「蔓たぐり」に心をよせて
2015年 10月 16日
今朝は7度だった。日中の気温も8度止まり。
天気予報の例年比からすると7度ぐらいは低いという。
「寒いですねえ」が挨拶の言葉になり
道行く人は一斉に冬姿になって分厚いマフラーも巻きだした。
ベランダの山芋の葉が真っ黄色に色づいている。
零余子もあらかた大きい目のものは取って食べてしまったが
まだ小さな米粒に近い大きさのものがいくらもついている。
最近知った言葉。季語にもなっているという「蔓たぐり」をしてみようと。
零余子が落ちないようにそうーと支えの竹から蔓を外す。
白い紙の上に蔓を広げて振ると。パラパラと零余子が落ちた。
拾い集めて。何しろ零余子が米粒ほどの大きさだから
これだけで食べるには足らない。
昨日買って剥いた栗といっしょにご飯に炊いた。
よほど玄米にしようかとは思ったが
栗や零余子の色合いと際立たせたかったから白米で炊く。
炊いている間じゅう、栗のふわっとした匂いが台所に立ち込めて
季節のものはいいなあと思った。
日本の
秋ご飯ですね
実は日本にいた時は零余子なんか食べるものではないと思っていました。実家の庭に生えていたのに。。。笑。
その後何年も玄関の壁にピンで留めています。
なんとなく趣があるのよね。
娘の幼なじみが10月生まれ。
いつもこの時期 になると、栗入りお赤飯がその家からまわってきました。おいしかった思い出です。
台所の壁に蔓をくくりつけました。。。笑・
蔓ものの枯れたのは風情があって。
以前は栗の入ったお赤飯も蒸したのですが。
50歳を過ぎて小豆がアレルギーになったので作らなくなりました。
零余子が少ないから栗を足した、というよりも、
わざわざ二つを取り合わせたと思わせるような景色です。
おいしそーーー^^
やさしい黄色に枯れた山芋の蔓もよい感じですねえ。
ラフにくるっと丸めるて束ねてリースにしてみたいなあ
と、わたしも思いました。