煌めく光の中で


by fusk-en25

カテゴリ:散策( 82 )

薔薇に惹かれて

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パリの隣接都市は、同じ時代にひらけて来たからだろうか、
多くがメトロの発達につれてできて来た街で
もちろん高級住宅街やそうでないところもあるが、全体的には似た雰囲気のでところが多い。

一戸建てばかりではないだろうが2世帯や3世帯が住むこじんまりし建物に周囲を果樹や花木を植えて、
玄関には階段が設けられているような小粋な建物を見ていると、
なんとなく愛らしいなという感じがする。
何軒かの家が並んでいる脇道のような小路もあちこちにあって。
そこにもまた小さな鉢が並べられていたりして趣のある風情が見られる。

息子の家の近くに、以前から「こんなところに感じのいい路地があるのだわ」と思っていた
小さな道をふと見ると。何軒か先にたわわに薔薇の花が咲いているのが見えた。
季節だなあと嬉しくなって。ちょっとその家の前まで行って見た。
ぼってり艶やかな、今にも落ちなんという感じに咲き誇る薔薇も
これぐらいあるといいなあと思いながら見ていて、
またその先の家の前の小さな鉢に、照明を灯したようにバッチリ陽が当たって、
そこだけスポットライトのように浮き上がって見える。
こんな小路だけが素敵な太陽の当たり方をするのかもしれない。と思いながら
しばし眺めてもいた。

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by fusk-en25 | 2017-05-13 07:41 | 散策 | Comments(2)

初夏のような。。

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嬉しいような天気になった。
しかも気温が昼からはグングン上がり。予報では20度の表示は出ていたが
日向なら23度ぐらいにはなっていた気がする。。
昨日までは寒い寒いとぼやいていたのに。
あっという間に初夏の気分。
朝はダウンジャケットを羽織って。。昼からはTシャツ一枚。。
「5月だもの。。これぐらいの暖かさがやっぱりいいね。」
と会う人みんなが嬉しそうな顔をして話す。。

恒例の水曜日。
もちろん自転車で森を抜けて行った。
マロニエもいくらかおしまいになりかけて、地面いっぱいに花が落ちている。
メルル呼ぶ黒歌鳥のつがいが小枝をくわえて行き来するのにも何度か出会った。
巣作りをしているのだろう。

朝の森も爽やかだったが。
息子の家で軽く夕飯を食べての8時過ぎ。走り出してもまだ道は明るい。
この時間になると自動車の渋滞もなくなって。
静かな道を
日没を受けてほんのり淡く染まる森は大気がしっとり落ち着いて
清々しかった。

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by fusk-en25 | 2017-05-11 07:21 | 散策 | Comments(4)
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普段一人でキャフェに入ることもほとんどなくて。
本当に久しぶりにキャフェに入って珈琲を飲んだ。。。
広場からちょっと横に入った古いタイプのキャフェは、テラス席もなくて
カウンターに丸椅子が3つ、普通のテーブルは4席ほどの小ささだが
今風の綺麗なキャフェよりはるかに趣がある。
コーヒーを淹れてくれたお兄さん。
やたら機嫌が良くて、スマフォで音楽を聞きながら、時々踊り出すし。

カウンターにずらりとお酒の瓶が並んでいる後ろが鏡になっている。
瓶の隙間がもう少し広ければ、私がバッチリ映るのに。。
背伸びしても頭の先っちょしか映らないわ。。なんて変なことも考えて。
扉の鏡の下に親切に?「WC」のマークも入ってる。。トイレを借りた扉は勿論ちゃんと写して。

ちなみにカウンターで立ち飲みしたエクスプレッソは1ユーロでした。

横っちょから広場に戻って。。
ブティックのウインドウ全体にミシンをディスプレイしたのも圧巻だなと感心して眺め。
隣のブティックのウインドウも。
広場に沿ってまーるく映り込む建物がなんだか様になっていると思いませんか?


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by fusk-en25 | 2017-05-05 09:07 | 散策 | Comments(0)
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午後からパリ市内に所用が。。
朝からの快晴、でも天気予報は午後に雨のマークも出ている。
大丈夫かしらと悩みながら。。簡易のレンコートもしっかりとリュックに入れて。。
雨が心配だったので待ち合わせの時間も1時間早くしてもらい
やっぱりこの天気なら、メトロよりは自転車に乗ってと。。
(片道9キロ、所要時間40分、ほぼ平坦な道のり)
普通なら所用の後に近辺をぶらつくところ、
早い目に出て散策をするのもいいかと。。昼前に走り出し。

私が住んでいる左岸から右岸に。セーヌ河を渡る何本かの橋のうち。
今日は一番古いと言われる「ポン・ヌフ(新橋)」を渡ることにして。
その中程の、シテ島の先っちょに近い場所にある小さな公園に
ちょっと休むつもりで、自転車を止め。
昼食時とあって公園の周囲に立ちならぶキャフェやレストランのテラスは賑わい。
赤のマロニエも咲き出した公園を
手を繋いで歩く年配の人もなんとも微笑ましくて。
勿論、いつものように空に本棚が浮かんでいるような本屋の映り込みも楽しんで。。
いい感じだなあと眺めていたら。
レストランにカメラやマイクを持った人が集まってきて、
何やら対談のロケを始め。。。
「対談をしている人は誰なの?」と交通整理をしていた関係者に尋ねたら。
アメリカ人とフランス人の建築家だと教えてくれて。
ふーん、だから英語で喋ってるのね。と変なことに感心したり。。もして。

帰るまではなんとか雨も降らずにお日様にも恵まれて、
サンルイ島にも寄ってきました。
実は今日は結婚記念日。夫が生きていれば46年目。
薔薇を一枝、近くの花屋で贖い。献花した花はゆらゆら流れていきました。



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by fusk-en25 | 2017-05-03 08:04 | 散策 | Comments(2)
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春は自転車に乗って。。でもないが。
今朝も森を抜けていった。
午前中は晴れの予報通りに「青空」も広がる。
森の自転車道路はジョッキングにも快適な道と見えて。
走っている人たち何人にも出会った。

マロニエの並木の下にずらっと並んでいる路上駐車の自動車が目障りな気もするが。
まあ仕方がない。

恒例の水曜日の昼ごはんに今日は特別に夕飯も。
2食分の惣菜に私の着替えも積んで。。。この荷物を
2回も乗り換えがあるメトロの階段をエッチらオッチラ上がるよりは
森のいい空気も吸えてはるかに快適に走れる。
しかも今日は先週より5分も時間を短縮できて。。。となんでもないことに嬉しがり。。。

たどり着いた街には。
目が醒めるような、藤の花が咲いていた。
昼ごはんのためにだろうか。
バケットを3本も持った人が通るのも、微笑ましかった。

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by fusk-en25 | 2017-04-27 20:33 | 散策 | Comments(6)

森を抜けて。。

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先日の自転車距離30kmに味をしめて。
出張中の息子たちに頼まれての孫守りも。
木曜の昼に行って金曜の朝帰る日程。
荷物もあることだし「自転車にするわ」と出かけた。

通り抜けて行くヴァンセンヌの森はマロニエの花で真っ盛りだった。
時間に限りがあるから、ゆっくり止めもできずちょっと残念だったが。
翌朝でもいいか。。と走る。
距離は8km。このあいだより短い。
約45分の表示は出ているのだが、ゆっくり行って1時間で着いた。

帰りのマロニエや下草のたわわに咲く真っ白の花も満開で。
朝陽を浴びてキラキラ輝いて見えた。

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by fusk-en25 | 2017-04-21 18:48 | 散策 | Comments(2)
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何年か前にギメの東洋美術館が改修されて、
常設展の展示の仕方や採光の取り入れも変わったと言う。
松坂屋コレクション・キモノを見終わって
「ついでやから。ちょっと見ていこか」
「改修されてからは初めてやもんな」
アジア以外では最大の東洋美術を持っていることもあり
アフガニスタンから日本に至る5000年の歴史も網羅されているらしい館内。
全部きちんと見るには展示物がたくさんあり過ぎて。。酔いそうになる。
陶器を中心にザーッと見ることにした。
どうして古いものはこんなに色といい形といい、まったりしているのだろう。
このどれもみんなフランス人好みなのか?
同じ東洋美術でも集める人によってまた違う趣にもなるのだろうなどと思いながら。。

いいフォルムの壺だなと眺めていたら。後ろに自分の影が映る。
「またやってる」と自分でも可笑しがりながら。映り込みを写していた。
「おかんなあ。物を写す時はもっとひっついて写さな、映り込むがな。。」と息子が横から言う。。
その「映り込み」を写してるのやんか。。とは言わずに。
「ふんふん」とは聞いてはいたが。
単に展示された物の写真が欲しいならカタログやカードを買えば済む、わざわざ写すこともない。
こんな光景の方が楽しい。。んですがね。

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by fusk-en25 | 2017-04-18 07:32 | 散策 | Comments(4)
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「ギメで着物の展覧会をやってるねん、見にいかへんか?」と息子に誘われていた。

東洋美術では有名なギメの美術館が「松坂屋コレクション・キモノ」の特別展をしていることは知っていた。
最初はメトロで現地に行って待ち合わせようと思っていたのだが。
「僕らは自転車で行く」と言う。
実は最近二人乗りの自転車を買って乗りたくて仕方がないらしい。
なら私も。。自転車にするか。。
遠いかな?と距離を調べて見たら家から11km。約41分と表示が出ている。
いつも走っているサンルイ島までなら6、5km。
倍はきついかな?とは思ったが。日曜日だし。セーヌの沿岸を通れば1本道で
方向音痴の私でも間違うことはないだろうと挑戦してみることにした。

現地に11時の約束で多目に時間を見て9時45分家を出た。
日曜日の朝。10時台。
パリはまだ眠っている、行き交う車もほとんどなくて、
セーヌ沿岸の自転車道路も完備している。少し肌寒いが快適だった。
時間もたっぷりあることだし。
何度も止まっていては行き着かないなあと苦笑もしながら
途中で写真を写したりして走る。ジョッキングをする人たちも増えて来た。

ずーっと沿岸が続いて河風も気持ちがいいとまっすぐ走っていたら。
本当はもう少し早く元の道に出なければならないところを素通りしてしまい。
階段に行き当たったり。最終的に美術館の近所まで来て道に迷いほんの少し遅れたが。
なんとか行き着いた。快挙と自画自賛もして。。

美術館も並ばずにすんなり入ることができて。。

帰りは途中まで息子たちと一緒に来て、お昼も食べて。
家まで帰ったのだが、単に往復の道のりだけでも22km。回り道も加えると。
おそらく30kmは走ったと思う。
「ようやるわ。この歳で」と息子とも笑い。。。帰り着いて自転車を降りたら足がガクガクした。

着物の展覧会は「流石のコレクション」と思えるいいものが揃っていました。


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by fusk-en25 | 2017-04-17 06:40 | 散策 | Comments(2)

知らない街で。。

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知らない街に降り立つ楽しさと言うのだろうか。
メトロをあがって一番先に目に入った「エッフェル塔」
「住んでいても長い間見てなかったなあ、懐かしい気分だわ。。」
となんだか嬉しくなってしまった。

誕生日の夕飯に、うちでやってもいいとは思っていたが。
たまには変わったものを食べようと。息子の提案したイラン料理を食べに行った。
友人のイラン人のオススメの店でもある。
家からメトロで40分と離れていて、
この界隈を歩くことも少ないから。天気はそうも良くなかったが
ちょっと早めに出かけて。
映り込みも違うかな?とキャフェのウインドウをしげしげ眺める。
さすがにキャフェのウインドウはどこもピッカピカに磨かれていて。
書いてある文字も楽しい。
入り口に「WI-FI」の使えるマークが貼ってあるのもなんだか今風なんて思いながら
ワイン屋の店には明日の復活祭の卵がヂィスプレイされているのも季節感を感じる。。
などとしばし楽しんだ半時間でした。

イラン料理はあっさりして、付け合せのバスマチ米もふっくら炊けて香りよく。
美味しゅうございました。

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by fusk-en25 | 2017-04-16 07:25 | 散策 | Comments(2)
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子供や大人が混じって、何やら楽しげな作品を作っているこのアトリエを
何ヶ月か前から気にはなっていた。
たまたま昨日通りかかったら、教室は開催されてはなかったが
ウインドウにビニール袋を割いて編んだ敷物風のオブジェやモビールがかかっていて。
アトリエの開催日なども書かれている。
リサイクルの催しをここ2ヶ月の間に3回するらしい。
ウインドウの、映り込みもちょうどいい感じだな。と眺めていたら。
あまりにも熱心に見ていた(写していた)からだろうか。
部屋の中でずーっと絵を描いていた女の人が、扉の鍵を開けて
「中に入ってご覧なりませんか』と誘ってくれた。
せっかくのことだし。断らずに入って、
「写真を写してもいい?」と尋ねたら「どうぞ、どうぞ」と言われる。
壁にはずらりと古い本「アルベール・カミュの異邦人」を解体して。
本の中のイメージを本のページに描いているのがかかっていた。
古い本の文字のゆかしさと言い。紙の黄ばみ具合も、
描かれたイメージにマッチして壁一面にかけられているのは壮観だった。

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下町にはこんな風な小さな事務所がいくつもある。
3軒ほど隣の事務所のウインドウは
古い手回しの「蓄音機」が飾られていて。
これをまた写していると。事務所の中の若い人が、こっちを見ながら手を振っている。
「どう。。この古さが気に入った?」とでも言っているのか。
写し終わって、私も手を挙げるとまた彼らも同じように手を振り返してくれた。
こんな楽しみがあるから、歩くのも、ウインドウを見るのもやめられない。


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by fusk-en25 | 2017-04-06 07:59 | 散策 | Comments(2)