高野豆腐を炊いていて。緑の葉ものをあしらいたいと、ラディッシュの葉を採りにベランダに出た。
ラディッシュも。もともと貝割れ菜で食べるつもりでプランターに密に蒔き。
大根が採れるなどと思わずにいい加減に蒔いて育てて、
残った葉も、使えることもあるかとそのままにしていた。
葉っぱを引っ張ってみると大根も幾らか付いてきて。
この時期だから片付けてもいいかと全部抜いたら、思いがけずにかなりの量に。
20日大根とは名ばかりの。。100日大根に近いのだが、
齧ってみると。さすがに抜きたて?硬くもなくすも入ってない。。
それこそ捨てるに忍びない。またまた。。勿体無い気持ちが出てきて。
綺麗に洗って大根の部分は漬物に。葉や茎は大根葉の煮物にした。
漬物は塩を薄く昆布を細切りにしていれ、大根のビール漬けの液を少しまぶして浅漬けに。
大根の煮物はさっと湯がいて、細かく切って、油で炒めてから出汁をいれてきんぴら風に。
炊き上がりに胡麻を炒ってたっぷりかけた。
この大根の煮物は姑の。。
姑が沢庵をつける時期にいつも煮ていた煮物と思うとなんとも懐かしい気がする。
高野豆腐に、漬物。大根葉の煮物に卵焼きを焼いて。。
黒豆ご飯をあしらい。箱に詰めてみた。
このご飯。。実は黒豆茶の出し殻で。残った豆をどうにも捨てられなくて。
カマルグの五分搗米に炊き込んだ。
すでに豆が炒られているから残り物とは思えないほど香ばしい味がする。
詰めた箱を眺めては。。「ぜーんぶ『勿体無い』からできた食べ物やなあ」と可笑しがりながらの。
夕飯でした。