お年玉。。。
2016年 01月 02日
夕方に息子たちがやってきた。
黒豆や煮しめなどそこそこの物で祝う。
7年前に一人暮らしになって、
恒例になった「年玉」をもらった。
ほんのわずかな額だが日本の風習にあやかって、
お節料理ともに年始の行事に続けたいらしい。
8歳の孫もお金の価値が幾らかわかる年齢になったから
昨年から孫にも「年玉」を渡している。
息子が5歳だったと思う。
親戚や知人からもらった年玉を
5000円だけ息子に渡して残りは私が着服した。
それでも彼には大金だったのだろう
「ステーキを買っておごる」と言いだした。
それならとデパートの食料品売り場にでかけたが
5000円ではどんな小さなステーキでも3切れは買えなかった。
本人は大きなステーキを3切れ買ってお釣りがくるぐらいに思っていたらしい。
あまりにもがっかりした顔をするので
適当な大きさの3切れを買って着服分から足して払った。
そんな頃の話を孫に昨夜していると。
「日本の肉ってそんなに高いの?」と驚く。
こちらのスーパではサーロインを3切れどころか1kg買っても
5000円でまだ幾らかお釣りがくる。
それにしても日本で教育を受けなかったは言え
この年玉に書かれた文字?
とても40幾歳かの大人の文字には見えない。
「年玉」という言い方が新鮮でした、「お年玉」としか言ったことがなかったので。
息子さんの書かれた文字、「息子」というのも、なんだかほろりとしてしまいました。
で、ローズ色のぽち袋がパリですねえ。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
息子さんからのお年玉、とてもいいお話で心がじんわりと温かくなりました。
そして昔々の息子さんのお年玉の話も。
着服・・・・・笑いました。
我が家はチビの癖にふたりともしっかりメモしていて、計算はできなかったはずなのに、だれそれからの袋はこれとかあれとか、袋の柄とお金を知っていてね。
フランスにはそんな習慣はないのでしょうね。
お正月に限らず、私の小さい頃などは、親戚など行けば、子どもの顔見れば、大人はお金をくれたように記憶しております。
お重に詰められたお節料理、美味しそうです。
私は今日母が食べたいと言うのできんとんを練りました。
甘さは市販の半分、裏ごしなしの手抜ききんとんです。
息子がもっと小さい頃。
紙幣を硬貨に変えてやると喜びました。
昨夜孫に着服の話もしたら、
孫はしっかり金の価値もわかってきているので
目を丸くして驚きました。
僕なら騙されないと言う顔して。。笑。
お年玉、字はしっかりしているからわたしは好きです。それより軸が曲がっているのがなんとも言えずに愛嬌があって微笑ましい、、、なんて言ったら怒られるでしょうか?
うちの息子たちはfuskさんのお孫さんより年上ですけど、未だに現金より現物支給に目を奪われています。お年玉の入った封筒は「はいっ」と親に渡して、他愛ないチョコレート卵に一所懸命になっている。着服している立場でも、こんなに幼いままで良いのか?と心配になります。
「お年玉 息子」いいなぁ。
この文字もいろいろな歴史が詰まっているようで
とっても素敵な文字だと思います。
wildrose53 さんと同じく、
私もちょっとじんとしてしまいました。
私もいつかこうして息子からお年玉もらえるかしら。
現物の方が即楽しめる効果あり?。。。笑。
6歳まで住んでいた日本に息子は私より郷愁がある様です。