煌めく光の中で


by fusk-en25

カテゴリ:散策( 85 )

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「ギメで着物の展覧会をやってるねん、見にいかへんか?」と息子に誘われていた。

東洋美術では有名なギメの美術館が「松坂屋コレクション・キモノ」の特別展をしていることは知っていた。
最初はメトロで現地に行って待ち合わせようと思っていたのだが。
「僕らは自転車で行く」と言う。
実は最近二人乗りの自転車を買って乗りたくて仕方がないらしい。
なら私も。。自転車にするか。。
遠いかな?と距離を調べて見たら家から11km。約41分と表示が出ている。
いつも走っているサンルイ島までなら6、5km。
倍はきついかな?とは思ったが。日曜日だし。セーヌの沿岸を通れば1本道で
方向音痴の私でも間違うことはないだろうと挑戦してみることにした。

現地に11時の約束で多目に時間を見て9時45分家を出た。
日曜日の朝。10時台。
パリはまだ眠っている、行き交う車もほとんどなくて、
セーヌ沿岸の自転車道路も完備している。少し肌寒いが快適だった。
時間もたっぷりあることだし。
何度も止まっていては行き着かないなあと苦笑もしながら
途中で写真を写したりして走る。ジョッキングをする人たちも増えて来た。

ずーっと沿岸が続いて河風も気持ちがいいとまっすぐ走っていたら。
本当はもう少し早く元の道に出なければならないところを素通りしてしまい。
階段に行き当たったり。最終的に美術館の近所まで来て道に迷いほんの少し遅れたが。
なんとか行き着いた。快挙と自画自賛もして。。

美術館も並ばずにすんなり入ることができて。。

帰りは途中まで息子たちと一緒に来て、お昼も食べて。
家まで帰ったのだが、単に往復の道のりだけでも22km。回り道も加えると。
おそらく30kmは走ったと思う。
「ようやるわ。この歳で」と息子とも笑い。。。帰り着いて自転車を降りたら足がガクガクした。

着物の展覧会は「流石のコレクション」と思えるいいものが揃っていました。


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by fusk-en25 | 2017-04-17 06:40 | 散策 | Comments(2)

知らない街で。。

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知らない街に降り立つ楽しさと言うのだろうか。
メトロをあがって一番先に目に入った「エッフェル塔」
「住んでいても長い間見てなかったなあ、懐かしい気分だわ。。」
となんだか嬉しくなってしまった。

誕生日の夕飯に、うちでやってもいいとは思っていたが。
たまには変わったものを食べようと。息子の提案したイラン料理を食べに行った。
友人のイラン人のオススメの店でもある。
家からメトロで40分と離れていて、
この界隈を歩くことも少ないから。天気はそうも良くなかったが
ちょっと早めに出かけて。
映り込みも違うかな?とキャフェのウインドウをしげしげ眺める。
さすがにキャフェのウインドウはどこもピッカピカに磨かれていて。
書いてある文字も楽しい。
入り口に「WI-FI」の使えるマークが貼ってあるのもなんだか今風なんて思いながら
ワイン屋の店には明日の復活祭の卵がヂィスプレイされているのも季節感を感じる。。
などとしばし楽しんだ半時間でした。

イラン料理はあっさりして、付け合せのバスマチ米もふっくら炊けて香りよく。
美味しゅうございました。

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by fusk-en25 | 2017-04-16 07:25 | 散策 | Comments(2)
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子供や大人が混じって、何やら楽しげな作品を作っているこのアトリエを
何ヶ月か前から気にはなっていた。
たまたま昨日通りかかったら、教室は開催されてはなかったが
ウインドウにビニール袋を割いて編んだ敷物風のオブジェやモビールがかかっていて。
アトリエの開催日なども書かれている。
リサイクルの催しをここ2ヶ月の間に3回するらしい。
ウインドウの、映り込みもちょうどいい感じだな。と眺めていたら。
あまりにも熱心に見ていた(写していた)からだろうか。
部屋の中でずーっと絵を描いていた女の人が、扉の鍵を開けて
「中に入ってご覧なりませんか』と誘ってくれた。
せっかくのことだし。断らずに入って、
「写真を写してもいい?」と尋ねたら「どうぞ、どうぞ」と言われる。
壁にはずらりと古い本「アルベール・カミュの異邦人」を解体して。
本の中のイメージを本のページに描いているのがかかっていた。
古い本の文字のゆかしさと言い。紙の黄ばみ具合も、
描かれたイメージにマッチして壁一面にかけられているのは壮観だった。

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下町にはこんな風な小さな事務所がいくつもある。
3軒ほど隣の事務所のウインドウは
古い手回しの「蓄音機」が飾られていて。
これをまた写していると。事務所の中の若い人が、こっちを見ながら手を振っている。
「どう。。この古さが気に入った?」とでも言っているのか。
写し終わって、私も手を挙げるとまた彼らも同じように手を振り返してくれた。
こんな楽しみがあるから、歩くのも、ウインドウを見るのもやめられない。


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by fusk-en25 | 2017-04-06 07:59 | 散策 | Comments(2)

ボケボケの。。

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わざわざこんなボケボケの写真を写したわけではなくて。

先週、孫の合気道に送って行き。
練習の間、隣の部屋で待っているのもつまらなくて。
日も長くなって来ているし、近所を散策しようと出かけて。
気になっていた鉄骨だけになっている工場の跡を見に行った。
調度、隣に立つpalais des congrès (会議場)の大きな窓硝子に太陽の角度が反射して
建物に綺麗な光が写っているのを見つけ。
ちょっと興奮気味に、歩きながらパレコングレの窓の映り込みもせっせと写し。
廃墟になっている工場の鉄骨も。空との対比がいいなあと思いながら。。時を過ごし。。

その夜。息子に
「あの工場はなんやったん?タイルか鋳物の工場?」と尋ねたら
「レンガ工場やったんや」
「ふーん。だから煙突が残ってんのやな、それにしてももう随分あのままで。勿体無い敷地や。」
「市としては何か公共物に使いたいのやろうけど」
「お金がないってこと?」「パリ近郊で一番貧乏な市やからなあ」なんて話してもいた。

帰って来て、ちょっとワクワクしながら写真をパソコンに取り込んだ。
なんと全部写真がボケている。
試しに他のものを写してみたら、またボケる。カメラが壊れたのかと。
心配しながらマニュアルを取り出してよくよく読んで見ると、オートフォーカスが解除になっていた。
あーあ。
息子にメールでぼやいた。「写した写真が全部ボケてた」
ちょっとして「こんな写真あるけど。使うか」と何枚かの写真を送って来た。
やっぱり同じものを写してるのかとおかしかったが。
その写真を見ていてもちっとも臨場感が湧いてこない。
「せっかくやけど。あの写真は保留にしとく。また今度天気のいい日に写しに行く」と返事して。
当たり前のことだが自分が写した写真とはイメージが違うとは思いながら。。。
結局ここに使ってしまった。
一番最後のくっきり鉄骨が写っているのが息子の写真です。

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by fusk-en25 | 2017-03-01 07:25 | 散策 | Comments(4)

朝の光景。。

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朝帰りの。。朝の光景。
9時に孫を学校に送る。
小学校の横に幼稚園も中学校も隣接していて
この時間になると。三々五々。あちこちから親に送られて子供達が集まってくる。
車で送ってくる親もいて子供達の乗り降りに。
三叉路が渋滞になってもみんなそんなものだと悠長な感じが
朝らしくてまたいい。

昨夜雨が降っていたらしく。まだ空に雲は多いのだが時折朝陽ものぞく。
いつも12階の空ばかり眺めている目には。下から見る朝陽もまた新鮮で
しかも幾らか春めいてくる感じが嬉しい。

旅行もあまり好きでなく。よその家に泊まるのもどちらかと言うと嫌いなのだが
昨夜も寝つきにくくて、寝ているのか起きているのか夢うつつの耳に。
上の階に飼われている犬が夜中に排泄をするためにパタパタと可愛い足音をさせて階段を降りて来たり。
どこからともなく音楽が流れて来たり。。。
朝7時には通りを通る人たちの物音が聞こえ始めたり。。。
違う家に住まうとまた違う物音が聞こえるのだと。当たり前のことながら、
なんとなくそれも心楽しい時間だった。


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by fusk-en25 | 2017-02-24 19:56 | 散策 | Comments(0)

下町の裏通り。。。

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パリの下町を歩いていると。
いかにもパリらしいと思えるような風情の漂う店に時々出会う。
先日も菓子屋のウインドウの映り込みを写して、ふと横を見ると。
店頭にこんなに箱を積んでいいのかしら?と
思えるほどワインのケースを積み上げた小さな酒屋が目に入った。
ぎっしりと積まれた箱で、やっと人が一人通れるぐらいの入り口、
店内もそんなに広くはないのにぎっしりとワインが並べられていた。
それもまた 流石に下町の醸す雰囲気だと微笑みも誘う。
間口の狭い入り口からそっと覗くと、偏屈そうな爺さんにじろっと睨み返された。
この店のウインドウの写り込みも良かった。
背景にワインの瓶が重なって、うっとりしながら何枚も写す。

カレーの肉をワインで漬けようと、棚を見たら、買い置きのワインが1本もない。
慌てて階下のスーパに行って買って来たが。
これならあの頑固そうな爺さんの店で買えば良かったな。。などと思うと。
ちょっと悔しい気がした。

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by fusk-en25 | 2017-02-17 08:28 | 散策 | Comments(6)
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誘蛾灯に集まる虫ではないが
冬至が過ぎていくらか日が長くなった気がするものの。
まだまだ夕方の暮れ出すのは早い。
5時を過ぎるととっぷりと暮れた感じになって、
暗い通りに店の明かりが灯り出すと。
暖かな色合いのオレンジ色の光に妙に心惹かれる。

下町を歩いていて、このワイン屋の灯りもなんとも暖かそうないい雰囲気だった。
窓辺に試飲のためにかワイングラスが積まれていて。
ガラスに映る光を通して、たくさんのボトルが見える。
ちょっと試飲して一本買って帰ろうかしら?と思えるような。。。。
カウンターに椅子が並んでいるところを見ると
一杯飲み屋もやっているのかな?と除いてはみたが。
やっぱり一人では。。とためらいの方が先に立ち。
また今度。いつか誰かを誘って。。と結局は見ただけで入らなかった。




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by fusk-en25 | 2017-01-06 10:31 | 散策 | Comments(0)
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フランスには路上の自動販売機はほとんどない。
日本の市街地や、閉店した商店街の前に設置されている路上の?自動販売機を見たら
フランス人ならきっと驚くだろう。
誰も物やお金を盗まないのか?と。。
フランスであんなものが置かれていたら翌日には中身もお金も無くなっている。と言うと思う。
だからと言ってフランスが安全な国でないかと言えば。
人間が普通に暮らしていけるのだから、恐ろしいと思うほどの危険は感じない。
日本人がスリや盗難に合いやすいとは言われている。
観光客が何人かで歩いていると、ついつい外国にいる緊張感がなくなって、
どうしても注意が散漫になる。
ブティックの前でウインドウを眺めて喋っている人たちを見ていると。
私でも簡単に盗めそうだな。と思えるぐらいだ。

30年ほど前に、
24時間品物が買えるのを売り物にした自動販売機が何軒か設置されて。
便利だとか、新しい試みとか言われたものだが。
いつの間にかそれも姿を消してしまった。きっと防犯に問題があるのだろう。
下町を歩いていて「あれまだこんな店が残っている」
と自動販売機のブティック?を見てかえって懐かしくなった。
のぞいて見たら
設置された頃は、ティッシュや合成洗剤、食器洗剤などの簡単な日常品も売っていたが。
今はもう食べ物と飲み物しか置かれてなかった。

反対に、メトロや電車の駅。病院などには自動販売機は増えている。
それも飲み物とスナックだけの小さな自動販売機だが。
駅の構内には防犯カメラも設置されていて盗難の恐れがないからだろう。

私はまだここの自動販売機では物を買ったことはない。
出かける時に必ず水は持っていく。
330ccの小瓶が入る袋をジーンズの端切れに断熱の布を入れて縫って。
水が生ぬるくなるのは嫌だから袋の中に小さな保冷剤を入れている。
ほとんど飲むことはないし。
街のいたるところにキャフェはある。水もそこで飲めばいいようなものだが。
なんとなく一人でキャフェに入るのは気が進まない。
それにキャフェなら水よりビールを飲みたい。。


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by fusk-en25 | 2016-12-24 07:09 | 散策 | Comments(0)

遠まわりをして。。

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パリのメトロは市内をくまなく網羅している。
一駅ぐらいなら「ちょっと余計に歩こうか?」とわざわざ遠回りすることもある。
路線図を眺めてほんの少し余分に歩いて違う路線に乗ろうと考えたりもして。。。
孫の送り迎えの日。
気温も10度と暖かく。
帰りの道をちょっと変えて違う路線に乗ろうと。ぶらぶら歩く。
子供の時分、学校帰りに寄り道をしたのはこんな気分だったか。と自分でも可笑しかったが。。。
10分も余分に歩いただろうか。
いつもは乗らない駅の。。。
側の花屋が今の時期のウインドウ飾りを所狭しとつけている。
6時少し前、日はとっぷりと暮れてきて。花屋の前だけが明るい。
行き交う人がシルエットになって通り過ぎるのを眺めながら。
何か小さな鉢でも買おうかとは思ったけれど。
そこから持って帰るのには、乗り換えもあるからと諦めて。。。
写真だけを写した。

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by fusk-en25 | 2016-12-17 10:00 | 散策 | Comments(0)
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万聖節の休日。
「素晴らしい秋日和が続いている」と何度も言いたいような暖かな。。。
秋の陽射しは柔らかく。
陽の当たる全てがほんのり霞んだような色合いにも映る。
先の日曜日よりほんの少し早い時間に自転車でベルシーまで行った。
この公園は間に道路を挟んで2つに分かれていて。
両方の公園をつなぐのに跨道橋がかけられている。
今日はそのうちのセーヌ河の水を引いて作られている人工池の方に行った。
水辺に葦が伸びるにまかせ、人工的とはいえ、都会とは思えない静謐さが漂う。
この景色は確か去年も写していた。。それでもまた写していると思いながらも。。
水辺に映る樹々や草にはどうしても心惹かれる。
今年は「吹き寄せ」になるような水に漂う落ち葉が少なかった。
公園が完成したのは ほぼ10年ほど前だが
生えているプラタナスや大きな樹木はそれ以前のまましっかり公園に残して
新しい樹木の借景に取り入れられているのがまたいい。

「釣り禁止」の立て札には
まさか横で寝そべっている鴨を仕とめるのではないだろうにと。
ふと池を見たら、大きな鯉が何匹も泳いでいる。
それこそまさかこれを見て
さっと「鯉こく」や「洗い」を思い浮かべる人もいないだろうに。。と可笑しかった。
どちらかと言えば日本画が思い浮かべられる、まったりした水辺の景色だった。

公園を出て。。
今度は。本物の?釣りに出くわした。
プラスティックの家鴨を水に浮かべて、お客が来ると水をぐるぐる回す。
家鴨を12匹獲ると景品がもらえるらしい。
香具師も親たちものんびり見ていて。
一生懸命釣っている子供達が愛らしかった。

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by fusk-en25 | 2016-11-02 08:22 | 散策 | Comments(4)