煌めく光の中で


by fusk-en25

カテゴリ:散策( 77 )

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土曜日の気温は25度だった。
そして翌日の今日。終日雨が降り温度は16度に下がっている。
なんとひどい天気とぼやいてもこればかりはしかたがないのだが。

その晴れた土曜日。
久しぶりに近所の野原まで自転車で出かけた。
花を摘めるほど草は伸びてなかったが、散策にはいい日和だった。
自転車でぶらぶらでもないけれど。
近くの路上でガレージセールをしていて、
小さなお茶のセットを見るともなく見て、なんとなく値段を聞いた。
5ユーロと言われて、それでもよかったけれど、
試しに4ユーロと言ってみた。
こういう商いでない商いにはそんな呼吸も楽しみなもので。
相手も「うーんそこまでは負けられない」という顔を一応したが。
あっさり「いいよそれで」と言うから、状況につられて?買ってしまった。
お茶の空き缶は2軒置いた隣に1ユーロで売っていて値切った分で買うことにした。
「物なんかもう要らん」と誰が言っているのかと自分でも苦笑はしている。

このセット一応日本製には違いないがなんとも安っぽい作りで、
もしも夫がいたなら、小さいながらも窯元をしていた実家の水準からしても
「こんな物、陶器やない」と馬鹿にして絶対買わせてくれないだろうなあと思いながらも、
くれた新聞にしっかり包んで持ってきた。
それにしてもこれは本来何に使ったのだろう?
子供のおもちゃ?もしくは観光地の土産用に作られたのか?
不思議なセットだが、
これに何を入れたらはえるかと思い描くのもちょっと楽しい気はする。
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by fusk-en25 | 2016-05-23 06:28 | 散策 | Comments(10)

見事な藤の花

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近所に見事な藤の花が咲く。
そろそろ咲いている頃かと見に行った。
4月、5月の気温が低かったので去年に比べて2週間も遅い。
アルバムを見たら去年の日付は4月28日だった。
毎年見ていても、ここの藤には圧倒される。
こんな場所でこんなに立派に咲くのかと思えてしまう。

写真を写していたら
中から人が出てきて、立派な花でしょうと嬉しそうに話しかけられ。
去年長さを計ったら1m60cmあったと言われる。
外壁にアトリエと書かれているので、何を作っている工場なのか尋ねてみた。
1935年頃まではランプを作っていたらしいが。
今は工場ではなくなり何軒かの小さな事務所になっていると
ちょっと残念そうな顔をしながら話される。
この街も、パリに隣接した多くの街と同じように。
どんどん小さな工場が消えて、貸事務所や倉庫、住宅に変わってきている。
そういう時代なのかな?と思いもした。

藤の花の横に咲く大きな桐の樹もちょうど満開で
あたりに特有の甘い香りが立ち込めていた。
たっぷりした花が咲く様を見ていると、
紋章にも多く使われているように古代から愛でられたのもわかる気がする。
女の子が生まれると桐の樹を植えると言われるのに、
日本で私は桐の花を見た覚えはない、
最初に見たのがパリだった。パリには桐の樹が意外と多い。
この花の華やかさが広場に植えると映えるからだろうか?
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by fusk-en25 | 2016-05-20 10:10 | 散策 | Comments(2)

満開のマロニエ並木。

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ある晴れた昼下がり。。。と書きたいところだが、
あいにく小雨がシトシト降っている。
帰ってからすぐに行くつもりで6週間前に整体の予約を入れていた。

フランスの人たちはこれぐらいの雨なら傘をささない。
フード付きのパーカやコートですませてしまう。
私もどうしようかとは思ったけれど。
傘を持っていくと忘れそうなので、フードのついたコートを羽織る。

行きは雨に濡れるのが嫌だったから診療所の近くまでメトロに乗った。
終わって外に出たら、雨もほんのすこし小止みになっている。
いつものように10分余りの道を歩き出した。
ふと前を見上げると。。
おおっと言いたいようなマロニエの花が満開に咲いていた。
何年も通っている並木道でも、こんなにばっちり満開の花を見るのは珍しい。
白に混じって赤い花が点在してなんとも綺麗な眺めだった。

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by fusk-en25 | 2016-05-12 15:54 | 散策 | Comments(6)

笑いながら駆けている。

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フランスの1年はヴァカンスあけの9月から始まり
翌年の6月に終わると言っても過言でないだろう。
5月になるともう皆がソワソワして。
今年もこれで最終だからと学校やあちこちのクラブでも年間締めくくりの催しを企画する。
孫が昨年の9月から始めたハンドボールの練習試合を見にこないかと誘われた。
これも今年最後の催しらしい。
朝早くから出かけるのは夜更かし型の私にはきついかな?と思ったけれど。
時差解消になる気もして出かけた。
7歳から11歳までの同じぐらいのレベル?の少年4チームが交互に試合を繰り返す。
試合と言うよりほとんどただ走っているだけの動きと思われるものだったが。
子供達が3時間あまり全く休むことなく駆け回っているのには驚いた。
しかも彼らは笑いながら走っている。
彼らについて走ったら大人なら悲鳴をあげそうだな?と思いながら眺めていた。

昼食を息子達と共にして、4時過ぎに家に帰った。
朝の5時に目を覚ました所為か眠くて眠くて仕方がない。
ちょっと昼寝でもと横になり、気が付いたら夜中の4時だった。
時々何度か目を覚ました気もするが。。。
12時間。何も食べず眠り続けていたようだ。
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by fusk-en25 | 2016-05-08 14:20 | 散策 | Comments(4)

ミシンに惹かれて。。

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パリの下町に以前は多く見られた小さな個人商店がどんどんなくなってきている。
大きな壺からオリーブオイルを量り売りしてくれた店も
手作りの製本屋やガラス屋、靴の修理屋などはもうほとんど見なくなった。
その反対に増えているのが「Retoucherie」とよばれる洋服のお直しをする店。
洋服をリフォームして大事に着るからでは無い。
スカートやパンツの裾上げをできる人が少なくなって
修理屋に持ち込む人が増えたせいだと
靴の高さに合わせて毎回パンツの裾を変えると言われていた
フランスのファッショナブル?な習慣はどこにいったのだろう。。
ボタンもつけられない人がいますからねえ。と言われる。

ほんの500mを歩いている間に2軒も修理屋を見かけた。
どちらの店にもウインドウに素晴らしい骨董品のミシンが飾れていた。。
日本ではこんな形のミシンを見たことがなかった。
明治になっておそらくもっと進化?した形になったものを
家庭用には輸入されたのだろうか?
それにしても古いものは優美な気がする。
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by fusk-en25 | 2016-03-27 08:59 | 散策 | Comments(0)

春のマルシェ。。

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数日続きのいいお天気。
風はまだ少し冷たくて。冬のコートも手放せないが、
日差しはもう春の輝きでキラキラしている。

マルシェに行った。
家のすぐ近くのマルシェは産直のような新鮮な野菜があるわけでもなく
普通の中級の品物を扱っている。
それでもじゃが芋専門店もイタリア食料品やオリーブ専門店も出ている。
八百屋は6軒。魚屋も金曜日なら4軒でる。
特に珍しい高級品はないが、日常の食料品を買う分には遜色はない。
何よりスーパで物を買うより相手がある売り方には活気を感じる。
この陽気にマルシェ全体がやっぱりウキウキはしていた。

じゃが芋専門店を通りかかったら。
おお。今日はまたすごい量だなあと
10kg入りの玉葱とじゃが芋がぎっしり積まれているのを見て吹き出しそうになった。
こんな大袋が飛ぶように売れるわけでもなく
沢山並べられているからと言ってつられて買う物でもないし。
幾ら何でもこれを運んできて並べるだけでもかなりの手間だろうに。。

この10kg入りの芋(Bintje)はフランスでは最もポピュラーな種類で
潰しやすくてマッシュポテトやスープに最適な品種だそうだ。
味が少し粉っぽい気がして。私は買わないが。
それにしてもほとんどの芋は1kg2ユーロ前後だから
10kgが6ユーロ50とは実に安い。
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by fusk-en25 | 2016-03-19 10:33 | 散策 | Comments(2)
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知人の個展のオープニングパーティに行った。
フランスの展覧会はほとんどが初日のパーティにしか作者が在廊しない。
後は全て画廊主が面倒をみてくれる。
2週間から1ヶ月の長い会期をこなせるのもだからかと思える。
展覧会は作品を見ればいいので作者に会うのが目的ではないと言うことだろう。

6時からの始まりにちょっと早く着いて。
まだ人も集まってないだろうと周囲を散策して時間をつぶした。
こんなことでもないと違った場所を歩くことも少ない。
あいにく曇ってはいたがブラブラ通りを歩いていたら。
パン屋とは思えないような変わったパン屋を見つけた。
店いっぱいに雑然と粉の袋が積んであったり
得体の知れない?オブジェも飾ってある。
覗いてみたら「今風?」と思えるような素朴なパンが並んでいた。
全粒粉を主に使って田舎風のがっしりしたパンが焼かれている。
ウインドウに一切れ残っていたフランを買ってみたら
中身のカスタードの甘さも頃合いで美味しかった。
値段はちょっと高かったが材質の安心感で売れるのだろうか?

パン屋の向かえの道に。
ずらーっとジャムや乾燥果物などの食料品が並んでいて
奥のキッチンが丸見えなのがなんとなくいい雰囲気な店だった。
食料品店でもキャフェでも軽食屋でもなさそうなと
ジロジロみたら。どうやら仕出し屋らしい。
なるほど。だから店の名前が「un jour une fête」(パーティの日)なのかと納得もして。
隅に設けられているキャフェコーナで
次の機会にコーヒでも飲もうかな。。。

こんなブティックをみていると。
パリは小綺麗な店が増えたとつくづく思う。
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by fusk-en25 | 2016-03-11 10:32 | 散策 | Comments(2)

マルシェに行ったら。。

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マルシェに行ったら 路端で水仙を売っている人が何人もいた。
「1束1ユーロ」と声がかかる。
どこの森にこんなに揃って水仙が咲いているのかと訝る気もするが。
「もうこんなに咲いているのだねえ」
「春が近づいてきた」と
嬉しそうに何束も買う人が次々と足を止める。

写真を写していた私にも
「2束買ってよ」と勧められはしたが
暖房の効いた部屋ではすぐにダメになるからと
一束しか買わなかった。
それでも洗面所にいけるとそこだけ「春」になったような気はする。
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by fusk-en25 | 2016-02-24 10:50 | 散策 | Comments(10)

陽の光に惹かれて。。

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陽の光があたるとなんでもない建物がドラマチック?に見える。
窓辺に半分枯れかかっている中に赤い花が咲いていると。
「なんと健気な」と思えて、ついつい写してしまう。
陽の光に誘われて。。
上ばっかり見て歩いていたら、いつの間にか帰る道がかなり遠回りになって。
どこを歩いていたのか。。。
そこら辺りを曲がれば あそこに出ると検討をつけていても、
道が放射状になっていたのか。
まったく想像しなかった変なところに出てしまう時もある。
パリは真ん中にセーヌ河流れているから、
少々間違っても河に行き着きさえすれば、
「ああここだったのか」と近頃なら少しは道もわかるようにはなったが。
昔はどえらい方向音痴で、しょっちゅう行き先を間違えていた。
その上 出来れば行き帰りは同じところを歩きたくないへそ曲がりだから。
私と待ち合わせをしてもどこから来るのか検討がつかないと
いつも夫には嫌がられた。
どうしてもわからない時はメトロの駅に入る。
そうすれば、メトロの線はどこかに繋がっているから
いつか家に帰ることもできる筈と。。。。
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by fusk-en25 | 2016-02-18 10:59 | 散策 | Comments(2)
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わくわく。。。。そわそわ。。。
。。。しそうな素晴らしい晴れの日。
雲ひとつない青空。
気温はいくらか低めで風も冷たかったが。。
ここ何日かの雨続きでうんざりしていたところだから
もう嬉しくてたまらない。

去年の暮れに潰れたカメラの修理ができたと。
昨日メールが入っていたから。
素晴らしい天気に誘われて取りにでかけた。
一瞬 自転車で行こうかなとは思ったが。
気温の低さに躊躇して、メトロにはした。
店近くの駅に行くのには乗り換えが2度もある。
直線で行けるところまで行き、残りの20分ほどを
ぶらぶら歩くことにした。

3時過ぎの斜光線はすでに春の輝きで。
建物と建物の間にチラチラと屈折した光が色々な角度でうつる。
どうってことのないキャフェも光があたると
まるで違う建物のように見え、看板までが煌めいている。
バステューユ広場の天使の像に飛行機雲がかすめると。
それは綺麗な光景になった。
「晴れはなんと心地のいいことか。。。どんなに寒くても晴れがいい」

キャフェのテラスにいる人たちも
お天気になるとこんな楽しそうな顔をするのかと。
表情の豊かさにしばし見とれてしまった。
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by fusk-en25 | 2016-02-17 09:13 | 散策 | Comments(4)