煌めく光の中で


by fusk-en25

小望月と。。。

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昨夜の月は十三夜の翌日で「小望月」と言うのだそうだ。
中空に月が光り輝く。。。。
それにしても月の名前は趣がある。
毎日姿をかえる役得?のような名がついていて。
今日の満月も「望月(もちづき)」だし
いざよい(十六夜)や立ち待ち月、居待ち月。寝待ち月。。。
平安時代の観月の日々が想像できそうな名が付けられている。

子供の時に読んだ童話に「月を欲しがったお姫様」の話があって。
月を欲しがる姫に、様々な見識者が月の取り方をあれこれと考えるのだが、
高い山のてっぺんまで登ったり、長い長い梯子を作ってみたりしても取れなくて。(そうでしょうとも)
結局 宮廷の道化師が姫に尋ねる「お月様ってどんな大きさ?どんな形?」
姫いわく「親指に隠れるぐらいのまーるい金色のもの」
早速それを金で作ってやると。喜んだ姫は首飾りにするのだが。
その後。大人たちは満月になったら、
月を取った筈なのにまたでているのはおかしいと姫が思うだろうと
夜になると宮殿じゅうにカーテンを張り巡らし姫を庭にも出さない。
何ヶ月かして何かのはずみで姫は庭に出てしまい。慌てふためく大人たちに
月を見た姫は「あら、お月様、また生まれたのね」
めでたしめでたしの話になるのだが。
私は子供心になんと楽しい「オチ」かと思った。。。
確かアンデルセンの童話だったような気がするのだが。。。

この日の夕焼けも素晴らしかった。
ビルとビルの谷間の細い細い間にピカッと太陽が挟まれて輝く。
日没が進むとともにどんどん色合いが沈んできて
今度は青い青い空が広がってくる。
写真を写してから、鳥が飛んでいたのに気付いた。
この鳥は一羽だったけれど。
時々100羽ぐらいのツグミらしき渡り鳥が群れなして飛ぶ季節になった。
でも鳥の群れは ああカメラ、と思う間に通り過ぎてしまう。

空はいつまで見ていても見飽きない。
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Commented by 夜の騎士 at 2015-10-28 19:23 x
少年時代によく読んだ「一休さんのトンチ話」でお月さん
を取る話があったような記憶があります。

住職からか誰かから「あのお月さんを取る方法はないか?
と聞かれた一休さんが「はい、ありますよ」と答えて
「桶」に水を湛えて持ってきて、水面にお月さまを写して
みんなに見せたと云った内容だっと思います。

トンチ物語としては、さもありなんと思わせてくれますが
実際にやるとなると恐らく出来ないでしょうね。

ワタシの友人、知人にも数人「望月」姓の人がいましたが
「満月」を表してる言葉だとは知りませんでした。

しかし奇麗な画像ですね。
Commented by poirier_AAA at 2015-10-28 19:32
このお話、最後の姫の無邪気な一言に救われますね。
そう、子どもの「欲しい欲しい」ってそんな感じです。

あいにくの曇り空で、お月さま見えるといいのですが。。。。

Commented by fusk-en25 at 2015-10-28 20:00
よるのさん
月を写すのは難しい。
日没のほうは写した写真を選ぶのが難しい。
いつも悩みに悩んで。。。やっとです。
Commented by fusk-en25 at 2015-10-28 20:04
梨の木さん。
この話、いいオチでしょう。
ここに載せた翌日の満月は雲が出てきて。
またそれが幽玄な感じでした。
でも幽玄さは写真にはなりにくいですね。
Commented by green-field-souko at 2015-10-29 14:54
「たくさんのお月さま」ですね!
わたしが愛読していた本は、宇野亜喜良さんのグラフィカルな洒落た挿絵でした。その本は今は姪のところにあります。もう読まなくなっても、大好きだった本なので、なかなか行き先が決まりませんでした。本好きの姪でよかったです。
Commented by fusk-en25 at 2015-10-29 19:04
草子さん
この話が載っていた本。
かなり分厚い大人向けの童話集だったと思います。
読んだのは10歳ぐらいだったかな。
実家で探せばまだ置いてあるような気がしてきました。
by fusk-en25 | 2015-10-28 05:52 | 空を眺める | Comments(6)