もう今年はやめようと思いながら。スーパに並んでいる柿を見たら、やっぱり手に取ってしまった。
1パックに柿が4個入っている。
ここ数日、いっ時ほどの真冬を思わせる寒さは和らぎ気温も15度前後に。
その分どんよりした曇り空で、シトシトと雨も降る湿気の多い毎日になった。
柿を干しても黴びるかと心配して、2パック目には手が出なかった。
今年の4月に日本に帰ったとき、岐阜に住んでいる従兄の家で大きなふっくらした干し柿を食べた。
その辺りで有名な柿を毎年何十個も干すと言う。
「剥くのが大変やけど家で作った方が美味しい。今年は干場も考えて作った」などと自慢げに話す。
冷凍されていた干し柿は確かに美味しかった。
今頃従兄の家でも柿を剥いているかと、昨夜柿を剥きながら思いを馳せる。。
たった4個の柿なんて。。。
干し柿の風情になりそうにもないが。季節感ぐらいは味わえるかと慰めている。