午前6時30分。久しぶりに部屋のあちこちが朝焼けに染まる。。
夏至からひと月あまり太陽の角度も、輝きもいくらか変わってきたのか。
同じ朝焼けでも6月のギラギラした赤さよりわずかに淡い色を伴う。
薔薇色に染まる壁の色合いにも、
木の葉に映るほのかな朱鷺色にも。。
ピンボケになった天井の抽象的な形にも。。
薔薇色から緋色に変わっていく壁の色にも。。
ああなんて美しいのだろうと。見続けている。。
刻々と変わる光の饗宴を。。たった10分か20分ほどのことながら
うっとりとする。。
なんとも幸せな時間だった。