ままごと膳
2015年 07月 01日
親しい人とお昼を一緒に食べた。
34度の暑さを考えてメインはざる蕎麦にして
前菜を久しぶりに「ままごと膳」にした。
大豆の五目煮。オクラのみぞれ和え。大根の皮の中華風漬物。山芋の短冊。
これに牛肉の辛味和えとご飯、白菜のやたら漬けという簡単な食事。
温かいものが何もないがこの暑さだからさっぱりしていると思われた。
ままごと膳の名前の由来は
何年か前に息子が家を出て夫婦二人暮らしになった時。
それまでは肉も野菜も息子があっと言う間に食べてくれ
何を作っても物が残るということがなかった。さて二人になると困った。
作ったおかずがいくら食べても減っていかない。
だからと言って貧相な食べ方もわびしい。
ならばと、ちょっとづつ簡単な物を作って小さな器に盛ることにしてみた。
これがまた、お客に来た友人たちに受けた。
つまらない物を小さな器に入れてお盆にのせるだけなのだが、
馬子にも衣装というか、美味しそうに見えるらしい。
ちょこちょこと盛り付けるのがまるでおもちゃごっこの感じがするから
うちでは「ままごと膳」と呼んでいる。
おいしいものを少しづつ盛る。いつか真似してみたいです!