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煌めく光の中で


by fusk-en25
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オイルサーディンの缶詰の蓋を開けて
「森瑶子の料理手帳」に載っていた缶ごと温める写真を見た時、写真に惹かれて早速真似をした。
それを使った「ヨロンどんぶり」のページは、丼物の嫌いな私は素通りしたのだが。
後でまたそのページを読んだら缶詰をそのまま火にかけるのは究極の場合だけ。
鍋に移して温めた方がいいと書かれていた。
「ごもっとも」
缶を直接火にかけたら、油が飛び散ってガス台は汚れるは、缶も熱くなって火傷しそうだった。

それ以後、時々なーにもない時の常備菜としてたまにオイルサーディンの焼き物?を作る。
「たかが缶詰。。されど缶詰」と言いたいぐらいに意外とおいしい。
今夜はそれに生姜の千切りを加えて鰯を温め。焼き上がりに小さじ一杯の醤油をじゅっとかけて
鰯を皿に盛ってから、焦げ付いた鍋に大さじ1杯の水を入れてソースにして鰯にかけた。
輪切りのレモンもあしらって、生姜の味が効いて美味しかった。

マルシェの横で、トウモロコシを焼いて売っていた。
オイル缶をリフォームしたコンロをスーパのショッピングカートに乗せているのがまたいい。
「写真をうつしてもいいか?」と尋ねると「いいよ」と言われたので。
1本だけトウモロコシも買った。1ユーロだった。高いか安いかはよく分からない。
炭火の味がすると思えばいいか。。。
「もっと焼けた方がいいのに」とは言われたけれど。
実はこれで「焼きトウモロコシのご飯」を炊くつもりだった。
少々の生焼けでも構わない。
実をそいで、五分搗きのカマルグ米にトウモロコシの芯を入れてまず炊いた。
炊き上がったご飯に塩を軽くしてそいだ実を入れて蒸らす。
「焼き栗の蒸しおこわ」ほど高級ではないが、野趣に富んだご飯が炊けた。


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# by fusk-en25 | 2016-08-24 06:22 | ままごと | Comments(0)
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この頃こそインターネットで色々な事柄が簡単に検索できて。
旅行も宿を予約したり行き先の観光案内もいながらにしてできる時代になった。
一昔前までの私の旅行には、行き当たりばったりで車で行く時は市のインフォメーションに行ったり、
直接ホテルで部屋のあるなしを聞いたりもした。
汚い?格好をした夫がホテルの受付に聞きに行くと部屋がないと言われても、
小さい息子を連れた私なら部屋が簡単に見つかったりして、夫にぼやかれたことも思い出深い。
そんな風ないい加減な旅行(放浪?)ばかりしていたのだが。
それでも一応の目安みたいなことは知りたい。
30年ぐらい前から、ミッシェランのいわゆる「赤本」と呼ばれるガイドブックは
色々買った。フランス版だけでなく、イタリアやドイツ、スペイン、北欧、
ヨーロッパの主要都市。
便利だからと薄いパリ版は毎年買い換えてあの店が上がったとか無くなったとか
実際に旅に出て使うよりもガイドブックを読むだけの方を楽しんだものだった。
溜まっていたガイドブックは数年前に本棚に入りきれずに古いものはほとんど処分したが。
どうにも捨てられなくてこれだけは残った。
もちろんこれ以外に日本語のガイドブック(特にパリの店が書かれている物)も色々持っていた。

ただ私はへそ曲がりなので。どうしてもガイドブックに書いてあることを鵜呑みにはできない。
自分の「手や目、舌」の方をより信じているから。
読んで参考にしても「本当なのか?」とつい疑ってしまい。
菓子もチーズもパンも買って食べてみなければ気がすまない気持ちを持っていて。
この頃こそ観光化したと言われるムフタール街の市場でも
例えばチーズ屋だけでも5軒ぐらいはあるのだが、
全商品はまさか買えないからカマンベールや山羊のチーズを各々の店で買って食べ比べたこともある。
ブリーならこの店が、ブルーチーズならこの店の方がいいなどと発見できてちょっと面白かった。
そうは言ってもたかが「嗜好品」
私にとっては美味しくても一般的にどうかというと好みの違いもあるだろうし。
店の商品も流動的だろうから
今日これがいいと思えても明日美味しいかどうかはわからないといつも思っていて。
時々レストランや食料品店のどこがいい?と人から聞かれると、答えられなくて困ってしまう。


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# by fusk-en25 | 2016-08-23 07:09 | 思う | Comments(0)
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またまた同じようなものを作っているとは思いながら。
友達の3歳の孫が日本から遊びに来ていて。
その子にあげればいいと言い訳してぬいぐるみの小さなお猿を作った。

形は二番煎じで。
以前はエプロンのポケットに入るお猿だったが。
今回は小さなポシェットを作って入れた。
ついでに遊び気分で、着せ替えもできるように
パンツとサロペットを縫って。小さな上着もこしらえた。
上着とパンツはリバティの端切れで縫って。
パンツもゴムを入れて脱がせることができる。
「脱がせたら、スッポンポンになりますよ」と3歳のCちゃんは言うのだが。。。

縫いぐるみの材料は端っこが傷んで使えにくくなったカシミヤのマフラーをちょん切って。
顔も昔のセータを熱い湯で洗ってフェルト化して使った。
これでも一応リサイクルにはなったかと、一番遊んだのは私だなと思いながら
またまた言い訳もしている。


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# by fusk-en25 | 2016-08-22 07:22 | 手仕事 | Comments(8)
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パン捏ね機を買ったのは、
15年ぐらい前。友人から借りていた餅つき機が潰れて、
急場凌ぎのつもりで、しょっちゅう使う物でもないから。一番安かった機械を買った。
もともと餅つき機の餅を搗く時も機械では蒸しが足らなくて、肌合いがキレイでなかったから、
あらかじめ蒸篭でもち米を蒸して搗いていた。
だったらパン捏ね機でも餅が作れるだろうと思ったのだが。
機械には色々なプログラムがあって、ただ捏ねるだけのバージョンがないのがちょっと不便だったが。
それも適当に?ごまかして「餅らしき物」は作れた。

一年にたった一回使うのも馬鹿らしいなあと何度かパンも焼いてみて、
最後まで機械で焼く食パンはあまり美味しくない。
色々試した結果、1次発酵までは機械でやり、後の成形と2次発酵はオーブンで膨らませ。
焼くのもオーブンにしたら結構美味しいパンが出来始め。
粉を変えたり、ひまわりの種やレーズン、胡桃、ローズマリー等の香辛料も入れて楽しみだした。

フランスパンの国で何もわざわざパンを焼かなくてもいいようだが。
フランスの食パンやバンズに向くようなパンは実はまずい。
20年ほど前から、
名前の通ったパン屋でない街の普通のパン屋はパンの味が落ちてきている。
それまでも手で捏ねて食パンやフォッカチャは焼いていた。
機械を使うと、イーストが半分の量で膨らむからパンに変なイースト臭さがなくなる。
結局近頃は週に2回ぐらいはパン捏ね機を使ってパンを焼くようになって。
材料にたっぷりとオリーブのバージンオイルを入れるから。
香りはいいし、慣れるにつれて友人たちの評判も良くなった。

今日は念願?の「じゃが芋パン」を再挑戦したのだが。
いつもより液体を少なめにして固めの生地をまず作り。
捏ね終わりの5分前にマッシュポテトを200gの半分方入れて様子をみたら
たったこれだけでももう生地が緩くなって、次の半分は仕方なく
取り出して混ぜたら、手にくっついてうまくまとまらない。
また今回も手に粉をつけてなんとか形にして焼いた。
マッシュポテトのツブツブというより大きな塊もゴロゴロしたパンになって、
形も不細工なパンにはなったが、まあ味は良かった。
うーん。次は捏ねないパンのバージョンにしようか。。
悔しがりながら、いつもの粉で作るレーズンパンをついでに焼いた。
こっちの方は形もしっかりキレイにできた。

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# by fusk-en25 | 2016-08-21 05:51 | ままごと | Comments(4)

コンポスト

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ベランダで生ゴミを再生するコンポストを使っている。
野菜くずや卵の殻などを入れて、間に活性剤を加えると 3週間ぐらいで水溶液の肥料が取れて、
残りの生ゴミは2ヶ月したら土に返せばいいというのだが。

5年ぐらい前の誕生日に息子がこの容器をくれて
全部の生ゴミをこれで解消するほどの大きさでもなく。
もらった物だから遊び程度に使ってみようかと。
春から夏にかけての時期に1度か2度は生ゴミを貯めてみる。
魚や肉類、柑橘の皮は入れないほうがいいらしく。
もっぱら野菜や果物、コーヒのかす、茶殻、卵の殻ぐらいしか入れないが、
2ヶ月もすればいっぱいになる。

今回も水溶液が出だしたのは2ヶ月を過ぎてからだった。
きつい臭いがあるのがちょっと難点だが溶液を10倍ぐらいに薄めれば。
植木鉢にまいても1日経つとほとんどその臭いも消える。
本当にこれで植物が成長するかどうかはよく分からないし。
間に入れる活性剤の値段から考えれば出来合いの有機肥料を買うのとほぼ変わらないのだが、
「私にもできることを何かしている」気分になれる。。だけの
言わば自己満足に過ぎないが、それもまあいいかとは思う。

昨日、今年初めて取れた?肥料を植木にやった。
さて芽が出たばかりのラディッシュにどれぐらいの効果があるだろうか?

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# by fusk-en25 | 2016-08-20 06:44 | 思う | Comments(4)

偲ぶ

母方の祖母は息子が生まれる10日前に亡くなった。
今年で44年。息子と同じ年だから数えやすい。

生まれてからずーっと祖母と一緒に暮らしていたと言うより。
祖母に育てられた。
私が生まれて3年目に父が死に、5年目に祖父が亡くなった。
祖母はもうシャカリキに張り切って私を育てたのだろう。
全部自分に責任があるつもりで、学校の授業参観も懇談会も祖母が来た。
若い母親たちの中に混じって並んでいるのを見ると、なんとなく場違いな人がいるようで
小さい頃の私は肩身の狭い思いもして ちょっと恥ずかしかった。

祖母はものを習うのが好きな性格で、
明治時代のことだから、電車もまだ通ってなくて
おそらく1時間以上はかかる道を村から歩いて女学校に通い。
それ以外に週に13の稽古事をしていたという。
「教えてあげると言われるものはなんでも習いに行った」らしい。
関西の風習には物事を6歳の6月6日から習い始めると上達すると言われている。
祖母も数えの6歳で裁縫を習い始めて。
帰りにいつも先生がお芋を焼いてくれはるのが嬉しかったと、
食べ物につられて習いに行っていたのか?みたいだが。
実は祖母の母が薩摩芋を預けて焼いてもらえるようにしてあったことを後年知ったと
「教育はそんな風にする見本やったなぁ」と笑いながら話してもいた。
ついでに、何を習わされてもイヤイヤ行ってちっとも上達しない私には不満だったのだろう。
「あんたは欲がない。いつか損したと思うようになる」とぼやいていた。
今になって運針ぐらいはもう少し真面目にやったらよかったかとは思うけれど。
へそ曲がりで、他者と何かを一緒にすることが苦手な私は
稽古事があまり好きではなかった。
習わなかったものの方が得意なぐらいだから。。。
そう言われたって
やりたくないものができる筈なんかないのにといまだに思えるのだが。。
そんな風に言うと「また あんたは屁理屈を言う」と祖母はきっと嘆くだろう。

今日は祖母の祥月命日。
44年。。ずいぶん遠くに行ってしまったなぁと思う。


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# by fusk-en25 | 2016-08-19 07:23 | 追憶 | Comments(2)
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私はじゃが芋が好きだ。

ドイツに旅行した時にマルシェでじゃが芋を買ったこともある。
家族たちには「なんでわざわざそんなものをここで買うのか?」と怪訝な顔をされたけれど。
ドイツと言えばじゃが芋の産地と思い込んでいて。
「男はビール。女はじゃが芋で太る」と言われるほどの国柄。
きっとじゃが芋も美味しいだろうと思ったのだが、びっくりするほどの美味しさは感じられず、
たまたまその時に買ったじゃが芋が美味しくなかっただけかもしれないが
意気込んで買っただけに。
慣れた?フランス産の方が美味しいと思えたのはちょっと残念だった。

その好きなじゃが芋の入ったパンのことを知った。
じゃが芋の香りがするパン?どんなだろう?
焼いてみることにした。
いつもパンはマルチセレアルという、雑穀の入った全粒粉で焼く。
今回もそれを使って、粉350gにミルクを200cc、卵40g。オリーブオイル50ccの
いつものパンの配合に、あらかじめ圧力鍋で蒸したじゃが芋をマッシュポテトにして150g入れてこねた。
こねるのは機械でやった。
こね具合をみたら。ベチャベチャの種になって触れそうにもないから。
そのまま1次発酵をさせて、取り出してもまだベチャついている。
手に粉をつけてなんとかまとめて。2次発酵はオーブンにして。15分焼いた。
種が柔らかいから丸く膨らまずフォッカチャのような形にはなったが、なんとか焼きあがった。
ちょっと冷まして食べてみたら、味はいい。
ただ残念なことに全くじゃが芋の香りがしない。
フライパンに軽くオリーブオイルを敷いて焼いたら、かなり美味しいのだが。
これを「じゃが芋パン」と名づけられるような味でないのが悔しい。

粉に対してじゃが芋が少なかったのか。手抜きして機械でこねたのが原因か?
ミルクを水に変えたらいかがかと助言してくださる方もあるので。
再度挑戦しようとは思っている。


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# by fusk-en25 | 2016-08-18 09:21 | ままごと | Comments(2)