると、体がのびのびする。

朝陽の入ってくる角度も、色合いも深さが増して
光線の柔らかさに晩秋から冬への雰囲気を醸し始める。
窓辺に吊るした柑橘類の皮が風に揺れてゆらゆらと。
オレンジに光る光線に影も揺れていた。
居間のベンジャミンにポツポツ光が当たる。
挿し芽した葉肉類にも。
トトロのつもりで作ったやたらスリム?過ぎて「似てないねえ」と言われる縫いぐるみにも、
ぽっちり柔らかな光が当たっていた。

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by fusk-en25 | 2016-10-07 06:32 | 住む | Comments(2)

風が渡る。

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8月の最終に近い週というのに。
昨日から「真夏日」になって。
すでに秋の気配かと思っていたお日様がまた突然ギラギラしだした。
日中は36度か37度。今日は暑かった。
ひょっとすると「熱帯夜」になるかな?と思っていたら
夜半になって28度まで下がって涼しい風も吹いてきて、
扉を開けたまま眠るのは今夜がこの夏では初めてになりそう。

2003年の夏。
いわゆる酷暑と呼ばれた年。1週間以上40度近い気温が続き。最低気温も30度を下がらず。
熱中症になった老人が1万人以上も亡くなって騒がれた夏も私はパリにいた。
飼っていたフレンチブルドッグが、部屋の冷たい場所を夜中じゅう探して動き回り
それでも熱くて寝られないとひいひい言うので
体に濡れタオルを被せてやって寝かせたぐらいの暑さだった。
もちろん人間の方も暑い。しかも大気が異常に乾燥していたから
その暑さは肌を刺すような痛さを感じたほどだ。
1週間ほどで通常の気温に戻ったから、なんとかみんな過ごせたものだが。
庭の芝生に寝たとかハンモックにしたとか何年か経っても
あの時の暑さが話題になっていた。

ベランダの日よけを手すりに結んで簡易のテントを張ってみた。
朝はまだ涼しいからその下で朝食も食べる。
キッチンの日よけの布が風を孕んで翻り、風が渡る様がしっかり目に見える。
たった一枚の布の効果が感じられるのをずーっと見ていて。
気分だけでも涼しさを味わっていた。

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by fusk-en25 | 2016-08-25 08:03 | 住む | Comments(0)

真夏日が続く。。。

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真夏日が続いている。
ついこの間まで冷夏気味で寒いとぼやいてもいた。
急に32度の暑さになってあたふたはしながらも、
気持ちのどこかにやっぱり夏らしくていいと少しは嬉しがってもいる。
さすがに炎天下に歩くのは引ける。
歩幅もゆっくりになって日陰ばかりを選んで歩いていても
10分も歩くと汗がじわっと出てくる。
ヴァカンスと言うこともあるが
午後のパリは歩いている人も少なくて、シーンと静まり返っていた。

照り返しを遮るために、軒下に麻のテーブルクロスを吊るした。
たった一枚の布でもかなり涼しさは違う。
椅子の位置を変えたり。
この暑さが続くならデッキチェアを出そうかな?などと夏向きの装いを考え始めて。
西陽の入ってくる作業部屋はまたかなりの暑さだから、
どうにも座っていられなくて
部屋履きの編み直しの続きは居間のソファに移動して。。。。
ついでに暑さを言い訳にして、普段なら昼間には読まない本を
ソファに寝そべって読んだり。。
のらくらしながら夏を楽しんでもいる。
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by fusk-en25 | 2016-07-20 08:49 | 住む | Comments(0)

本は捨てられない?

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5月に日本から送った船便の幾つかが届いた。
段ボールがぐしゃぐしゃになってテープで補修されて
「道中ご苦労さん」と言いたいような形になったものもある。
荷物を投げられたりするのは承知の上で送ってはいるが。
陶器などは幾つかは割れていた。

実家の処分は全ての物は目をつぶって捨てるつもりで行ったのだが。
本を見ていると。
一度読んだ本だから、持ってきても読まないかもしれないとは思ったが。。
どうしても捨てるに偲びなく
今までにも持っていた本は帰るたびに送ったり、
文庫本に買い直して持運んできたものもあるし。
歴史や世界の名著のような全集は何年も前に友人に分けて処分もしたのだが
それでもまだ数100冊は残っていて。
まさか全部は持って帰れないから何冊かを選んで送って。
船便8個、80kg近くの中身はやっぱり本になってしまった。
さてどこに収納しようかとあちこちの本棚を入れ替えたりしながら。
ぱらぱらとめっくて中身を読んだりして、
まるで昔の大掃除の時に、畳の下に敷いてあった古い新聞紙を読みふけるみたいだな。
と変なことも思い出しながら片付けている。

今日は真夏日になった。
我が家は風が通り抜けるのでそうも暑さは感じないが
ソファに座っていると時々じんわり汗が出たりする。
千切りの生姜をきび砂糖で煮て生姜水を作ったり。
笊蕎麦に、椎茸や薄焼き卵をのせた冷やし中華風のものを作って。
つかの間の夏を楽しんでもいる。

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by fusk-en25 | 2016-07-19 09:00 | 住む | Comments(4)

家中が赤く染まる。

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一寝入りして目覚めたら。
部屋が赤く染まっていた。
あわてて外を見に行くと、丁度太陽の上がって来る時刻だった。
それにしてもなんと綺麗な赤なんだろう。
どの部屋に行っても。
まぶしいように赤く染まっている。
ここもあこもと思いながら写していたら。
あっという間に100枚近い数になった。。
この中から写真を選ぶのがまた難しい。
ぼけているのをまず外し。。
ピンボケなら惜しげも無く捨てられるなあ。とおかしくもなるのだが。
同じモノばっかり写してる。。と思えても。
どっちがいいかなんてわかるわけない。。。などとぼやく。

こんな夏日が。
わずか4、5日で終わってしまうなんて。。。
まだ7月なんですけど。。夏服を着る間もなかったのに。
フルーツティも夕べこしらえて冷やしているのに。。
と天気に文句を行っても始まらないが。
なんとなく詐欺になあったような気がする。
つかの間の夏日でした。

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by fusk-en25 | 2016-07-12 08:11 | 住む | Comments(2)

朝焼けに染まる。。

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朝焼けで染まる部屋は、夕焼けとまた違う。
赤の色合いがなんともこっくりして、
それでいて陽がまさに上がる勢いがあるのだろう。
オレンジにも、赤みを帯びた黄色にも。
真紅にも染まる。
ベランダの鉢にぽちっと赤い光が映るだけでも、
鉢がいつもと違う顔になりだす。
葉っぱの影も愛おしい。
しかもその光が屈折してあちこちにまた当たりだすと。
思いがけない形になって、息を呑むような光景にも出くわす。
刻々とその場所が移動もして、いくら見ていても見飽きない。
真面目に朝起きしてるのとは違って夜更かしの賜物なところが
私自身としてはちょっと気恥ずかしい気もするが。。。
どっちにしたって。
この光景を見るのは、どんなに眠くてもワクワクして、
決して見過ごすわけにはいかない。

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by fusk-en25 | 2016-07-01 07:01 | 住む | Comments(4)

晴れた日に。

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待ちに待ったといえば大げさだが。
天気予報の予想どおり、朝から晴れて28度になった。

夕べ、このタイミングを見計らって、
居間のカーテンを洗って干した。
もう随分前から薄汚れた感じが気になって仕方がなかった。
朝。
朝陽がカーテンにさしている。「やったぁ」って言いたいほど嬉しかった。
ほとんど乾いて、白さも増した。
そわそわ。わくわく。
家中の窓を開けはなす。
ベランダの草にも陽が当たって。
キッチンの窓際にも光が当たる。
これで伸び悩んだ野菜や香草は大きくなるだろう。
鞘隠元も蕎麦の実も。バジリコも。パセリも。ルッコラも。

たったこれだけのことで周囲が綺麗に見える。
太陽を崇拝する筈。。

金蓮花は去年のおちばえが花を咲かせた。
勝手に生えてきた花は、植えたものより、もっと愛おしい。

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by fusk-en25 | 2016-06-23 09:05 | 住む | Comments(10)

ネットを使って。

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パンや菓子を焼く時に使うシリコンの紙が残り少なくなった。
数えてみたら12枚。
12枚ぐらいではいつ無くなるか分からない。

パリの真ん中に位置するシャトレ・レアールは
ランジスに移転するまで食料品の中央市場が建っていた。
その名残なのか、パリで品物を見れる便利さからか
今だに業務用の調理用品を扱う店がこの界隈に何軒か残っている。

業務用好きの私は、30年前にその中の一軒でこのシリコンの紙を買った。
500枚が箱詰めになっていて。
買ってきた箱を見た時、夫も息子も「こんなに沢山の紙が欲しかったの?」と呆れた顔をした。
でも、こんな便利な紙はなかった。
オーブンで菓子やパンを焼く時に使うだけでなく、包み紙にも、瓶類の蓋を覆うのにも、
引き出しの中に敷いたり、洋裁の型紙を写すのにも重宝した。
こんなに多くの量を使い切るのかと疑われた紙もすでに3箱目になっていて。
箱を出してみたら、忘れない様に記したのか私の字で04年12月。40ユーロと箱に書かれていた。
写真左側の白い紙がその残りの12枚だが。

紙も500枚となるとかなりの重さでかさもある。
メトロで持って帰れるかと思案して息子に話したら
「そんな物、今時はネットで買えばいい、宅配にできる」とことも無げに言う。
「注文してどれくらいの時間でくるの?」近頃なら3、4日だろうと。
12年前は店に行って注文して、在庫がなく10日ほど後に車で取りに行った。

通信販売で物を買う習慣のない私はちょっと躊躇いながらも、試しに注文してもらった。
なんと3日で品物が来た。しかも配達料を入れて39ユーロだった。
ネットが流行る筈だ。時代だなと思う。
シリコン紙もエコロジー版が同じ値段だったから今回はそちらを注文した。
再生紙の所為かクラフト仕様の茶色の紙が入っていたが。
色が変わったら、また違った使い方もできるかと。ちょっと楽しみにもなる。

ついでと言えばなんだが。
水を濾過するブリタのフィルターと掃除機の袋。
長年探していた割れて補充したかった耐熱の紅茶用グラスも見つけて注文した。
どれも3日で品物が来て、スーパで買うよりいくらか安い。
この様なあらかじめわかっている物だけしか買う気にはならないが、
こんなことを便利な時代になったと言うのだろうと思いながらも、
まだこのシステムにすんなり入りきれない私がいる。

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by fusk-en25 | 2016-06-18 08:42 | 住む | Comments(4)

屈折した光の中から。

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雨続きの後の晴れ間はなんとも嬉しい。
ベタベタして鬱陶しかった床の湿気も扉を開けはなすだけで
ぱーっと乾いてじっとりした気持ち悪さがなくなった。
それだけでも開放的になって、
人間は天気によってこうも気分が変わるのか?と不思議な感覚に陥る。

出てきた太陽はとっくに、初夏の輝きになっていて、
朝の清々しさが窓にうつる。
そのものバッチリに物がうつるより写り込んだ光景に、
なんとなく屈折してうつる光の方に心が惹かれる。
私の手が変な具合に入ったり、影の中から物が現れたり。
普通に見えるよりずーっと幻想的な場面に変わってしまうのが
見ていても楽しい。

本来瑞々しいのが取り柄の紫陽花も
こんな風に枯れ物になるのはすがれた感じで好きなのだが。
窓越しにうつるとまたそれ以上の風情だなと眺めながら
台所に戻ってきたら、
冷蔵庫の扉にぽっちり光が映っているのが、
太陽がおどけた感じに見えて、楽しい気分になった。
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by fusk-en25 | 2016-06-09 10:01 | 住む | Comments(0)

隣人たちとの夕べ。

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先週末の夕方。
地下までゴミを捨てようとエレベータに乗った。
たまたま一階の扉が開いて、
玄関口に集まっている人々と目があった。
「今日は懇親会だよ。飲みにおいでよ」よ言われて。
そういえば隣人の懇親会が今夜だと告知板にビラが貼られていたのを思い出した。
この時期にあちこちのビルで年に一度の懇親会を行われる習慣もあるのだが、
いつもならこんな集まりはちょっと面倒で参加をしないことにしている。
でも隣人たちと顔をあわせてしまったからには、仕方がない行ってみるかと。
カメラを取りに帰って、参加した。
100軒の所帯から50人ぐらいは集まっていただろうか。
玄関口の広場に、テーブルを出して。椅子も何脚か並べ。
思い思いのアペリティフを飲み、持ち寄りの様々な食べ物をつまむ。
どこにでもあるような、手作りのキッシュやケークサレ、
ドーナツやタルトが所狭しと並んでいた。
「何飲むの?」「お水をください」ガス入りの水をグラスについでもらい、
たわいない話に耳をかたむける。
犬も赤ちゃんも参加して、なんとなく和気藹々の集まりだった。
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by fusk-en25 | 2016-06-01 08:13 | 住む | Comments(8)